去年何回も取り上げたUnited Football League,UFLが2010年のシーズンに向けて、動き始めているようだ。
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まず選手たち。チャンピオンシップ後、Active Rooster(試合に出る選手)やPractice Squad(練習相手チーム)に、それぞれかなりの数がNFLチームと契約を結ぶことができた。
各チームのコーチも同じように、NFLチームと契約を結んだ。解雇されたコーチもいる。
Florida Tuskersのヘッド・コーチ(HC:監督)のJim Haslettは、NFLのWashington Redskinsと契約。担当はdefensive coordinator(守備チームコーチ)である。この人は2008年にCleveland Ramsの臨時HCを勤めたような人だから、NFLのHCでも別におかしくはない。
New York SentinelsのHC Ted Cottelは交代(解任)である。初年度とはいえ0勝6敗ではどうにもならない。彼のせいだけではないが、HCは責任をとらされるものだというのは、どのプロスポーツでも同じである。後任の新HCはNew York GiantsのQBコーチをつとめていたChris Palmerという人である。また、Sentinelsはリーグの当初計画では、別チームを置く予定だった、Hartfordに引っ越しのうわさが流れている。
California RedwoodsはホームをSan Franciscoから州都Sacramentoに変更(つまりお引っ越し)のようだ。ニックネームも変更になりそうである。
Las Vegas Locomotives(Locos)については、あまりニュースがないと思っていたのだけれど、HCのJim FasselがNFLに戻るかもしれない。
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選手はどんどん替わる。ホームタウンも二つはどうも動きそうだ。HCも半分変更。去年のPremiere Seasonとは全く別のリーグになりそうなUFLである。これに加え、オフィシャルサイトによれば、近々新加盟チームも発表になる。チームの継続性は固定客(ファン)獲得には大事なことだけど、育成リーグならば逆にどんどんNFLと人が行ったり来たりする方がいいのかもしれない。新チーム、どうなるのかな。