斎藤元彦にまつわる噂、今も迷うことなく信じてる人たちかなりいるみたいで、これ凄く心配なんだけど。
立花孝志がばら撒いたウソ、デマ、誇張の数々を後生大事に抱え込んでる人たち、少なくないみたいで、うーん、これはヤバイぞ、って思うんだが、
ここ数日、次々立花界隈のウソが暴かれてるものな。
元局長の公用PCに入ってた私的なデータ、あれって、副市長にPC強奪された後で、同じく持ち去られた私物のUSBからファイルが移動されたものらしいし、その内容も、立花が選挙中振りまき続けた10人相手の10年不倫、とか、不同意性交とかの犯罪行為とかもすべてデマ、口から出まかせだったって、おい、自分でゲロっちゃったよ、どうする?信じてた人たち。
まず、暴露される立花の正体、目を背けずにしっかり正視しようぜ、
と、同時に、
うわぁ、騙されてたんだぁって、心ならずも気づいちまった人たち、その後の落とし前、どうしたらいいんだ?って考えてみた。
(1)斎藤に投票したこと、知らんぷりする?
えっ、斎藤に投票?そんな冗談でしょ、って白を切り通す。そりゃ投票先は個人情報だから、バレはいないしな。
心にウソを秘匿するって、精神衛生的には、ちとヤバイけど。まっ、次からは騙されないよう気をつけようって、反省で包めば、OKかもな。
(2)後から判明の事実なんてすべてウソ、あるいは斎藤をつぶすための陰謀だって思い込むことにする?
これはそうとうヤバイぞ。もはや陰謀脳に染め上がってる。きっと、政治向きの出来事にゃすべて裏ストーリーがあるって裏目読みの習慣を知的態度とセットアップしちまってる人なのかも。
(3)斎藤の清廉潔白だけは信じるって方法もあるんじゃない?
一部反省、大筋追認、これも真実に向き合わないための一方法じゃある。例えば先の大戦、軍の独走はまずかったが、アジアの植民地解放闘争だったから、日本に罪はない、って、歴史修正主義者のよく見るあれな。
(4)斎藤のウソはわかってたけど、稲村よりましだって判断したってことにする?
これなんか、自己弁護の方法としちゃ上等な部類だ。自分の判断力の正しさは担保できるわけだしな。でも、きっと、両者の主張を正確に比較したりはしてないんだけどな。
(5)騙した立花のせいにする?正しく報じなかった大手メディアが悪い、って責める?
他人に責任を転嫁する、これが一番ありそうな解決法だな。ほら、先の大戦の反省、国民の多くが、軍部の暴走のせいにしたろ、あれさ。犯人を見つけて指弾しておけば、己には降りかかって来ないって、わけさ。
(6)斎藤フィーバーに乗せられたからってことで免罪してもら?
これも他人のせいにする(5)の部類だな。仕方なかったんだよ、まわりみんな日の丸振ってる熱狂してたら、戦争反対なんて言えないじやないか、って。
(7)裏で情報戦仕掛けた斎藤陣営を恨む?
他者に責任押っ付ける対処法の一つだけど、過ちの原因に半歩踏み込んでるってことじゃ、やや理知的対応って言えるかもしれない。自分を免責してる分には同類だけど。
(8)自分の情報弱者度を反省する?
多分、少ないだろうな、一番誠実で真っ当な態度だけど。信念が覆された時、その事実に面と向かうって本当に難しいことだからなぁ。
ってことで、人は騙される。
騙された人は、己の至らなさから目を背ける。真実はほぼいつだって、正視しがたいものだから。まして、自分が傷つく類ならなおのこと。
とすれば、時の流れが傷を癒してくれるのを待つしかない。
いつか不甲斐なかった自分を受け入れられるようになる、と進んで欲しいけど。
なんだって、こんな騙され人の後始末について考えてみたりするのかって言ったら、
こんな騙しのテクニック、世の中に広く出回っちまったからさ。SNSは最適の手段だし、既存のメディアは力も信念も見失ってるし。学者、有識者なんてほとんど相手にされないし。発言力ほを与えられるのは、権威に忖度する者たちばかりだし。
社会の老化、民主主義の後退、知性の敗北!?
そんな社会のねじれ、軋みをずるがしこく悪用する巧者?たちが次々登場している。
トランプしかり、石丸しかり、国民民主玉木しかり!
どうしよう?どうしたらいいんだよ?
これって、世の中全体で、真剣に向き合わにゃならん、課題だろ。
本当のことが隠され、偽情報がばら撒かれ、無駄な空元気が煽られて、あの戦争の悲惨があったんだろ。
ヤバイヤバイヤバイ!戦争だってあっという間だぜ。