今日は、私よりも妹が熱望していたHIMARI さんのヴァイオリン・リサイタルです。
チケットはオンライン購入でしたが直ぐに完売。地方都市だからこそ手に入ったのだと思います。
「吉村妃鞠」の名前はニュースで目にしてはいましたが、まだ13歳の経歴がすごい!
3歳で始めたヴァイオリンが3ヶ月後にはバッハを!6歳でプロオーケストラと共演。
ヨーロッパのコンクールで神童と報じられるとたちまち世界の名だたる交響楽団と共演しています。世界のオーケストラに招聘された数の多さが実力の証です。
現在は、最年少合格した米国のカーティス音楽院(大学と同等
)に在学中の3年目です。
2025年3月には、ズービン・メータ指揮でベルリン・フィルのソリストとしてデビューすることが話題になっています。
ベルリン・フィルとの共演はプロなら誰しも垂涎の的ですが、それが難なく飛び込んで来るのが13歳の今のHIMARI さんです。
今日はソロ・リサイタルですが、とても楽しみにしていました。
・冒頭のベートーヴェン : ヴァイオリンソナタ第7番。とても13年生きた人の出す音色とは思えないほどのびのびとクリアな音色に聴き入りました。
・コリリアーノ : レッドヴァイオリン・カプリスは、今のHIMARI さんが弾くのにぴったりの曲でした。
・ドヴォルザーク : ロマンス
・武満徹 : 妖精の距離
・ヴィエニャフスキ : スァウストの主題による華麗なる幻想曲
選曲も、ヴァイオリンとHIMARI さんの良さがまんべんなく引き出されるものでした。
ヴァイオリンは前澤友作さん貸与のストラディバリウス「Hamma」。
弓の元から先まで緩やかに引いて紡がれる澄んだ美しい音色に、とても得した気分でした。
機会があったらもう一度聴きたいHIMARI さんのヴァイオリンでした。
リサイタルの協賛が「茅の舎」で、なんとプラグラムの袋に「野菜だし」がはいっていました。
ラッキー!こんなの初めてです。