毎日jp.他が28日に報じたところによると、こんな状態である。
2009年に病気により退職した先生1893人のうち、約半数の940人が精神疾患による退職。
精神疾患で退職した教員数が明らかになるのは初めて。
精神疾患で休職する公立校の教員は年々増加、2009年度は5458人と病気休職者の6割以上を占めた。
事態の深刻化を受け、文科省は今回の調査から病気退職者の中に精神疾患の項目を設けた。
文部科学省のウェブサイトで、オリジナルを探した。(7月31日現在見ることができる。)
学校教員統計調査-平成22年度結果の概要[中間報告]
(新しいウインドで開きます。)
- 平成22年度学校教員統計調査中間報告 1 調査の概要(PDF:152KB)
- 2 調査結果の概要 (PDF:597KB)
- 平成22年度学校教員統計調査中間報告の公表について(PDF:1050KB)
精神疾患で退職した、公立学校の先生の数。カッコ内は病気による退職者の数。
小学校344人(597人)
中学校179人(308人)
高校57人(114人)
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記事には文科省の担当者のコメントが出ていた。
『経年変化を見ないと評価できない。
『校務の効率化や教員の事務負担の軽減を進めるよう、都道府県教育委員会などに通知している。
で、事態は改善しているのか。してないじゃないか。過去教師の健康問題について、何度も取り上げている。
2010.12.28、「精神疾患での休職」
2009.01.03、「病気休職」
2008.01.10、「心の病」
2006.12.21、「教師は病んで、疲れ切っている。」
毎回同じである... なんにも解決していない。