全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

続-学校の名付け親になる。

2011-07-26 17:59:34 | 全英連参加者 2011

 学校の名前を考え(2011.07.23、「学校の名付け親になる。」)、ブログにアップした。そのあとで、改めて「埼玉県学校設置条例」を読み直した。

 なぜか?

 埼玉県の県立高校で、「総合」高校を名のるのは何校か、とっさにわからなかったからだ。

***** *****

 「埼玉県学校設置条例」

 学校を次のとおり設置する。
 一 中学校
 二 高等学校
 三 特別支援学校

 条例には各校種ごとに、名称と位置(住所のこと)が書かれている。高等学校名称に「総合」を含むものは以下の6校である。
 条例記載順に番号をふってみる。

 ①埼玉県立川越総合高等学校
 ②埼玉県立滑川総合高等学校
 ③埼玉県立新座総合技術高等学校
 ④埼玉県立伊奈学園総合高等学校
 ⑤埼玉県立芸術総合高等学校
 ⑥埼玉県立越谷総合技術高等学校

 では、「総合」とついていれば、総合学科かというと、そうではない。
 「埼玉県立高等学校通則」第1章(総則)第3条に以下の規定がある。

 第3条
 高等学校の名称、課程、学科、男・女・共学の別、生徒定員は別表のとおりとする。
 別表に示された、総合学科を開設する県立高校は以下の9校である。

 埼玉県立誠和福祉高等学校
 埼玉県立小鹿野高等学校
 埼玉県立滑川総合高等学校
 埼玉県立川越総合高等学校
 埼玉県立寄居城北高等学校
 埼玉県立久喜北陽高等学校
  以上全日制
 埼玉県立戸田翔陽高等学校
 埼玉県立狭山緑陽高等学校
 埼玉県立吹上秋桜高等学校
  以上定時制

 上記①~⑥で「総合」とついているが、総合学科設置校なのは印2校だけ。3分の1である。総合学科設置校じゃないのに、「総合」とついている学校は4校。
 ③は、電子機械科、情報技術科 、デザイン科 、国際ビジネス科、服飾デザイン科、食物調理科のある専門高校である。デザイン専攻科(高卒者が入る課程)もある。
 ⑥は、電子機械科、情報技術科、流通経済科、情報処理科、服飾デザイン科、食物調理科のある専門高校である。
 ⑤は、美術科、音楽科、映像芸術科、舞台芸術科のある専門高校。
 ⑥は、全国的にも有名な総合選択制の普通科高校である。高校3校分の大規模校で併設県立中学校もある。

 この前ブログで取り上げた、幸手新校と吉川新校は総合学科設置校である。改めて見てみると、総合学科設置校で総合高校を名のる学校は少ないのだ。余計な単語を付け足すのではなく、幸手総合高校、吉川総合高校というように、直球なネーミングの方がいいかもしれないと、思えてきた。

 なお、埼玉県内には市立高校が現在8校ある。川口市3、川越市1、さいたま市4である。この中で、「総合」を名のる学校は、川口市立川口総合高校1校である。同校は総合学科設置校である。
 また、坂戸市に筑波大学附属坂戸高等学校がある。この学校も総合学科である、「総合科学科」を開設している。

***** *****

 ここで取り上げた高等学校設置条例、管理通則は以下のサイトで誰でも読むことができる。
 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/reikisyokigamen.html

 目次検索画面へ(ここからデータベースに入ります。)
 (https://www3.e-reikinet.jp/cgi-bin/saitama-ken/D1W_login.exe)

 データベースのページに入ったら、画面中央下の「用語検索」をクリックし、用語の欄に、「埼玉県学校設置条例」や「埼玉県立高等学校通則」を入れて、検索すれば、目的のものを読むことができるはずだ。

人気ブログランキングへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゆいレール延伸工事 着工のようだ。

2011-07-26 04:56:03 | 気になる 沖縄

 24日(日)、久しぶりにこの検索ワードで、ネットのニュースを探した。

 【ゆいレール 延伸】

 こんな記事が見つかった。

+++++ +++++

 都市モノレール浦添ルート
 延長13年着工へ、19年開業目指す

 7日、琉球新報の記事である。
 浦添市への延長計画で、県は早ければ'13年の着工を目指し、3分の1の用地取得を終えたこと。'19年の開業を目指し、総事業費396億円のモノレール延長事業は本格的な推進段階に入ったこと等が書いてあった。
 思ったよりもすすんでいるように思えた。

 事業費の内訳も出ていた。

 〇レールや桁、柱などのインフラ部分の費用
  221億円 ・・・県と那覇、浦添の両市が負担。
 〇車両や配電線などのインフラ以外の部分の費用
  85億円 ・・・ゆいレールを運営する沖縄都市モノレールが負担。
 〇この他、道路拡幅に伴う用地買収や道路整備費
  90億円 ・・・これも県と沿線市の負担?

 合計396億円の予算。沖縄県の復帰40周年記念事業費などを財源に整備をすすめるようだ。僕が定年退職になる前に、開通してくれるかもしれない。

人気ブログランキングへ


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする