一年前にミュンヘンで食べたホワイトソーセージ。そのおいしさが忘れられずにデパ地下で探し当てましたが、持ち帰って家で食べると何となくいまいちの感じ・・・。
そんな時に、市内にホワイトソーセージをメニューにしているお店の情報が娘から入りました。
日本で唯一のバイエルンミュンヘン公式カフェバー「BAYERN福岡」です。近くにあったのです。さすがサッカー好きが集まりそうな室内のレイアウトとインテリア。数カ所に設置された大型画面が常時サッカーのビデオを放映しています。
ドイツ料理は何の衒いもなく豪快で、量も多いのです。国民性も素朴。10年前にドイツの山奥のホテルでの食事中、両手に皿を持ったチロルの民族衣装の若いウェイトレスが、足元に置いていた私のバッグを足先で奥に押しやりました。足で!サッカーみたいに?後でツアー仲間の若い男性が「蹴りましたね~!」「あぁ、見てました~?」と大笑いになりました。
チーズを練り込んだパスタの入ったスープ。ボリュームがあり味は上等。サラダも野菜の種類が多くて合格!
ドイツから運ぶというヴァイスヴルスト(白ソーセージ)。色はホワイトでなく、ミュンヘンではもっと白くてお湯を張った壺に出てきましたが・・・。岩塩を振ったプレッツエルの歯ごたえはなかなかです。
分厚いローストポークにザワークラウトをたっぷり盛ったもの。甘めのソースがピッタリでした。
食後のデザートの量も半端ではありません。コーヒーもたっぷりです。ドイツリーグで活躍している日本人選手も、この量を常食としている選手と対等に戦っているんですね~。大変だと思います。
フレンチ、イタリアンと比較にならないほど安く、店舗で販売しているパンは「サイラー」製のものでとても人気があります。もうリピーターになっています。
この数日後に、ショッピングセンター入口の階段を7段つんのめり状態に落ちて怪我してしまいました。そばにいた小学生が「いっぱい血が出てる、歯もかけてるみたい」と心配してくれました。メガネも、ワイヤーが切れてグラスが転がりショックは倍に・・・。
そのまま病院へ直行し、口の中を縫い、腫れあがった顔で帰宅しました。ドナルドダック状態で・・・。その後口の中の傷が口内炎に移行して、縫った傷の痛みよりもその痛みがつらかったです。
メガネは新しく作り替えになるだろうと覚悟していたのが、待ってる間に元通りに無料で直してくれました。なんとラッキーな!ショックの逆倍返しでした!
フレキシブルなチタン製のフレームだったから折れないで済んだとのこと。グラスもコーティングしていたので割れませんでした。この「無料サービス」に傷の痛みも吹っ飛び、帰りには久しぶりにチャンピオン・サケ「喜多屋」のおいしい日本酒を買って帰りました。
抜糸も済み、ほとんど良くなりました。正月の体重増が一挙に減じたことが、負け惜しみの「メリット」でした!
以後、階段を降りるときは「ただ降りることにのみ集中すること」にします。