自民党総裁選始まったなぁ、どうでもいいけど。
お祭り騒ぎは止めてくんないか、メディアのみなさん。政権党とは言っても所詮一政党の親分選びなんだからさぁ。
そんなに選挙に興味あるなら、衆議院選とか都知事選で頑張ってくれよ。
小林鷹之、真っ先に名乗りを上げたけど、推薦議員たちばかりでなく、記者連中まで、一部とは思うけど、拍手した?って、明らかにメディアとしての姿勢を逸脱してるよな。
なんかなぁ、こりゃネタになる、盛り上げて行こうぜ、みたいな雰囲気感じられんのよ。
だって、イケメンだし、東大出身だし、ハーバードだし、わっ、高身長もか。
ほらほら、石丸伸二の時と同じはしゃぎ方、今から始まってる気がするぜ。
対抗馬は小泉進次郎、なっ、これもイケメンだろ、学歴は見劣りするけど。その分、親の七光りで他を圧倒してる。
どうもなぁ、政界で騒がれるにゃイケメンでないとダメ、って暗黙の了解が広がっちまってるんじゃないの。
森永卓郎も言ってたが、「ムカつくぜ!」おっと本音。
政治家のルッキズム!まいったねぇ。
この裏側を見てみると、中身はどうでもいい、ってことでもある。石丸は政権公約なしでただ「既成の政治屋?をぶっ飛ばせ」だけだったし、小泉の場合、ぶっ壊せは親父が使っちまってるから、「政治はクールでセクシーに」ってほとんど意味不明だ。
で、一気にトップチャート上昇中の小林鷹之は、一応、あれこれ掲げちゃいるが、詳しく見れば岸田の継承、裏金議員の無罪放免、壷つながりは知らんぷり、ほとんど古き悪しき自民党の踏襲なのに、ぶち上げる言葉だけは、
「新たな自民党に生まれ変わることを約束する」とやたら元気で、これまたいつもの自民党。選択的夫婦別姓も同性婚もダメ、軍拡賛成、敵基地攻撃当たり前って、まさにリトル安倍、ヤング安倍そのものだぜ。
要するに中身は問わない、見かけが大事、安物のアイドルドラマと同じ構造ってことだ。
如何にも改革派を装っちゃいるが、どれもこれも、政権すり寄りあわよくばって姿勢がくっきり、それもメディアを安心させる要因になってんだから、困ったもんだ。
だったら、野党も若手イケメン、美女で行けって言いたいところだが、これがまた、枝野に野田に泉健太、カビ付き皺アリ手垢付き、昔の名前で出ていますじゃ興味関心さっぱり引かない。勝負あったというところだ。
にしても、政治が人気ホスト選びでいいのか?って疑問、早く社会に広がって欲しいもんだが、メディアの騒ぎっぷり見てると、もはや、
世は末、行く手は地獄?ってことなんだろうな。