アヴェ・マリア!
愛する兄弟姉妹の皆様、
このような内容はできることなら避けたいと思います。大変に残念で悲しくつらいことです。しかし、愛する兄弟姉妹の皆様に事実を申し上げなければなりません。
アジア管区長のクチュール神父様がシャザル神父様とジョセフ・ファイファー神父様たちについての公式の発表をしました。
私たち聖ピオ十世会は、何も変わらずに、そのままの道を行くつもりです。天主の御憐れみと御助けによって、第二バチカン公会議の誤謬を指摘し反対し続けるつもりです。そうすることによって、カトリック教会に最大の奉仕をするつもりです。そのことができるために、私たちはひとつとなって団結していくつもりです。私たちは、カトリック教会の聖伝を、天主の御助けによって守り抜くつもりです。私たち聖ピオ十世会は、聖母の御取次ぎで、天主の御憐れみによって、ルフェーブル大司教様の後に従い、永遠のローマを支持し続けるつもりです。
どうぞ、シャザル神父様とジョセフ・ファイファー神父様たちの改心ためにお祈りください。シャザル神父様が、聖ピオ十世会に戻ることを許されるために、新しく与えられた任地で活躍しますように。そのために、アジア管区でのシャザル神父様たちの活動をサポートは避けてくださるようによろしくお願い申し上げます。お祈りをよろしくお願いいたします。多くの祈りをよろしくお願いいたします。ロザリオの祈りをお願いいたします。
天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)
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フランソワ・シャザル及びジョセフ・ファイファー両神父に関する公式声明文
二〇一二年九月九日
親愛なる信者の皆さん
非常な悲しみをもってこの声明を発表します。
フランソワ・シャザル及びジョセフ・ファイファー両神父は、九月九日日曜日以降、アジア管区のすべての巡回教会でミサを執行することがもはや許されておりません。シャザル神父は、二度に渡る教会法上の通常警告を受け取った後、フェレー司教の正式命令に背いてアジアへ戻り、これをもって、彼は現在聖ピオ十世会を正式に退会したとの意思表示をしています。
ジョセフ・ファイファー神父はすでに二回の教会法上の警告を受け取り、無視しました。彼は追放寸前です。ですが、このことが起きないよう、私たちはまだ奇跡を祈り求めることができます。
事由
1. 「取引」 聖ピオ十世会は近代主義ローマに降伏しようとしていると、彼らは強く主張し続けています。つまりこの預言は最初に六月に成就するはずであったと。そうではありませんでした。すると、それは七月に起こるはずであったと言いますが、そうではありませんでした。今度は、十月、あるいは十一月に起こるだろうと言います。そうはなりません。五年のうちに、あと五年もしたら起きるだろうと、彼らが言うのを耳にしますが(二〇一二年八月十二日付、アメリカ、シンシナティでのシャザル神父の説教より)、それは起きないでしょう。彼らは世の終わりは近づいていると繰り返し告げる偽預言者(リトル・ペブル等)に似ています──それはどう考えても起きていないのですから! 彼らは、この出来事は必ず起こると恐怖で信者たちを導きます。そして彼らを説得しようとするあらゆる努力を無視し、いくつもの事実が彼らの間違いを証明しています。つまりこういうことです。
・フェレー司教様が絶えず述べておられ、最近も口にされた言葉によれば、聖ピオ十世会は公会議と新ミサの誤謬の断罪をやめるつもりはない。
・特に最近二、三ヵ月の内に、公会議権威者たちが変わらぬ主張としてはっきりと口にしたことは、聖ピオ十世会が第二ヴァチカン公会議と新ミサを拒否するならば承認されない、ということである。
ですから、フェレー司教様が六月二十九日の説教で述べた「私たちは振り出しに戻った」という言葉は、ルフェーブル大司教様の宣言とともに一九七四年からずっとしている主張を指しているのです。
私たちは、心の底から全霊を上げてカトリックのローマに、すなわちカトリック信仰の保護者でありこの信仰を維持するために必要な聖伝の保護者である永遠のローマ、知恵と真理の師であるローマによりすがる。
私たちは、しかしながら、第2バチカン公会議とそれに由来して公会議後の全ての改革において明らかに現れた公会議新近代主義と新プロテスタント主義の傾向を持つローマに従うのを拒否し、常に拒否した。…
2. この司祭たちは現在(ご聖体のみ前でなされた)天主と聖ピオ十世会への従順のあらゆる誓約に違反して、自発的にアメリカで反乱グループを作り始めました。従って、この決定的な公布は教義的な問題というより従順のひとつの結果に過ぎません。
3. シャザル神父はフランスの新しい任務を捨て、ファイファー神父はフィリピンのダバオに戻ることを拒否しました(彼は七月に戻る予定でした)。そしてファイファー神父は自分とシャザル神父の現住所は、八月十日以降、アメリカ、ケンタッキー州ボストンであると告知しました。このようにして、彼らは天主なる主人の葡萄畑で委ねられた任務を放棄し、彼ら独自の使徒職のほうを選びました。
私はこの非常に重大な事由の数々に聖母への彼らの態度をも付け加えます。それは控えめに言っても酷いものです。つまり、彼らは聖母だけがローマに聖伝への回心をもたらすのだと主張していながら(私たちもそう信じます)、他方では、最近行われた三度のロザリオ十字軍は不完全であったがために聖母への侮辱であった、と述べています!『ロザリオ十字軍は私たちと信者たちの騙されやすさを計る良い道具である……二〇〇七年と二〇〇九年のロザリオ十字軍は聖母を嘲るものである』(シャザル神父、War Onより)。彼らは奇跡を勝ち取る手段を拒否しながら、同時に期待しているのです。そしてみ摂理が霊魂の回心において働くやり方を無視しているのです。
それにも関わらず、私たちは祈りのうちに彼らを保護しましょう。いつの日か、彼らが自分たちと自分たちに従う人々のために選んだ道は袋小路であったとわかるようになるためにです。
王たるキリストと無原罪のおん母への奉仕のうちに。
ダニエル・クチュール神父
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Public Announcement about Fathers François Chazal and Joseph Pfeiffer
September 9, 2012
Dear Faithful,
It is with great sorrow that I make this announcement.
Fathers François Chazal and Joseph Pfeiffer, as of today, Sunday September 9th are no
longer allowed to celebrate masses in any of our mass centers in the District of Asia. Father
Chazal, after receiving the two normal canonical monitions and by coming back to Asia
against a formal order of Bishop Fellay, signifies by this that he has now officially left the
Society of St Pius X.
Father Joseph Pfeiffer has already received and ignored two canonical warnings and is about
to be expelled. We can still however pray for a miracle to happen in order to prevent this.
The reasons
1. “The deal” They continue to claim with certainty that the Society of St Pius X is about
to surrender to the modernist Rome: this prophecy was to be fulfilled first in June. It wasn’t.
Then it was to take place in July. It didn’t. Now it is supposed to happen in October, or
November. It won’t. But we hear from them that it will happen in 5 years, then in another
five years (cf. sermon of Fr. Chazal in Cincinnati, USA, on August 12, 2012). It will not.
They are like the false prophets (“Little Pebble”, etc.) announcing repeatedly – because,
obviously, it hasn’t happened! - the imminent end of the world. They lead the faithful with
the fear that this drama will surely happen. And they ignore all attempts to convince them
that the facts prove them wrong:
the constant and recent statements on the part of Bishop Fellay that the Society of St
Pius X will not cease to condemn the errors of the Council and of the New Mass;
the absolute insistence of the conciliar authorities which have openly, in the last 2-3
months especially, stated clearly that the SSPX would never be recognized if it rejects
Vatican II and the New Mass.
So, as Bishop Fellay stated in his June 29th sermon, “we are back to square one”, which
means at the position we have had ever since 1974, with the Declaration of Archbishop
Lefebvre:
“We hold firmly with all our heart and with all our mind to Catholic Rome, Guardian of
the Catholic Faith and of the traditions necessary to the maintenance of this faith, to the
eternal Rome, mistress of wisdom and truth.
We refuse on the other hand, and have always refused, to follow the Rome of Neo-
Modernist and Neo-Protestant tendencies, which became clearly manifest during the Second
Vatican Council, and after the Council, in all the reforms which issued from it…”
2. These priests have now, on their own initiative, started a resistance group in the USA
contrary to all their promises of obedience to God and to the Society of St Pius X (made in
front of the Blessed Sacrament). The real issue is therefore not a doctrinal one but one of
simple obedience.
3. Father Chazal has left his new assignment in France, and Father Joseph has refused to
return to Davao, Philippines (he was due to come back on July 7), and has announced that
his and Fr. Chazal’s real address was, as of August 12, in Boston, Kentucky, USA. Thus
they have abandoned their assigned post in the Divine Master’s vineyard, and have chosen
an apostolate of their own.
I might also add to these very grave reasons an attitude towards Our Blessed Lady which is,
to say the least, shocking: on one hand they claim that only Our Lady will bring about the
conversion of Rome to Tradition (which we also believe), but on the other hand they also
state that the last three rosary crusades were insults to Our Lady since what happened was
not perfect : “The Rosary Crusades are good instruments to measure our gullibleness and
the gullibility of our faithful … The 2007 and 2009 rosary crusades are a mockery of Our
Lady” (Fr. Chazal, War On)! They are expecting a miracle while at the same time refusing
the means to obtain it and ignoring the way Providence works in the conversion of souls.
Let us nevertheless keep them in our prayers so that one day they may see the dead end road
they have chosen for themselves and those who will follow them.
In the service of Christ the King and His Immaculate Mother,
Fr. Daniel Couture