民主主義って知ってる?
選挙すること?
国会で討議すること?
で、閣議決定で何でも決めちゃうんだけど、これって民主主義?
一部の人だけ声出して、その意のままに政治が邁進して行く、ヤバくね?
長いものにゃ巻かれろ、空気を読め、忖度しろ。日本人の得意技だよな。
足るを知る、他人様に迷惑かけるな、自助が大切、デモ・スト迷惑、なんてのもあるな。
議論はいらない、根回し大事、シャンシャンシャン!
講演会とか政治集会なんかも御多分にもれず、ってやつ。
質疑の時間、手を上げるのって勇気いるよな、なんだ目立ちたがり屋め、って睨まれちゃたまらんものな、出る杭は打たれる、おぉ怖っ!仕方ないんでサクラ仕込んだり、中には、おべんちゃらので取り入るために質問使う奴だっていたりする。低調な質疑、討論、これもニッポン、これぞ日本民主主義。
激論、紛糾、ダメ!絶対。議員が国会でプラカード掲げたら、登院停止10日間!
これで民主主義が機能してるって思う人、も一度考え直してみようぜ。
昨日のれいわ新選組の農業政策勉強会、講師の鈴木宣弘先生の話し終わって、質問のある方?おおっ、手どんどん上がるじゃんか!こりゃ見慣れぬ光景だぜ、山形じゃ。あらかたの集会じゃサクラみたいなのが1つ2つお追従のような質問、意見出して終わりだもの、一般に。
山形じゃ見なられないが、最近よく見る光景じゃあるんだよ。
どこで?れいわ新選組ののど自慢大会やおしゃべ会で。
見てくれよ、この挙手の多さ。前に立つのは、言わずと知れた山本太郎。
これ、例外じゃないから。どこだって、いつだって、こんな調子。まず間違いなく数十人の手が上がるんだ、れいわ新選組の集会じゃ。
政治的に鋭い発言もあれば、急所を突く難問もある。時には山本太郎の知らない内容も。かと思えば、山本太郎の好物聞いたり、政治家になる方法を問う十代もいたりする。
言いたいこと、聞きたいことは分け隔てなく発言させるし、丁寧に答える、これがれいわ新選組の対話集会、討論集会なのさ。
で、農業政策勉強会に戻ると、この集会残念ながら、参加人数は少なかった。
せいぜい60人ほど、390人キャパの会場だから、寒い、寒い!でも、それ仕方ないんだ。この勉強会の宣伝告知ってれいわ新選組のSNSでしか行われていないんだし、山形のれいわ支持者は今のところ寂しい現実なんだから。
だから、なんと参加者のほとんどんがれいわの支持者。あっ、国民民主党会派の国会議員もいたっけ。よしよし、勉強熱心で、って上から目線か?いいんだよ、議員は国民の僕なんだから。
ってことは、日ごろのれいわ集会を見知ってる人ばかりだったってことだ。
なっ、質疑に手がたくさん上がるのも納得だろ。
れいわの身近にいる人たちは、質問、意見は出して当然って雰囲気が沁みとおっているってことなのさ。気になること、疑問に思うこと、異論ある場合、躊躇、遠慮なく声を上げるって習慣が根付きつつあるってことなんだ。
すっごく重要だぜ、これって。
れいわってワイワイ賑やかに減税、消費税廃止ばかり叫んでるポピュリズムだって蔑んでる人たち、本当のポピュリズムてのは、こうやって人々が自分をどんどん押し出して行くあり方なんだぜ。
って、ことで、れいわ新選組の運動は民主主義奪還の戦いでもあるんだぜ。