アヴェ・マリア!
十一名のルター派牧師たちが聖ピオ十世会の霊操の黙想会に参加
愛する兄弟姉妹の皆様、
コメント欄で紹介された、ラトヴィアでの黙想会についてクロイツ・ネットが報道した内容をお伝えします。
「彼らは、"背骨のないエキュメニカルなおしゃべり" ではない」
聖ピオ十世会は、改革に関してバチカンと衝突しているが、ラトヴィアの首都リガで2008年4月に聖イグナチオの霊操の黙想会を開いた。黙想会参加者の中には、ルター派プロテスタントのリガの大司教もいた。(kreuz.net)
聖ピオ十世会のシュテーリン神父
4月20日から25日まで、聖ピオ十世会東欧管区の管区長であるカール・シュテーリン神父は、ラトヴィアで黙想会を指導した。聖ピオ十世会ドイツ管区のウェッブ・サイトはこのことを2008年5月17日に報道した。
7名の平信徒が参加したが、11名のプロテスタントの聖職者達も、さらにルターはプロテスタント共同体の長上であるルター派のリガ教区の大司教も参加した。
イグナチオの霊操の黙想会の間、説教で聖ピオ十世会のシュテーリン神父はミサ聖祭について、天主の御母聖マリアについて、天主の聖寵について、7つの秘蹟について、それだけが人々を聖化する唯一の教会について説教した。
黙想会の間、信仰と宗教生活についていろいろな主題が話された。
ルター派の牧師たちは、公式のカトリック教会とのエキュメニカルな集会はしばしば差し障りのない言葉、その内容と実体のないきれいなおしゃべりでしかすぎないので、自分たちは聖伝の司祭にお願いしたと明らかにした。
多くの参加者が、最近のカトリックはむしろプロテスタントの真似を従っているという印象を受けていた、と言った。
その中で、牧師たちの一人はこう言った。「私たちは真理を探している。私たち自身のプロテスタント信仰内部における多くの曖昧さと矛盾点を明らかにするために。」
彼らは、ローマ・カトリック教会の正真正銘の教えを学ぶことを望んでいた。しかしこの教えは今日、聖伝主義者の聖職者によってのみ明らかに教えられるだけである。
「彼らは、"背骨のないエキュメニカルなおしゃべり" ではない、彼らはカトリック信仰の本当の遺産を明確に説教する」とルター派の牧師の一人が言った。
ウェッブ・サイトによると霊操参加者の感謝は大きかった。「牧師たちはロヨラの聖イグナチオの(霊操の黙想会の)方法が特に気に入ったと言った。このやり方は彼らに聖書へ近づく道を開いた。」
ルター派のプロテスタント牧師たちと大司教は、シュテーリン神父が説いたマリア神学にも感動した。「偉大な強力さと敬虔さをもって、彼らはカトリックのミサの典礼(トリエント典礼様式)をも目撃した。
真理の充満を求める強い望みは、彼ら全てに見られた、とシュテーリン神父は明らかにした。
イグナチオの霊操の後、シュテーリン神父はすでに参加者の内一人がローマ・カトリック教会に感心したという報告を受けた。
全ラトヴィアのルター派共同体の指導者であるルター派のリガの大司教は、シュテーリン神父にすぐに戻ってきて、ラトヴィアのカトリックとプロテスタント平信徒及びルター派の牧師たちの大きなグループのためにイグナチオの霊操を指導してくれるようにと要請した。
バルト海のラトヴィアのリガにおける黙想会は、この前にも歴史がある。既に2006年11月、シュテーリン神父はラトヴィアの北部に隣接するエストニアのルター派のプロテスタントの牧師たちのために霊操の黙想会を指導したことがある。
2006年11月に参加していた牧師の一人は、ラトヴィアから参加していた。彼は特にマリア神学に感動し、黙想会の終わりにこう明らかにした。「私は母を見つけた」と。
この後に、この牧師とのコンタクトと交流は失われたが、数ヶ月前シュテーリン神父は彼からの招待を受け、ラトヴィアに来てルター派の牧師たちのグループに黙想会を指導してくれるように頼まれた。
ルター派福音派プロテスタントのリガ(ラトヴィア)の司教座聖堂
巡礼の際に聖ピオ十世会がスエーデンのルター派教会内部でローマ典礼様式による聖伝のミサを捧げている。
スカンジナビア、デンマーク、バルト海諸国のルター派教会は、大部分が中世の大祭壇や聖像などを保存している。
[ご親切なご指摘に基づき、ラトヴィアという国名を訂正させて頂きました。ご指摘をありがとうございます。感謝します。トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.]
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聖ピオ十世会は、改革に関してバチカンと衝突しているが、ラトヴィアの首都リガで2008年4月に聖イグナチオの霊操の黙想会を開いた。黙想会参加者の中には、ルター派プロテスタントのリガの大司教もいた。(kreuz.net)
聖ピオ十世会のシュテーリン神父
4月20日から25日まで、聖ピオ十世会東欧管区の管区長であるカール・シュテーリン神父は、ラトヴィアで黙想会を指導した。聖ピオ十世会ドイツ管区のウェッブ・サイトはこのことを2008年5月17日に報道した。
7名の平信徒が参加したが、11名のプロテスタントの聖職者達も、さらにルターはプロテスタント共同体の長上であるルター派のリガ教区の大司教も参加した。
イグナチオの霊操の黙想会の間、説教で聖ピオ十世会のシュテーリン神父はミサ聖祭について、天主の御母聖マリアについて、天主の聖寵について、7つの秘蹟について、それだけが人々を聖化する唯一の教会について説教した。
黙想会の間、信仰と宗教生活についていろいろな主題が話された。
ルター派の牧師たちは、公式のカトリック教会とのエキュメニカルな集会はしばしば差し障りのない言葉、その内容と実体のないきれいなおしゃべりでしかすぎないので、自分たちは聖伝の司祭にお願いしたと明らかにした。
多くの参加者が、最近のカトリックはむしろプロテスタントの真似を従っているという印象を受けていた、と言った。
その中で、牧師たちの一人はこう言った。「私たちは真理を探している。私たち自身のプロテスタント信仰内部における多くの曖昧さと矛盾点を明らかにするために。」
彼らは、ローマ・カトリック教会の正真正銘の教えを学ぶことを望んでいた。しかしこの教えは今日、聖伝主義者の聖職者によってのみ明らかに教えられるだけである。
「彼らは、"背骨のないエキュメニカルなおしゃべり" ではない、彼らはカトリック信仰の本当の遺産を明確に説教する」とルター派の牧師の一人が言った。
ウェッブ・サイトによると霊操参加者の感謝は大きかった。「牧師たちはロヨラの聖イグナチオの(霊操の黙想会の)方法が特に気に入ったと言った。このやり方は彼らに聖書へ近づく道を開いた。」
ルター派のプロテスタント牧師たちと大司教は、シュテーリン神父が説いたマリア神学にも感動した。「偉大な強力さと敬虔さをもって、彼らはカトリックのミサの典礼(トリエント典礼様式)をも目撃した。
真理の充満を求める強い望みは、彼ら全てに見られた、とシュテーリン神父は明らかにした。
イグナチオの霊操の後、シュテーリン神父はすでに参加者の内一人がローマ・カトリック教会に感心したという報告を受けた。
全ラトヴィアのルター派共同体の指導者であるルター派のリガの大司教は、シュテーリン神父にすぐに戻ってきて、ラトヴィアのカトリックとプロテスタント平信徒及びルター派の牧師たちの大きなグループのためにイグナチオの霊操を指導してくれるようにと要請した。
バルト海のラトヴィアのリガにおける黙想会は、この前にも歴史がある。既に2006年11月、シュテーリン神父はラトヴィアの北部に隣接するエストニアのルター派のプロテスタントの牧師たちのために霊操の黙想会を指導したことがある。
2006年11月に参加していた牧師の一人は、ラトヴィアから参加していた。彼は特にマリア神学に感動し、黙想会の終わりにこう明らかにした。「私は母を見つけた」と。
この後に、この牧師とのコンタクトと交流は失われたが、数ヶ月前シュテーリン神父は彼からの招待を受け、ラトヴィアに来てルター派の牧師たちのグループに黙想会を指導してくれるように頼まれた。
ルター派福音派プロテスタントのリガ(ラトヴィア)の司教座聖堂
巡礼の際に聖ピオ十世会がスエーデンのルター派教会内部でローマ典礼様式による聖伝のミサを捧げている。
スカンジナビア、デンマーク、バルト海諸国のルター派教会は、大部分が中世の大祭壇や聖像などを保存している。
[ご親切なご指摘に基づき、ラトヴィアという国名を訂正させて頂きました。ご指摘をありがとうございます。感謝します。トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭) sac. cath. ind.]
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