日曜日にニュース検索をしていたら、岩手県の三陸鉄道の復旧計画が出ていた。
時事通信社が15日(金)に配信ニュースによると、三陸鉄道が2014年3月までに全線復旧を目指す復興計画を、盛岡市内で開かれた株主総会で示したとのこと。必要な総予算は110億円~120億円とあった。
110億円... 120億円...
第3セクター地方鉄道にとって、めまいがするような巨額である。記事に復旧計画(プロセス)が丁寧に書かれていた。引用、まとめてみたい。
復旧過程は3段階に分割。
第1次復旧:
北リアス線(久慈~宮古)の陸中野田~田野畑間(24.3km)
'12年4月まで。
第2次復旧:
南リアス線(釜石~盛)の吉浜~盛間(21.6km)
'13年4月まで。
第3次復旧:
北リアス線の小本~田野畑間(10.5km)
南リアス線の釜石~吉浜間(15km)
いずれも'14年4月まで。
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ネットで検索をさらにしてみると、16日付けの読売新聞(岩手)によれば、復旧に際し、ルート変更は行わないで、線路のかさ上げを検討するとのこと。
現行制度では、災害復旧費用の国の補助率は4分の1にとどまる。そのため、同社は、補助率を8割以上にするよう国に要望している。
そんなことが書いてあった。がんばれ三鉄!!!
三陸鉄道株式会社ウェブサイト
http://www.sanrikutetsudou.com/