高松ファイブアローズ

　bjリーグ・高松ファイブアローズの運営会社が、自己破産を14日に申請した。
　所属選手との契約は解除。チームの存続はほぼ不可能になった。

　一般紙、地元紙、スポーツ各紙が伝えていた。ネットニュース、個人（ブースター）のブログの記事も多かった。

＊＊＊＊＊　＊＊＊＊＊

　bjリーグには、'11-'12シーズンからの参加希望団体が6ある。4団体はホームタウンを、北から千葉、神奈川、長野、鹿児島に置くこと前提に申請済み。またホームタウン予定地調整中が2団体である。
　bjリーグは発足から、いくつかのチームで運営会社の変更など、困難な問題に直面しながら、チーム数の拡張を継続している。しかし、5シーズン目を終え、初の球団消滅ということになる。
　…もしこのままならば。。。

　球団消滅ということになれば、プロスポーツでは大阪近鉄バファローズ（NPB、2004年シーズンまで）、横浜フリューゲルス（Jリーグ、1998年シーズンまで）以来ということになる。アメリカのプロリーグでは、所属チームのfolded、operation suspended等の例が多く見られるが、高松ファイブアローズも、この例になる。残念なことだけど、これもプロであればやむを得ないのかもしれない。
　…でも、四国唯一のチーム。どうにかならないのかな。何とかなってほしい。

Isabella, Jacob are U.S. top baby names

　なんだか2年に1度のエントリみたいだけど、アメリカ社会保険庁による、2009年アメリカの新生児の名前トップ10を取り上げる。5月10日に日本の新聞・ウェブサイトに掲出されていた。
　名前の語源調査だが、調べるサイト・資料（辞書）によって説明が異なり、思ったよりも時間がかかった。聖書由来と思えるものには、聖の文字を付した。

　男児トップ10
　1.Jacob （ジェイコブ）
　2.Ethan （イーサン）
　3.Michael （マイケル）
　4.Alexander （アレグザンダー）
　5.William （ウイリアム）
　6.Joshua （ジョシュア）
　7.Daniel （ダニエル）
　8.Jayden （ジェイデン）
　9.Noah （ノア）
　10.Anthony （アンソニー）
　◎カッコ内は「日本語だとこうなるかな」の例。

　1位から出典を見てみよう。
　1位、ヤコブ（ヘブライ語：人を出し抜く者）　聖
　2位、エタン（ヘブライ語：強い、堅牢な）　聖
　3位、ミカエル（ヘブライ語：神に似ている者）　聖
　4位、アレクサンダー（ギリシャ語：アレクサンドゥロス大王に由来）
　5位、ウイリアム（ゲルマン系語源：willを守るもの、存在＝王を守る者）
　6位、ヨシュア（ヘブライ語：ヤハウェ（神）は救い）　聖
　7位、ダニエル（ヘブライ語：神は私を裁く者）　聖
　8位、ジェイデン（アメリカ英語：JayとAidenの合成語）
　9位、ノア（ヘブライ語：休息）　聖
　10位、アンソニー（ラテン語：Antoniusから）

　女児トップ10
　Isabella （イザベラ）
　Emma （エマ）
　Olivia （オリヴィア）
　Sophia （ソフィア）
　Ava （エイバ）
　Emily （エミリ）
　Madison （マディソン）
　Abigail （アビゲイル）
　Chloe （クロエ）
　Mia （ミア）

　1位、イザベラ（イタリア語：神は私の誓い）
　2位、エマ（ラテン語：ライバル）
　3位、オリビア（英語：エルフの軍勢）
　4位、ソフィア（ギリシャ語：知恵）
　5位、エィバ（ラテン語：鳥のような、鳥のように）
　6位、エミリ（エマと同じ）
　7位、マディソン（ゲルマン語由来：Maudの息子）
　8位、アビゲイル（ヘブライ語：喜び）
　9位、クロエ（ギリシャ語：緑なす、開花）
　10位、ミア、マイア（英語：Mariaの短縮形）　聖

＊＊＊＊＊　＊＊＊＊＊

　2年前のエントリはこちら
　2008.07.18、「Most Popular Names 2007」

　名前調査に使ったサイトはこちら。
　Babynames.com
　http://www.babynames.com/
　このサイトにあるそれぞれの名前の説明文を、僕が日本語にした。他の資料として、各英和辞典を用いた。名前の由来はこれ以外もある可能性がある。