Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

アルゼンチンとオーストラリアとの聖ピオ十世会の神学校で、新司祭たちが誕生

2006年12月30日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア!


アルゼンチンの聖ピオ十世会の神学校で12月23日に新司祭が誕生する


ビデオ・クリップファイルをご覧下さい。
奉献の様子(6,6 Mb)
http://audio.dici.org/ordninatlareja_013.mpg


聖別の様子 (48,4Mb).
http://audio.dici.org/ordninatlareja_016.mpg



オーストラリアの聖ピオ十世会の神学校でも12月27日に新司祭が3名誕生。


マイケル・ジョンソン神父、
クリストファー・カーティス神父、
マイケル・ラヴィン神父、である。


http://www.laportelatine.org/international/communic/presse/oceanie/2006/ordinationsdec2006/ordinationsdec2006.php



新司祭たちのために兄弟姉妹の皆様のお祈りをお願いいたします。



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ユゲット・ペロル(Huguette Perol)著、『鎮められた嵐 ローマとエコンとが対話へ戻る』

2006年12月30日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


ユゲット・ペロル(Huguette Perol)著、『鎮められた嵐 ローマとエコンとが対話へ戻る』



 元在日フランス外交官夫人ユゲット・ペロル(Huguette Perol)は、『鎮められた嵐 ローマとエコンとが対話へ戻る』を今年の5月に発表・出版した。


 ペロル夫人は、元在日フランス外交官であった故ジルベール・ペロル氏と夫婦で1993年エコンの叙階式に与り、新司祭であった私からの初祝福を乞うてこられた。忙しかったにもかかわらず長い間跪いたまま待たされ、そして私から祝福を受けた後に、私に聖母と聖アンナの御像を贈り物として私に下さった。


 ペロル夫人はパリのサン・ニコラ教会で聖伝のミサに与っておられ、数年前、パリのアパルトマンに夕食を招待されて訪問した時、私が戴いたものと全く同じ御像がお部屋に飾ってあったのを見てうれしく思った。ペロル夫人の最新の著作を私は読んだわけではないが、友人の著書としてお知らせしたい。


 ペロル夫人の著作の幾つかは日本語でも紹介されている。

「獅子は斃された―エチオピア革命と愛」 ユゲット ペロル、滝川 好庸 

「パリおしゃべり散歩」 伊藤 緋紗子、マリア・シュナイダー、ユゲット・ペロル

「エレガンスの法則―緋紗子&マダム・ペロルのボン・シックな生活術」 伊藤 緋紗子、ユゲット・ペロル (Huguette Perol)

 


Titre: La Tempete apaisee. Retour au dialogue entre Rome et Econe
Auteur: Huguette Perol
Paru le: 01/05/2006
Editeur: Francois-Xavier de Guibert
Isbn: 2-7554-0069-2 / Ean 13 : 9782755400694
Prix editeur: 18,00
Caracteristiques: 176 pages
Dimensions / poids: 14,0cm x 21,0cm x 1,6cm / 0,225kg


SOMMAIRE
Fidelite ou dissidence?
"L'Eglise du concile"
La resistance de la Tradition
Vraie et fausse reconciliation
"Il n'est pas interdit de se rencontrer entre catholiques"
Relire le concile
"Je vous ai transmis ce que j'ai recu"


http://www.amazon.fr/Temp%C3%AAte-apais%C3%A9e-Retour-dialogue-entre/dp/2755400692/sr=1-3/qid=1167364872/ref=sr_1_3/402-6582621-9095321?ie=UTF8&s=books

 


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中国では地下教会のカトリック司祭たち9名が逮捕される

2006年12月30日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


中国では12月27日に、地下教会のカトリック司祭たち9名が逮捕された。

 逮捕された司祭たちは、
 Fr Wen Daoxiu;
 Fr Li Shujun;
 Fr Li Yongshun;
 Fr.Wang Quanjun;
 Fr Wang Qiongwei;
 Fr Pang Yongxing;
 Fr Pang Haixing;
 Fr Dong Guoyin;
 Fr Liu Honggeng
の9名


中国の地下教会の迫害されている兄弟姉妹たちのために祈ろう。


【ソース】
Nine underground priests arrested in Hebei
http://www.asianews.it/index.php?l=en&art=8113&size=A

http://news.yahoo.com/s/afp/20061229/wl_asia_afp/chinavaticanarrests

 

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【アメリカのテレビ・ニュース】ますます多くのカトリック教会がラテン語のミサ聖祭に立ち戻る

2006年12月29日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


【参考資料:アメリカのテレビ・ニュース】
ますます多くのカトリック教会がラテン語のミサ聖祭に立ち戻る


 アメリカ国内のカトリック教会は、ますます伝統的な祈り方に戻っているのを見ている。聖伝のラテン語のミサは、若い家族にとって、今や英語のミサに代わる人気のミサとなっている。


http://www.myfoxstl.com/myfox/pages/News/Detail?contentId=1867997&version=2&locale=EN-US&layoutCode=VSTY&pageId=3.1.1

 

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フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表(その3)

2006年12月29日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表(みんな、波に乗り遅れるな!)

 

 キリスト教文明の擁護のために、聖伝のミサ支持のマニフェスト(ソッチ・マニフェスト)に加わりたい方は、次にメールをどうぞ。

lettere@ilfoglio.it


用件: Appello di Antonio Socci


本文:
“Esprimiamo il nostro plauso per la decisione di Benedetto XVI di cancellare la proibizione dell’antica messa in latino secondo il messale di san Pio V, grande patrimonio della nostra cultura da salvare e riscoprire”.

 "We express our praise for the decision of Benedict XVI to cancel the prohibition of the ancient Mass in Latin according to the Missal of Saint Pius V, a great legacy of our culture, which must be saved and rediscovered."

「私たちは、聖ピオ五世のミサ典書に従った古いミサ聖祭、守られ再発見されるべき私たちの文化の偉大な遺産の禁止を取りやめるというベネディクト十六世の決定に賛同します。」


署名: 名前, 職業, 住所(都市名と国名)


http://rorate-caeli.blogspot.com/2006/12/traditionalists-of-world-unite.html





聖伝のミサ支持の最初の署名者たち
http://www.ilfoglio.it/pdfdwl/11642800_4.pdf

 Camillo Langone;
 Thomas Scaramastra, Greensboro, USA;
 Paola Manghi, Desenzano;
 Bart Crowell, Lakeland, Tennessee USA;
 Pamela Dieter, USA;
 Brad Nygaard, Madison, Wisconsin USA;
 Javier Echanove, Madrid, Spagna; Daniela Borroni;
 Paul Waddington, Yorkshire England;
 Alessandro Madruzza, Perugia;
 Anna Caffi Forentini;
 Nick Lowry, Ireland;
 Raymond Van De Moortell, Winthrop, Massachusetts USA;
 Carol Long, University of Scranton;
 Catia Ricci;
 Giorgio Crotti, San Donato Milanese;
 Stefano Priarone;
 Luigi Moretti, Roma;
 Pawel P. Wroblewski, University of Wroclaw Poland;
 Fabio Buchicchio;
 Philip Blosser, Lenoir-Rhyne College Hickory, North Carolina;
 Mario Aleppo;
 John L. Stehn, Port Washington, NY, USA;
 Angelika Blum e tutta la famiglia;
 Massimiliano Fiorin, Bologna;
 Milan Krajniak;
 Antonio Protopapa, La Spezia;
 Jose Carlos Neves Lima, Portugal;
 Brian J. Coyne, USA;
 Carmen Damiano;
 Jo-Anne Ruff, New Jersey, USA;
 Thomas Warlick, Vienna, Austria;
 Claudia Carceri; Mauro Barberio;
 Domenico Caponi, Trevi (Fr);
 Paolo Salvestrini Colle di Val d’Elsa (Si);
 Ben Whitworth, Leeds, England;
 Jorge Ferraz, Recife, Brasil;
 Jorge Ferraz de Oliveira Filho;
 Miriam Balbo, Vallecrosia (Im);
 Stefano Testa;
 Assuntina Morresi, Perugia;
 don Giuseppe Veronelli;
 Cristina Cannoni;
 Franco Derencin Teolo (Padova);
 Sormani Zodo;
 Anna Maria Derencin Teolo (Padova);
 Marco Rizzo;
 Vittorio Salvarani;
 Alessio Caramaschi;
 Antonella Bagno;
 Claudio Giuriceo, Adriana Ceolin Giuriceo, Bruna Sdrigotti Ceolin, Sabrina Giuriceo (Udine);
 Pietro Dri Trieste;
 Andre Roncolato Siano;
 Domenico Bartolini;
 Anna Rita Prioretti Civitanova Marche;
 Luca Moschini Ravenna;
 Cesare De Rosis (Cosenza);
 Fabio Garcia Durante, Sao Jose dos Campos, Sao Paulo, Brasil;
 Enzo Castagna;
 Mino Garzia Trento;
 Marcela Garbiarova, Bratislava, Slovakia;
 Matteo Piccin;
 Davide Brazzale;
 Gioacchino Cuomo Sorrento (Na);
 Giulio Menichini, Orvieto;
 Laura Carloni;
 Claudia Costanzo, Milano;
 Claudio Berti;
 Vincenzo Cammarata, Roma;
 Domenico Torchetti;
 Jane S. Elliot, Scranton, Pennsylvania,USA;
 Timothy D. Whitney, Portland, Maine, USA;
 Eva L. Sturchio, Jersey City, New Jersey, USA;
 Cathy Conwill Carlton, Oregon, USA;
 Paulo Renato Ghetti Frade, Medford, USA;
 Gianmaria Leotta, Torino;
 William Redic, Pittsburgh, Pennsylvania, USA;
 Geraldine Redic, Pittsburgh, Pennsylvania, USA;
 John Heavrin, Louisville, Kentucky, USA;
 Jewell J. M. Morow, Indianapolis, USA;
 Lawrence J. Petkovsek, Cleveland, Ohio, USA;
 Alexander D. Begin, Bloomfield Hills, Michigan, USA;
 David Smith, Philadelphia, USA;
 Benjamin Mercado, Chicago, USA;
 Leonardo Azzarita;
 Christopher and Diane Paulitz, Alexandria, Virginia, USA;
 Peter La-Pietra, Rochester, NY USA;
 Marshall Kinsey, Louisville, Kentucky USA;
 Kim Tomasi, New Brighton, PA, USA;
 Samuel Copper, USA;
 Antonino Trunfio, Cernusco Sul Naviglio (Mi);
 Alex Sepkus, Ossining, NY, USA;
 Beryl C. Hartley, Manchester, UK;
 Robert Nicholas Berard, Halifax, Nova Scotia, Canada;
 Dorothy Sewing Carteret, NJ, USA;
 Emilio Tettamanti e famiglia;
 James R. Lothian Distinguished, Fordham University, New York, NY, USA;
 Judith A. Lothian, South Orange, NJ, USA;
 Robert and Margaret Walker, Cincinnati, Ohio;
 Ramon Fernado Lopez Imizcoz, Buenos Aires, Argentina;
 Ruben Villasboa, Asuncion, Paraguay;
 Marty Martins, San Diego, California, USA;
 Eileen Anderson, Toronto, Ontario, Canada;
 Fr. Michael Schneider, Eskilstuna, Sweden. ...

 


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フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表

2006年12月29日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!

フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表(みんな、波に乗り遅れるな!)


 12月16日、イタリアのイル・フォリヨ紙(Il Foglio)にも聖伝のミサ支持のマニフェストが掲載された。


 イタリア語版では、1966年になされた聖伝のミサ支持の知識人たちのマニフェストと英国でなされた1971年のマニフェストにも言及されている。


「私は文化世界にアピールを投げ掛けたい。ベネディクト十六世の決定を支持して」


 40年前、大きなそして功績ある抗議が、極めて重要な知識人たちによって起こった。彼らはこの決定(聖伝のミサがなくなったこと)が、私たちのキリスト教文明の根本を攻撃するものであると考えた。


 1966年と1971年に、2つのアピールが聖伝のミサの擁護のためになされた。そこに名前を連ねた者たちにはつぎのような人々もいる。


ホルヘ・ルイス・ボルゲス Jorge Luis Borges,
ジョルジョ・デ・キリコ Giorgio De Chirico,
エレナ・クローチェ Elena Croce,
W.H. オーデン W. H. Auden, the directors Bresson and Dreyer,
アウグスト・デル・ノーチェ Augusto Del Noce,
ジュリアン・グリーン Julien Green,
ジャック・マリタン Jacques Maritain,
エウジェニオ・モンターレ Eugenio Montale,
クリスティナ・カンポ Cristina Campo,
フランソワ・モリヤック Francois Mauriac,
サルヴァトーレ・クァジモド Salvatore Quasimodo,
イーヴリン・ウォー Evelyn Waugh,
マリア・サンブラノ Maria Zambrano,
エレミーレ・ゾラ Elemire Zolla,
ガブリエル・マルセル Gabriel Marcel,
サルバドール・デ・マダリアーガ Salvador De Madariaga,
ジャンフランコ・コンティーニ Gianfranco Contini,
ジャコモ・デヴォト Giacomo Devoto,
ジョアンニ・マッキア Giovanni Macchia,
マッシモ・パロッティーノ Massimo Pallottino,
エットーレ・パラトーレ Ettore Paratore,
ジョルジョ・バッサーニ Giorgio Bassani,
マリオ・ルッツィ Mario Luzi,
グィード・ピオヴェーネ Guido Piovene,
アンドレス・セゴヴィア Andres Segovia,
ハロルド・アクトン Harold Acton,
アガサ・クリスティ Agatha Christie,
グレアム・グリーン Graham Greene,
などなど。
タイム誌編集長のウィリアム リース・モッグ William Rees-Mogg もそうだ。


 奇妙なことに、「進歩派カトリック」は現代世界と現代文化との対話を御旗にしているが、40年間、この聖伝のミサの禁止という信じられないような状況に何の声も上げなかった。


 教皇様が枢機卿であったときラッツィンガーは聖ピオ5世のミサ聖祭が禁止されたことは教会史で前代未聞のことであったと次のように宣言した。「全教会史をとおして、正当な典礼の形が廃止されたり禁止されたりしたことは決してなかったし、そのようなことは教会の精神そのものにとって極めてよそ者である。」


「私は、古いミサ典書が禁止されるということについては、深い驚きを感じざるをえなかった。これは全典礼史を通じて一度もなかったことである。しかし、それは、まったくあたりまえのことであるかのような印象が与えられた」しかし、


 いままでの、そして、いままで合法的であると見倣されてきたミサ典書の使用が禁止されたわけではなかった。古代教会の聖体秘蹟書以来、何世紀も連綿とつづいてきたミサ典書の使用禁止は、典礼の歴史における断絶を意味するものであり、その影響は計りしれないものだ。・・・ 古い家を壊して新しい家を建てたのだ。」


 その結果は悲惨なものだった。典礼において信じられないような乱用の道が開かれた。ラッツィンガーがこう書いている。「私たちが今日経験している教会の危機は、「もし天主が存在しなかったとしても」(etsi Deus non daretur)の原則にしたがって行われた改革の結果である典礼の崩壊が原因であると、私は確信している。今日、典礼において、天主が存在しており、天主が私たちに語りかけ、私たちの祈りを聞いてくださるということは、もはや問題外のこととなっている。もし典礼において、信仰の共同体、世界にひろがる教会の一致とその歴史、生きているキリストの神秘が現われるということがもはやないのであれば、どこにおいて教会はその霊的な本質を現わすのか?」


 今や教皇ベネディクト十六世となったこの同じラッツィンガーは、この聖伝のミサの禁止を取りやめる準備をしているが、教会内部でさえもその反対を受けるだろう。教皇様は、40年前に文化世界が出した声の答えを受ける価値がある。私は、そうすることを望む知識人たちそして全ての人々に、このマニフェストに署名をすることを求める。


「私たちは、聖ピオ五世のミサ典書に従った古いミサ聖祭、守られ再発見されるべき私たちの文化の偉大な遺産の禁止を取りやめるというベネディクト十六世の決定に賛同します。」



グイド・チェロネッティ Guido Ceronetti,
ルネ・ジラール Rene Girard,
アントニオ・ソッチ Antonio Socci,
ヴィットリオ・ストラーダ Vittorio Strada,
フランコ・ゼッフィレッリ Franco Zeffirelli


(以下はアピールのラテン語版)


Venite missa rediit

Homines doctos atque eruditos cunctos et universos hortari velim, ut faveant Benedicto XVI Summo Pontifici, quippe Qui lautum copiosumque cultus et humani et divini patrimonium tuendum praedicandum esse censuerit. Digna est enim Eius sententia ut prodatur memoriae, quamvis greges eorum, qui rationis lucem reformidant atque aliorum de re divina repudiant opiniones, in Pontificem acerbissime invehantur. Nuper Arturus Medina S.R.E. Cardinalis, e delectis viris Ecclesiae Dei tuendae, qui disputarunt num sacri ritus Latina lingua impune fieri possent, omnium admiratione: “Mox Summus Pontifex ? nuntiavit ? motu proprio concedet ut Missa Latina, iuxta Sancti Pii V missale, iterum celebretur”. Quod quidem haud leve habebit momentum non modo Ecclesiae sed civitati quoque et cultui constabiliendis. Etenimvero intellegentes laici omnium primi senserunt quid detrimenti etiam cultus humanus esset accepturus, si aboleretur liturgia Piana atque ipsa Ecclesiae lingua sacra exolesceret.

Quum vero, abhinc XL annis, contra Concilii decreta, ne vetus Ecclesiae liturgia, qua quidem Patres in Concilio ritus celebrarunt, amplius fieri liceret sancitum est, maxima doctorum pars merito hoc sunt criminati, quod Civitatis Christiane velut radix excideretur: fuisse enim liturgiam fontem et originem operum politissima arte factorum. Itaque binae litterae pro Missa Piana sunt in publicum editae, priores anno post Christum natum MCMLXVI, alterae anno MCMLXXI, quas litteras inter alios subsignarunt Georgius Aloisius Borges, Georgius de Chirico, Helena Croce, W. H. Auden, Bressonius et Dreyerus scenarum artifices, Augustus del Noce, Iulianus Green, Iacobus Maritain (vir apprime doctus et a Paulo VI quam maxime dilectus, cui Pontifex decretum eruditis destinatum tradiderat); tum Eugenius Montale, Christina Campo, Franciscus Mauriac, Salvator Quasimodo, Evelyna Waugh, Maria Zambrano, Elemirus Zolla, Gabriel Marcel, Salvator de Madariaga, Ioannes Franciscus Contini, Iacobus Devoto, Ioannes Macchia, Maximus Pallottino, Hector Paratore, Georgius Bassani, Marius Luzi, Vido Piovene, Andrea Segovia, Haroldus Acton, Agatha Christie, Graham Green, aliique quam plurimi, quibus annumerandus Vilelmus Rees-Mogg, moderator ille ephemeridis Britannicae, cui titulus “Tempus”.

Quorum plerique saeculares fuerunt, quoniam omnibus hereditate contigit prisca liturgia Latina, quae est eius praestantia in re civili et divina, haud secus ac Sacellum Xystinum, Cantus Gregoriani, aedes cathedrales, Gothorum statuaria, Basilica Petriana; quin etiam huius liturgiae patrimonium eo diligentius est hisce temporibus tuendum, quo magis Europaeorum Civitas radices velut suas excidere ac deserere periclitatur.

Singulariter autem accidit ut ipsi Catholici novatores, qui dialogi momentum cum mundo saeculari et nostrae aetatis hominibus, quasi vexillum, proposuerant, nihil curarent opiniones eruditorum et XL annis linguae Latinae servarent interdictum: o arbitrium non prius auditum! Mense autem Aprili anni MMV, paulo ante quam Benedictus XVI ad pontificatum eligeretur, Vido Ceronetti, scriptor idemque laicus, epistulam ad novum pontificem edidit, qua rogat ut “detrahatur triste capistrum, qua vox Latina in ritu suffocatur”. Ceterum Iosephus Ratzinger, cardinalis quum esset, apertis verbis fatens Missam Pianam contra omnia vetustatis exempla vetitam esse: “Numquam ? inquit ? Ecclesia post hominum memoriam ritus orthodoxos abolevit aut vetuit: hoc enim ab ipsa Ecclesiae indole alienum fuisset!”. Idem libro quodam concitate narravit quid de missali a Paulo VI modo publicato sentiret: “Quod Missalis Piani usus vetabatur ? ait ? percussit me et perturbavit, quandoquidem quippiam simile nullo vetustatis exemplo in liturgiae vicibus confirmabatur; contra autem callide effecerunt ut prohibitio tanquam mos usque adhuc retentus haberetur. Praeterea, vetantes missalis usum, quod inde a priscis Ecclesiae sacramentalibus saeculorum decursu coaluerat, liturgiae gradus et aetates velut interciserunt, ex quo nihil erat oriturum nisi calamitas… aedibus antiquis dirutis, novae sunt exstructae!”.

Quid inde consecutum est nisi damnum magnum? Etenim in re liturgica inita est via licentiae atque intemperantiae. Iosephus Ratzinger cardinalis: “Mihi ? ait ? persusum est Ecclesiae discrimen, in quo versamur, plerumque ex liturgiae dissolutione proficisci, quae interdum putatur, etsi Deus non daretur, quasi nihil referret utrum Deus sit, audiat nos, nobiscum colloquatur, necne. At si in ritibus iam non apparent fidei communio, universalis unitas Ecclesiae eiusque historiae, mysterium Christi viventis, ubinam Ecclesia iterum appareat cum sua natura spiritali?”.

Nunc vero Deo volente accidit ut cardinalis ille Ratzinger, pontifex creatus, interdictum de prisca liturgia sit aboliturus, cultus libertatem instauraturus, Ecclesiae atque hominum societati redditurus uberrimum copiosumque thesaurum. Itaque Iosephus Ratzinger certis argumentis probatur inter sapientissimos quosque horum temporum merito referri; iis autem qui illiberaliter acerbeque in Eum intra ipsa Ecclesiae moenia invehentur, quemadomodum iam praenuntiarunt Galliae episcopi, oportet ut refragetur turba cultior, quae abhinc XL annis opinionem suam de re aperuit. Quae quum ita sint, rogo homines laicos eruditosque ut coram populo assentiantur. En igitur habeatis tabulam, quam suadeo ut subsignetis:

Nos apertis verbis assentimur Benedicto XVI, quod interdictum de prisca missa, iuxta Sancti Pii missale celebranda, quae missa quasi copiosum cultus humani patrimonium tuenda est et consideranda, abolere statuerit.

 Guido Ceronetti,
 Rene Girard,
 Antonio Socci,
 Vittorio Strada,
 Franco Zeffirelli
_____________________

http://rorate-caeli.blogspot.com/2006/12/italian-intellectuals-sign-tridentine.html


ラテン語資料 (PDF):
http://www.ilfoglio.it/pdfdwl/11623600_1.pdf

イタリア語資料 (PDF):
http://www.ilfoglio.it/pdfdwl/11623600_3.pdf



【その他の情報】
◎ FRENCH, ITALIAN INTELLECTUALS JOIN IN SUPPORT FOR LATIN MASS
http://www.ewtn.com/vnews/getstory.asp?number=74414

http://www.cwnews.com/news/viewstory.cfm?recnum=48261


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フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表

2006年12月29日 | カトリック・ニュースなど

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フランスとイタリアの知識人たちは「聖伝のミサのためのマニフェスト」を発表(みんな、波に乗り遅れるな!)


 12月16日のフィガロ紙には、影響力のあるフランスの知識人たちが、聖伝のミサを自由化しようとする教皇様をサポートするオープンレターに署名して発表した。


Un manifeste en faveur de la messe tridentine
http://www.lefigaro.fr/debats/20061216.FIG000000584_un_manifeste_en_faveur_de_la_messe_tridentine.html



ルネ・ジラール Rene Girard, アカデミー・フランセーズ会員
ミシェル・デオン Michel Deon, アカデミー・フランセーズ会員
ベルトラン・コロン Bertrand Collomb, of the Institute of France
ジャン・ピア Jean Piat, 俳優
クロード・リッシュ Claude Rich, 俳優
ジャンロラン・コシェ Jean-Laurent Cochet, 俳優 プロデューサー
フランソワ・セラック Francois Ceyrac, former president of the CNPF (National Council of the French Corporate Directors)
シャルル・ベベデール Charles Beigbeder, CEO (Selftrade and Poweo)
ジャンフランソワ・エナン Jean-Francois Henin, CEO (Maurel et Prom Oil Company)
ジャンマリ・シュミッツ Jean-Marie Schmitz, executive, president of the Free College of Law, Economics, and Administration (FACO)
ラファエル・ドゥブリュル Raphael Dubrulle, executive
ジャン・フランソワ Jean Francois, honorary president of the Lafarge Corporation
ジャンマリ・ルメネ Jean-Marie Le Mene, president of the Jerome Lejeune Foundation
ジャン・ラスパイル Jean Raspail, 作家
ジャン・デ・カール Jean des Cars, historian
ドゥニ・ティリナック Denis Tillinac, 作家 and editor
ロベール・コロナ・ディストリア Robert Colonna d'Istria, 作家
イサベル・ムラル Isabelle Mourral, honorary president, Association of Catholic Writers
ジャック・エエル Jacques Heers, professor, historian, former director of Medieval Studies at the University of Paris IV-Sorbonne
アラン・ラナヴェール Alain Lanavere, lecturer, Catholic Institute of Paris
ジャンクリスティアン・プチフィス Jean-Christian Petitfils, 歴史家 作家
イヴォヌ・フルール Yvonne Flour, professor and vice-president of the Scientific Council, University of Paris-I - Pantheon-Sorbonne
ジャック・ガレッロ Jacques Garello, professor emeritus, University of Aix-Marseille III- Paul-Cezanne
ジャンディディエ・ルカイヨン Jean-Didier Lecaillon, professor, University of Paris II -Pantheon-Assas
カトリーヌ・ルヴィエ Catherine Rouvier, lecturer at the University of Sceaux, lawyer
パトリック・ルイ Patrick Louis, Member of the European Parliamen, professor at the University of Lyon-III
ジャンイヴ・ノデ Jean-Yves Naudet, professor at the University of Aix-Marseille III- Paul-Cezanne, president of the Association of Catholic Economists
ベルトラン・ファズィオ Bertrand Fazio, member of the Association of Catholic Economists
ロラン・ユロ Roland Hureaux, 作家
ジャン・セヴィリャ Jean Sevillia, 歴史家 作家
アンリ・ド・レスカン Henry de Lesquen, high government official
イヴ・ブロ Yvan Blot, high government official
ジャック・トレモレ・ド・ヴィレール Jacques Tremolet de Villers, 作家, 弁護士
アレクサンドル・ヴァロ Alexandre Varaut, 弁護士
ソランジュ・ドウミック Solange Doumic, 弁護士
フレデリック・ピション Frederic Pichon, 弁護士
フランシス・ジュベール Francis Jubert, president of the Foundation for Political Service
アンヌ・コフィニエ Anne Coffinier, 外交官
ブノワ・シュミッツ Benoit Schmitz, History professor
マリ・ド・プレヴィル Marie de Preville, professor of Classical Letters
アレクシス・ノジエ Alexis Nogier, surgeon, Clinical Head at the Pitie-Salpetriere Hospital
フィリップ・ダランチエール Philippe Darantiere, consultant
チエリ・ブテー Thierry Boutet, 作家 ジャーナリスト
フランソワ・フカール Francois Foucart, 作家 ジャーナリスト
フィリップ・マクサンス Philippe Maxence, 作家, 『ロム・ヌヴォ』紙編集長
ジャック・ド・ギルボン Jacques de Guillebon, 作家
ファルク・ヴァン・ガヴェール Falk van Gaver, 作家
マチウ・ボミエ Mathieu Baumier, 作家
クリストフ・ジェフロワ Christophe Geffroy, director of the "La Nef" journal
アンヌ・ベルネ Anne Bernet, 作家
ルイ・ドフレーヌ Louis Daufresne, ジャーナリスト, パリ大司教区ラジオ (Radio Notre-Dame)
ファブリス・マドゥア Fabrice Madouas, ジャーナリスト
イレール・ド・クレミエ Hilaire de Cremiers, ジャーナリスト.



 (このマニフェストの英文は以下にあります。)
http://rorate-caeli.blogspot.com/2006/12/french-intellectuals-sign-tridentine.html




【その他の情報】
◎ FRENCH, ITALIAN INTELLECTUALS JOIN IN SUPPORT FOR LATIN MASS
http://www.ewtn.com/vnews/getstory.asp?number=74414

http://www.cwnews.com/news/viewstory.cfm?recnum=48261



◎ Italian political party petitions for Latin Mass 
http://www.cwnews.com/news/viewstory.cfm?recnum=48174

【要旨】イタリアの政党である国民同盟 Alleanza Nazionale は、
http://en.wikipedia.org/wiki/National_Alliance_(Italy)
少なくとも主日には聖伝のミサを捧げるように司教たちに要請している。南米、東欧諸国からの移民のためにラテン語の聖伝のミサを使うことが助けになると議論している。


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お薦めのカトリック良書です。
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【質問】大岩真のペンネームで書かれた記事を再掲載していただけないでしょうか?

2006年12月25日 | 質問に答えて

アヴェ・マリア!


【質問】
小野田神父さま
・・・
 神父さまにお願いがあるのですが、大岩真のペンネームで書かれたという記事を再掲載していただけないでしょうか? 
 今回のこの記事を読んでぜひ拝読したく思いました。
また、お時間がとれるときでかまわないのですが「教導権」と「ご出現主義の間違い」についてもなにか書いていただけないでしょうか?

それでは、よいご降誕をお迎えください。
祈りのうちに。


【質問】
 アヴェ・マリア!
 ご質問をありがとうございました。昔書いた記事は次の通りです。

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「私的啓示 現代の似非(えせ)神秘家に関する一分析」
返答: Fr Thomas Onoda 2003-05-04



アヴェ・マリア!

現在偽りの予言者、似非神秘家たちが巷に氾濫しています。どこの国にもそう言った人達がいます。米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、イタリア、スペイン、ユーゴスラビアなどなど、数え上げたらきりが無いくらいです。
「私的啓示 現代の似非(えせ)神秘家に関する一分析」 大岩 真 著
 


 そして日本においても、自分は幻視者だと自称している人(ほとんどが女性)がいます。彼女達はオーストラリアのナウラのリトル・ペブル(本名ウィリアム・カム)と言う人の影響をひどく受けている被害者だと言っていいくらいです。
 ところで、日本人の中にこれらの「メッセージ]に騙されているような方がおられ、中には、祈りに熱心なような方々ばかりです。しかしあまりにも単純なために、聖母様からだよ、と言われると何でもかんでも鵜呑みにされてしまっているようです。そのような方は人を疑うと言うことを知らない方のようです。
 ここに投稿した人もきっとそうなのでしょう。



*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

 

 一体リトル・ペブルとは何物なのか

 そこで、一体リトル・ペブルとは何物なのか見てみることにしましょう。
 ウィリアム・カムは、ドイツに生まれ、今から40年以上も前に両親と一緒に、彼が8歳のときに、オーストラリアに来ています。彼は「幻視者」となる前はウォロンゴングNSWビルディング・ソサイエティーという会社の会計係でした。そして結婚し4人の子供があり、豪華な邸宅に住んでいます。なぜこうも豪華な邸宅に住まなければならないかというと、次期教皇である自分にふさわしい邸宅が必要だからだそうです。

 彼はかつてニューヨークのベイサイドという「聖なる場所」にでかけました。そしてそこから帰るや否や聖母からお告げを受けたと言い出しました。かつてベイサイドのメッセージを広めていましたがそれからは「聖母」によって自分に語られたメッセージを広めようと決意するのです。

 ウィリアム・カムはT.マルドゥーン(Muldoon)司教が自分の霊的指導者だったと言っています。しかしこのマルドゥーン司教は1985年にこう言っています。

 「ウィリアム・カムの霊的指導者だったことは一度もありません。数回にわたり彼が私に頼むので彼とインタビューをしたことがあります。そして彼は私に多くの自分のメッセージを送ってよこしました。大きな忍耐を払い、愛徳と祈りの精神、見極めをもってこのことに関して2年間にわたり考察しました。私は彼が幻覚や誇大妄想症に苦しんでいるに過ぎないということをますます確信せざるを得ませんでした。私はこの結論を彼の司教様にお知らせしました。するとこのウィリアム・マーレイ司教様は私の結論を知らされ、自分の独自の調査委員会を設立しました。そして、司牧上の手紙を書き自分の司教区内のすべての教会でそれを読ませました。そしてこの「メッセージ」を発行することを禁止し人々にリトル・ペブルのいるところに行かないようにと禁止しました。しかしリトル・ペブルとその信奉者たちはそれに従うことを拒否しました。」

 もしある司教が調査の後にある幻視者を排斥するなら、その件はもうケリがついたことになるのであって、ローマでさえもその後に反対の判定を下すことはありません。

 この司教は更にこう言っています。
 「完全に善意の多くの人々がリトル・ペブルによって勧められている祈りや信心に参加していると分かっています。わたしはこのような人々をそのことをもって非難しようとは全く思いません。彼らの真摯さゆえに彼らの祈りは我らの主とその御母に受け入れられるものであったろうと確信しています。しかしこれ以後将来には、リトル・ペブルと自称するこの人が組織するいかなる宗教的信心業に参加しないで下さいと強く助言します。(1984年10月29日)」

 こうしてマルドゥーン司教はリトル・ペブルから離れられたのです。同じ司教は1984年6月29日にリトル・ペブルにこう手紙を書いています。
 「わたしが今まで言ったこととは反対にあなたは多くの人々に、わたしがいわゆるメッセージについてそれが正当であることを承認したと語っています。わたしはそのようなことをしたことが一度もありません。」
 この司教は自称メッセージが聖書と教会の教えとに反していると述べられたのでした。

 メッセージの中には多くの不一致・食い違い・矛盾・成就しなかった多くの予言があります。例えば「メッセージ」の中には主の第2と第3の(!)来臨が語られています。また、リトル・ペブルが広めている聖母は13の星を冠と戴いています。でも黙示録の第12章13節の、月を踏み太陽を着ている婦人は聖アウグスチヌスが聖母のことだというのですが、この婦人は12の星を冠と戴いているのです。

 「さらにカム氏は、新しいスカプラリオをこの世に提供しています!彼の「幻視者」が彼にこの『償いのスカプラリオ』を作るようにと言ったのです。しかしこのことは教会法に反しています。『使徒座のみが新しい準秘跡を確立し、あるいはそれを正当に解釈し、既に存在しているものを廃止し或いは変更し得る。(第1167条)』」 ですからメダイを(勝手に作って)広めているのも教会法を無視しています。

 確かに、カム氏は、最初は常にメッセージにおいて自分の信奉者たちに自分は「自分のメッセージに関して聖にして母なる教会の判断をすべて喜んで受け入れる」と言っていました。しかし司教区の司教が公に彼のメッセージが本物ではないと宣言しても、彼はその活動を続けたのです。

 

 教会は承認していない

 1986年3月6日、シドニーのザ・カトリック・ウィークリーにマーレイ司教が書いた記事が載り、リトル・ペブルとその信奉者の活動を公に非難しています。

 「…わたしは、重大な不安と多くの人々の混乱の元となっている一件について皆さんにお手紙を書かずにはいられません。皆さんの多くが『リトル・ペブル』と自称する人から書き物をもらったことがある、或いはもらっているということを知るようになりました。彼はこれらの書き物は聖母から、また更には我らの主御自身から受けたものだと言っています。
 …わたしはそれらのメッセージを専門的神学上の調査にかけました。この調査の結果による神学的助言は、リトル・ペブルと自称する人から発せられるメッセージには何らの超自然的意味を与えられない、とのことでした。
 更に教会が超自然的現象と言われるものが本当のものであるか否かを判断するその基準の光において検査するとこの「メッセージ」はその基準に外れるのです。そしてそこから分かることは、


1:  まず第一に聖書と天主の御言葉の公式な教会の解釈とずれ違っていること。
2:  第二に、メッセージは家族と共同体において分裂の原因となっていること。わたしはこのことに関して多くの報告を受けました。…
3:  第三に…メッセージはセンセーショナルで異常な恐ろしい予言が中心になり恐怖を呼び起こしていること。…
5:  第五にメッセージの中で言われている信心業はわたしの認可も、彼らのいる教区の司祭の許可も受けていないこと。
6:  第六に、メッセージは(ア)矛盾(イ)不成就の予言…を含んでいること。

 これらの「メッセージ」の張本人は幻覚の無辜なる被害者であり、自ら進んで人々を騙すような人ではないという可能性を受け入れる一方、しかしながら「メッセージ」は本物ではなく、その内容も信者が真剣に注意を傾けたり実際に行動したりすべきものでもないことを、わたしは強調しなければなりません。
 『リトル・ペブル』と自称するこの人が教会の認可も無く教会の権威に逆らって広めているいかなる信心にも、信者は参加すべきではありません。」

 もしこのことを第二バチカン公会議の以前に司教様が発表しておられたとしたら、人々はすぐそれに従いぴたりと止めていたことでしょう。この予言者流行りというのは、教会の権威の失墜と深く関係しているのを見るようで涙が目に滲んできます。

 


 償いのマリアの業

 カム氏によると、償いのマリアの業の非公式の役割は、この世にヨハネ・パウロ2世命をねらう第2の暗殺の試みがあることを知らせること、それに続き、ローマで革命が起こりそのために教皇様は退位しなければならなくなること、そのすぐ後に第3次世界大戦が勃発することを知らせることだそうです。(これらの予言の一部はカトリックに古くから伝わる予言から取られたものです。)

 しかし、マーレイ司教が出した、
(1) ウィリアム・カム氏の「メッセージ」は本物ではなく、その内容も信者が真剣に注意を傾けたり実際に行動したりすべきものでもないこと、
(2) 『リトル・ペブル』と自称するこの人が教会の認可も無く教会の権威に逆らって広めているいかなる信心にも、信者は参加すべきではないこと、
という禁止命令を全く無視して、リトル・ペブルは自分の「メッセージ」を広める活動をし、「祈るのに教会の許可は要らない!」と言ってメッセージにそった信心活動を続けました。リトル・ペブルに答えてバチカンは、「本当に敬虔なカトリック信者を間違って導き間違いを教える許可」は与えられないと答えました。

 また、リトル・ペブルはメッセージを受けたと主張するばかりか、自らが創立者となって、「聖シャーベル修道会」というものを創立したと主張しています。しかし、カトリック教会法典に従った認可を全く受けていません。

 

 バチカンとの関係

 では、リトル・ペブルとバチカンとの関係はどうなっているか少し見てみましょう。
 1985年3月31日付けのリトル・ペブルのニュース・レターのナンバー26には、「今朝わたしたちは教皇様の私唱ミサに行き、そしてその朝彼と個人的謁見を受けました。」と書いてあります。

 事実は、ウィリアム・カムは教皇様に「聖母からのメッセージ」を渡すために、1985年の4月にローマに行きました。彼は一般謁見の時を狙って「私は聖母からの教皇様に対するメッセージをもっている」と言うメモを教皇様に渡し、自分が教皇様の私唱ミサに招待されることを願いました。好奇心に駆られた教皇様は彼を招待したそうです。そしてその他およそ30人ほどの招待客と共にリトル・ペブルもこの私唱ミサに与かりました。
 しかしこれはカム氏の言うように『個人的謁見』ではありませんでした。リトル・ペブルは更にこう言っていました。「教皇様は私を100%信じており、私について多くの巡礼者に話をするつもりである」と。こんなことを言うとあたかも教皇様は彼のやっていることに賛成しておりそれを承認しているかのように聞こえますが、このことは事実ではありませんでした。

 1986年の3月にはウォロンゴングのマーレイ司教はザ・カトリック・ウィークリーに(1986年3月5日)教皇大使ルイジ・バルバリート大司教を通してバチカンの秘書局から受け取った声明文を発表しました。
 「私は貴方にマーレイ司教に次のことを通達してくださることをお願いします。4月にはカム氏は毎週水曜日の一般謁見のときに教皇様と会ったこと、教皇様の個人用小聖堂でほかの信者と共にミサに与かったこと、しかしカム氏は自分の主張する『ビジョン』に関し、教皇様から如何なる認可をも受け取らなかったこと、したがって、カム氏は自分の司教の栽治権及びそのすべての指導に自分を任せなければならないこと、そして教会の法律に従って、その司教がご出現に関して判断し規律を行使する直接の責任があること。」

 カム氏は自分の信憑性を支えるために教皇様の認可がどうしてもほしかったのです。しかし個人的謁見が得られなかったので今度は教皇様と一緒にバイロケーションをしていると言い出すのです。教皇様は公の認可を出すのは拒否するけれども、バイロケーションによって個人的に認可を出しているというのです!
 司教様に対しては、カム氏は我らの主御自身が「司教の命令にかかわりあうな」と言われたと言い、更に後には、この司教様は「メッセージにたいする信仰の欠如のために重い償いを受けるだろう」と述べ、これに続いてものすごく不吉な脅しをこの司教にしているのです。

 カム氏は、次の教皇になるという「ヴィジョン」を受けたと主張しています。彼は、ペトロ・ロマヌス2世として教皇に選ばれると予言し、この主張を公に発表しています。しかし、この哀れな現代世界には既に5名以上の、似非幻視者のグループによって、「教皇」を自称している人々が存在しています!!

 カム氏の講演会のカセットテープを聞くと、こうあります。
 「リトル・ペブルは、キリストの代理者ヨハネ・パウロ2世の地位を取るだろう。ヨハネ・パウロ2世は、ウィリアム・カムを(1988年)5月にその地位に任命し、反教皇としてカザロリがヨハネ・パウロ2世の後に選ばれるだろう。カザロリは1988年5月14日にエルサレムに行くだろう。ヨハネ・パウロ2世は、傷を受けたとき、その後継者(カム)を任命するだろう。」

 もちろん、そのようなことは起こりませんでした。

 

 メジュゴリエとの関係

 「私はメジュゴリエを100%支持し、メジュゴリエの幻視者たちのためにいのります。」とウィリアム・カムは1987年9月22日に言っています。しかし、ザニッチ司教はすでに1986年に、調査委員会の調査の結果「超自然的出現は認められない」と発表していたのです。

 メジュゴリエについては、このホームページのその項をご覧下さい。

 

 私たちの取るべき態度

 私たちは、カトリック教会と諸聖人の取ったのと同じ態度を、「御出現」や「メッセージ」に関して取らなければなりません。
 カトリック教会は、そのようなことに関してあわてて宣伝したりしません。教会はむしろ、特別な恵みを世俗の目から隠し、その長上に従順であるためだけに公にするものです。私たちの主イエズス・キリストは、私たちを指導するために教会を制定しました。私たちの主イエズス・キリストは、私たちを聖化するために秘跡を下さいました。私たちが天国に行くための道は、聖伝の公教要理に書かれています。公会議や教皇様たちが教えています。

 私たちは、カトリック教会の認めないこの世にごまんとある「御出現」には、全く興味がありません。
 今後、この種に関する書き込みをご遠慮申し上げます。ご理解を感謝いたします。

 天主様の祝福が豊かにありますように!


トマス小野田圭志 (聖ピオ十世会司祭)

これを書くために、Private Revelations by Peter Valde-Magnus, 1990, Instauratio Press, Saint Benedict’s Drive, Gladysdale Vic 3797, Australiaを参考にしました。
 


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私たちの主イエズス・キリストの御降誕のお祝いを申し上げます。

2006年12月25日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言

アヴェ・マリア!


兄弟姉妹の皆様、
私たちの主イエズス・キリストの御降誕のお祝いを申し上げます。


 聖伝のミサに与る兄弟姉妹の皆様、特に、信徒会長様、侍者の兄弟の皆様、聖歌隊の兄弟姉妹の皆様、聖ピオ十世会関連のホームページを作って下さっている兄弟姉妹の皆様、また私たちのホームページをご覧になって下さる兄弟姉妹の皆様に心から感謝します。


 兄弟姉妹の皆様から受けた援助と祈り、応援とアドバイスなど、心から感謝します。


 私たちの主イエズス・キリストの豊かな御恵みと祝福がありますように!

 

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兄弟姉妹の皆様を心から、聖伝のミサにご招待いたします。

2006年12月13日 | 聖伝のミサの予定

アヴェ・マリア!


 ■ 聖伝のミサにようこそ! ■ WELCOME TO THE TRADITIONAL MASS!


 兄弟姉妹の皆様、


 兄弟姉妹の皆様を聖伝のミサに心から歓迎します! 


(聖伝のミサは、本来なら「ローマ式典礼様式のミサ」と呼ばれるべきですが、第二バチカン公会議以前のミサ、聖ピオ5世のミサ、古いミサ、昔のミサ、旧典礼、ラテン語ミサ、トリエントミサ、トリエント公会議のミサ、伝統的ミサ、伝統ラテン語ミサ、・・・などとも呼ばれています。)



何故なら、

聖伝のミサは、聖ピオ5世教皇様の大勅書によって義務化され永久に有効なミサ聖祭だからです。


「余によって命ぜられたものより他のやり方でミサ聖祭を捧げる事が無いように。又、何によってであろうともこのミサ典礼書を変更すべく強いられ、強制される事無く、又この手紙が決していつの時代でも変更されることの無く、却って〔この手紙が〕常に堅固、且つその適応範囲において有効であるように、同じく余は規定し宣言する。」


「・・・ 故に、絶対に誰一人として、余のこの許可、規定、命令、勅令、決定、認可、許可、宣言、意志、政令及び禁止のページに背反し、或いはそれに大胆にも背く事のないように。もしも、誰かがそれを企てようと敢えてするとしたら、全能の天主〔の憤慨〕及び使徒聖ペトロとパウロの憤激をかうと言う事を覚えよ。」

(1570年7月14日聖ピオ5世の大勅令『クォ・プリームム』)



「厳密な意味において、聖ピオ10世会の司祭によって捧げられたミサに与って主日の義務を果たすことができる。」

(2002年9月27日、教皇庁立委員会エクレジア・デイ事務総長であるモンシニョール・ペルル Mgr Perl)
http://immaculata.web.infoseek.co.jp/manila/manila087.html



【質問】「私は聖ピオ10世会のミサに与って主日の義務を果たしたことになりますか?」

モンシニョール・ペルル 「(1)厳密な意味において、聖ピオ10世会の司祭によって捧げられたミサに与って主日の義務を果たしたことができます。」



【質問】「聖ピオ10世会のミサに与ることは、私にとって罪ですか?」

モンシニョール・ペルル 「(2)私たちは既にそのようなミサに与ることを勧めることが出来ないと言いましたし、その理由も説明しました。もしそのようなミサに与るというあなたの第1の意向が、教皇様と教皇と交わりを共にするものたちとの交わりから離れたいという望みを表明するためであるのなら、これは罪になるかも知れません。もしもあなたの意向がただ単純に信心のために1962年版のミサ典書に則ったミサに与ることでしたら、これは罪にならないでしょう。」


【質問】「聖ピオ10世会のミサで主日の献金を捧げるのは、私にとって罪でしょうか?」

モンシニョール・ペルル 「(3)このミサでの慎ましい献金は正しいこととされると思われます。」

http://immaculata.web.infoseek.co.jp/manila/manila087.html
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=29&loc=US



「枢機卿(=カストゥリヨン・オヨス枢機卿)は、ルフェーブル大司教は、具体的に離教行為と考えられ得るような聖ピオ十世会の固有の組織を決して創立しなかった、ということを強調しました。その反対に、カストロ・マイヤー司教は明らかに離教であった「対立教区」を創立した、この離教を解決するためにカンポスの聖ヴィアンネー会とその信者たちに固有の裁治権が与えられた、と言いました。」


(ジーベンビュルガー博士がカストゥリヨン・ホヨス枢機卿と面会して)

http://immaculata.web.infoseek.co.jp/manila/manila230.html

 



     <2006年12月>


【大阪】大阪市東淀川区東中島1-18-5 新大阪丸ビル本館(JR新大阪駅の東口より徒歩5分)「聖母の汚れ無き御心巡回聖堂」


15日(金)平日(3級)紫 大阪 午後5時半
16日(土)殉教者聖エウゼビオ(3級)赤 大阪 午前11時

 


【東京】東京都文京区本駒込1-12-5曙町児童会館1F 「聖なる日本の殉教者巡回聖堂」


16日(土)午後6時半 グレゴリオ聖歌に親しむ会(http://sound.jp/gregorio/
     午後8時40分 グレゴリオ聖歌による終課


17日(主)午前10時  ロザリオ及び告解
          待降節第3主日(2級)紫 午前10時半
     午後2時半 霊的講話
     午後4時半 グレゴリオ聖歌による主日の第二晩課


18日(月)平日(3級)紫 東京 午前7時
19日(火)平日(3級)紫 東京 午前7時

 



 詳しいご案内などは、
http://fsspxjapan.fc2web.com/ordo/ordo2006a.htm
http://fsspxjapan.fc2web.com/2.html

または
http://immaculata.web.infoseek.co.jp/manila/manila351.html

 などをご覧下さい。


それでは、皆様のおこしをお待ちしております。


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天主様の祝福が豊かにありますように!
トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

 


 


聖伝のミサの自由化の自発教令(モトゥー・プロプリオ)の発表は間近だ。(メディナ・エステベス枢機卿)

2006年12月13日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


聖伝のミサの自由化の自発教令(モトゥー・プロプリオ)の発表は間近だ。(メディナ・エステベス枢機卿)



「教皇様の聖伝のミサの自由化の自発教令(モトゥー・プロプリオ)の発表は間近だ。」とメディナ・エステベス枢機卿は語った。


Vatican, Dec. 12, 2006 (CWNews.com) - At a December 12 meeting, the Ecclesia Dei commission discussed a papal document that will broaden access to the traditional Latin Mass, Cardinal Jorge Medina Estevez confirmed after the Tuesday-morning session. The Chilean cardinal said that he expects Pope Benedict XVI to release the document in the near future.

Cardinal Medina Estevez, the former prefect of the Congregation for Divine Worship, is a member of the Ecclesia Dei Commission, which was set up in 1988 to supervise Vatican relations with traditionalist Catholics. He confirmed that the group’s December 12 meeting was dedicated entirely to a discussion of a papal initiative that will allow more liberal use of the Tridentine rite.

Vatican insiders expect that the papal document, widely expected to take the form of a motu proprio, will give priests permission to use the Tridentine rite-- the liturgical form used throughout the Roman Catholic Church prior to Vatican II-- without requiring the explicit permission of the local bishop.

http://www.cwnews.com/news/viewstory.cfm?recnum=48147


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中共の愛国協会での司教聖別: バチカンは「嘆き、繰り返されないことを期待する」

2006年12月13日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


 中共の愛国協会での司教聖別



■ 王仁雷神父(Father John Wang Renlei)36歳は、江蘇省(Jiangsu province)の徐州(Xuzhou)教区のイエズスの聖心カテドラルで、11月30日に司教に聖別された。


 聖別の司式司教は、Joseph Zhao Fengchang 司教(バチカン公認司教)であった。南京の Francis Lu Xinping 司教(バチカン非公認司教)と Suzhou の Joseph Xu Honggen 司教(バチカン公認司教)も共同司式司教であった。共同司式司教は、両者とも江蘇省の司教である。徐州の Thomas Qian Yurong 司教 94(バチカン非公認)および、Hengshui の Peter Feng Xinmao 司教(バチカン公認)も臨席した。


 中国愛国協会は、司教たちが強制させられて儀式に参加したというニュースを否定した。司教となった王仁雷が、司教たちを儀式に参加するように招待していた。


http://www.ucanews.com/html/ucan/f_dishpatch.asp?ucalang=English_../news_report/english/2006/11/w5/thu/CH01524Rg.txt

 


■ バチカンは12月2日、11月30日の中国での司教聖別について声明を発表。


 教皇様は、教皇許可無しの司教聖別は、カトリック教会の司教任命の規律が守られていないので深い悲しみをもってニュースを受けた。


 不法に司教を聖別は、客観的に見て非常に深刻な行為である。もしも完全に自由な状況の下で、この司教聖別がなされたならば、聖別したものも聖別を受けた者もカトリック教会法典による厳しい処罰がある。

 聖座は、しかしながら、聖別した司教も聖別を受けた司教も、不法な司教聖別に積極的に参与するように強制されているというドラマがあることに気が付いている。(従って、破門はない。)


 司教聖別については、聖座はこれを既成事実として提示されることを受け入れることができない。そのためにこの徐州での司教聖別のやり方を嘆く。聖座は将来このようなことが繰り返されないことを期待する。


http://www.ucanews.com/html/ucan/f_dishpatch.asp?ucalang=English_../news_report/english/2006/12/w2/mon/ZY01536Dg.txt



関連記事

● Episcopal ordination in Xuzhou is “indecent and astounding”, says Card Zen
http://www.asianews.it/view.php?l=en&art=7893


● Wie im Wilden Westen
http://www.kreuz.net/article.4299.html


● China rejects Vatican criticism of bishop ordination without papal approval - Catholic Online
http://www.catholic.org/international/international_story.php?id=22230


● 教皇は中共が自ら徐州主教を任命したことに遺憾の意を表した【新唐人日本】
http://www.ntdtv.jp/xtr/2006/12/html/n21338.htm
(不完全な統計によると、1958年以来、中共の統制下の中国愛国協会はすでに「自選・自聖別」司教が150数人になる)

 


【コメント】

 中共の愛国協会は、バチカンから独立した別の教会を作っている。それが「自選・自祝聖」の司教たちだ。ピオ12世教皇は、これを破門した。中国愛国協会は、今回の儀式で司教たちが強制させられて儀式に参加したことはないと主張している。自由に司教たちは聖別し、王司教は自由に聖別を受けた、と言う。


 しかし、バチカンは彼らが自由であったと言うことを否定する。だから、本来ならある破門もない。バチカンは、ただ単に「嘆く」だけであり、将来このようなことが繰り返されないことを「期待する」だけだ。


 中共の愛国協会は、これからもますます「自選・自聖別」司教を作っていくことだろう。そしてそれでも、バチカンはいかなる制裁も加えないだろう。(しかし台湾には、断交という制裁が加えられるかもしれない。)


 何故なのか? 第二バチカン公会議の「東方政策」(共産主義を排斥しないというモスクワとの約束)のためだ。

 


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聖パウロのお墓が発見・聖パウロのものと確認される

2006年12月13日 | カトリック・ニュースなど

アヴェ・マリア!


聖パウロのお墓が発見される



 壁外の聖パウロ大聖堂の教皇用大祭壇の下で発掘されたサルコファーゴ(墓棺)は聖パウロの棺桶であった。


 このサルコファーゴ(墓棺)にはパウロ・使徒・殉教者という墓碑銘が刻まれていた。4世紀のキリスト者たちによって聖パウロの墓であると崇敬されていた跡が残っている。


http://www.iht.com/articles/ap/2006/12/06/europe/EU_GEN_Vatican_St_Pauls_Tomb.php



http://www.smh.com.au/news/world/vatican-confirms-st-pauls-coffin-has-been-found/2006/12/08/1165081155132.html

 

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聖ピオ十世会のフランス管区は聖伝のミサのたてかたを教えるDVDを制作

2006年12月13日 | 聖ピオ十世会関連のニュースなど

アヴェ・マリア!


聖ピオ十世会のフランス管区は聖伝のミサのたてかたを教えるDVDを制作。


 統計によると、現在フランスでは、叙階されるカトリック司祭の内、5人に1人は聖伝のミサだけのために叙階されています


 そのサンプルクリップは次をご覧下さい。

● 電話回線用
http://www.laportelatine.org/formation/bibliotheque/dvdmesse/Messe%20de%20toujours%20Wind%20Media%20Modem%2056%20kb.wmv


● ブロードバンド用
http://www.laportelatine.org/formation/bibliotheque/dvdmesse/Messe%20de%20toujours%20WMP%20ADSL.wmv
 


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「真実がイタリアで明らかになる」 クリストファー・A. フェララ

2006年12月13日 | 本・新聞・ウェッブ・サイトを読んで

アヴェ・マリア!

「ファチマ第4の秘密」の書評をお読み下さい。


「真実がイタリアで明らかになる」 クリストファー・A. フェララ
http://www.d-b.ne.jp/mikami/fp061204.htm

 


ポイントを以下に列挙します。


● 聖母は隠しきれない文言「ポルトガルにおいては信仰の教義は常に保たれるでしょう」の後に何を言われたのか?シスター・ルチアはそれ以上の言葉が続いていたことを明らかにするために、「云々」を付け加えた。


● ファチマのおとめが「白衣を纏った司教」、半分廃墟になった都市、そして兵士たちによる処刑について言うべき言葉を一つも持たれなかったということはまったく信じがたいことであった。誰がそのことを本当に信じただろうか?


● イタリアの著作家でジャーナリストのアントニオ・ソッチ Antonio Socci がファチマの第四の秘密 The Fourth Secret of Fatima という表題の一冊の書物を今し方刊行したばかりである。その中で彼は聖母の言葉を含んでいる第三の秘密の一つの明白なテキストのヴァチカンのもみ消し工作に関してこの組織のまさに主張そのものを進展させているのである。ソッチはまたわれわれと共にロシアがなおマリアの汚れなき御心に奉献されなければならないと主張している。


● 実は、以前ソッチは、あの結論(=ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たちの主張)に反対して猛攻撃をしていた。ソッチにとって、2000年5月13日のソダノ枢機卿の宣言の後、そしてその同じ年の6月26日の聖座の前長官による注釈を伴った手書き草稿のテキストの発表の後、もはや「秘密」の何物も存在しなかった。


● しかし、それからソッチは意見を変え、そして今や「あらゆる言葉がすでに教会によって明らかにされた」ということを疑問の余地のない誠実さをもって撤回している。


● 今は、彼らにとってそのように多くの人々をそのように長く誤り導いて来たことに対して償いをする彼らの義務を認識すべき時である。歴史の判定は速く近づいている。そしてそれと共にファチマの諸々の預言の不可避的な実現も近づいている。

 


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