新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

丸ごとリンゴのパイ

2024年12月27日 | 食・レシピ
リンゴを「くり抜く」。
思い出は遡り、時は昭和30年代初頭。焼きリンゴの作り方が雑誌『小学5年生』に載りました。紅玉の芯をくりぬいてバターと砂糖を詰めて焼いた焼きリンゴです。
オーブンなど無く、コンロも怖かったので、金属容器に入れて火鉢で長~く焼きました。多分一人で留守番していたのだと思います。 
じっくり火が通って、焼きリンゴってこんなに美味しいんだという強い印象でした。わたしの菓子づくり事始めでした。

その後何故か作ることはありませんでしたが、消えることのない心のお菓子です。
思い出のオブラートが味を傑出させているのだと思いますが、一人よがりの心象風景でも大切にしたい思い出です。
そこで、幻の焼きリンゴを紅玉で作ろう!
しかし、くり貫いてバターと砂糖を詰め込んだところで、唐突にこのリンゴを丸ごとパイ生地で包んだらどうなる?と、好奇心がむくむく!

オーブンで焼くと、こんなのが出来上がりました!
夕食前だったので、中を確かめるのは明日のお楽しみ。




コメント    この記事についてブログを書く
« 今日いち-2024年12月26日 | トップ | 今日いち-2024年12月28日 »