20年ぶりの再会になる夫の友人ご夫妻が来福され、お土産にいただいたのが静閑院のお菓子。京都を故郷とするご夫妻の選択です。福岡ではまだデパ地下にも入ってきていません。以前に食べた季節の和菓子がおいしくてその記憶がずっと残っていたから大喜びです。
「紫陽花しぐれ」を福岡県の茶どころ星野のお抹茶と一緒に頂きました。楊枝を入れると紫陽花色のしぐれに包まれて中からあんず餡がでてきます。お抹茶は表千家而妙斎宗匠御好「妙峰の昔」です。
福岡県八女郡星野は玉露の産地として全国に知られ、霧深い地形は抹茶作りに最適だそうです。最近は茶の文化館、星の文化館としてプラネタリウムや九州最大級の反射望遠鏡、それに広島の原爆の火をずっと守り続けていることでも知られている観光スポットです。が、まだ訪れたことはありません。
梅雨には入りましたがまだまだ本番前。小さな庭にも3種類の紫陽花が咲きました。右はしはヤマアジサイ。アジサイの原種ということですが、山の中でひっそりと咲かせてやりたい花です。