全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

なかなかお気に入りである。

2010-02-25 18:20:26 | 全英連参加者 2010

 P-10Aを使い始めて1ヶ月ほどになる。主にブログのモバイル投稿、特に文字飾り実験と、家からの緊急連絡受信用に使っているのは、前のケイタイと同じだ。ワンセグもカメラ機能も手付かずであるが。。。
 使い方は同じたが、画面のきれいさ、フォントの見やすさは段違いである。目の疲れはないし、辞書機能もいいから使っていて楽しい。『時をかける少女』の芳山あかりではないが、『これが2009年の技術よッ』である。同僚に見せたら『フォントがホントに見やすいね』と、凍りつくようなオヤジギャグをいただくはめになった。でも確かに見やすい。
 画面は文句なくキレイ。だてにディスプレイと言っていない。マチキャラ、ひつじのしつじくんが、トコトコ歩く姿に何だかホンワカする。
 ホントに疲れているんだ、ボクは。


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業界用語:Silencer

2010-02-25 00:02:14 | 教師の仕事 2009
合格発表  昨日は平成22年度前期募集合格発表だった。

 合格した諸君!!!
  おめでとう!!!
   よかったね。

***** *****

 業界用語:Silencer(消音器)
 採点時のお菓子のこと。

 僕たちは採点をするとき、アメなどをなめながら採点をする。チョコレートの場合もある。こういうことを書くと、どこかの誰かさんが、中学生が真剣に解答したものを、ものを食べながら採点するなんてと、不謹慎だと、騒ぐかもしれない。でも、ホントである。真剣に解答したものを、間違いなく採点するために、アメをなめるのである。
 人間の脳が受け入れられる栄養は、糖分だけである。脳は成人で体重の5%程度の重量しか占めない。でも、体が吸収したエネルギーの20%も使う。とっても燃費の悪い(エネルギーをジャブジャブ食らう)器官なのである。その脳をフル回転するのが、採点作業なのだ。甘いもの(糖分)を補給しないと、やっていられない。間違いがふえてしまうことを、経験則でみんな知っている。

 定期考査の採点も大変だが、入試の学力検査問題採点の大変さは比較にならない。何百枚の解答用紙を、教科スタッフで分担。大問一つに3人がかりで採点するのがあたりまえ。採点、見直し、最終見直し。合計、合計チェック、合計最終見直し。教育委員会から指示のあった抽出答案のチェックなど、とにかく神経を使う。厳密に言うと頭を使う。体はさほどではないが、ホントに頭が疲れる。
 採点中、本音を言わせてもらえるならば、僕はココアでも飲みたい。でも、もしも水物を解答用紙のこぼしでもしたら、えらいことなので、飴になるのである。

 採点中ちょっとでも疑問があれば、採点者間で作業停止コールがかかる。担当者だけでは決めかねて、教科全体で検討することもある。それでも、どうしてもわからない時は、管理職を通して県教委まで連絡が行くこともある。とにかく、正解、部分点、不正解の論議は慎重になってくる。論議はどうしても白熱してくる。つかれてくると、普段おとなしい人でも、いらいらする。声も大きくなる。そういう場合、気持ちを落ち着ける。いらいらをだまらせる…エネルギーを補給する…という意味で、飴でもなめて、一休みする。だからお菓子はSilencerなのだ。もっとも他教科の先生に言わせると、英語科の教員が採点の時一番うるさいらしい。それは僕も認める。英作文の答えあわせなど、どうしても音読しないと間違いが見つからないので、黙って採点できないものなのだ。そういう意味でも、Silencerは必要になってくる。

 今年僕は教科主任である。入試前に教科の回覧板に、採点時のSilencerは何がいいか意見を求めたが、お菓子の種類の注文はあったけど、Silencerとは何ぞやという質問は全くなかった。現在の勤務校ではSilencerといういい方はないようなのだが、すぐに通じた。

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