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新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

キャベツと豚肉のミルフィーユ

2022年09月09日 | くらし
1食2人分だけの薄っぺらなミルフィーユ。5層だけど一層の量が少ないし、丸型だから横に広がって貧弱ですが。

バラ肉でなく冷蔵庫にある豚ロースで作ったので、私にはコツンとした感触でしたが、珍しく夫がおいしいと。
最近、私と夫の「美味しい」に差が出てきました。

1人でないからこそ、面倒ながらも毎回「料理」に向き合えるのかな。
ずっとバラ肉を遠ざけていましたが、一度禁を破れば後はなし崩し。次はやっぱりバラ肉のミルフィーユにしたいです。


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トマトの煮びたし

2022年09月07日 | 食・レシピ
昨日のあさイチで美味しそうなトマトの煮びたしが出ました。今日のお昼に出すために、昨日作って冷やしておきました。

作り方は湯剥きしたトマトを、水100ml、白だし大さじ1、しょうゆ大さじ1、砂糖小さじ2をひと煮立ちさせて、粗熱がとれたらトマトを漬けて冷蔵庫で冷やすだけのものです。

生のトマトは食べない夫が食べた・・・。「手が加わっていたから」だそうで。
多分食べないと思いながらも一応並べておきました。
トマト好きな私が全部食べれるとタヌキの皮算用をしていました(=∵=)

ご飯100gのかさ上げに「6目」入れたチャーハンです。その中のひとつが奈良漬け。これが美味しいのです。小さく刻んだものを入れます。

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安部龍太郎『ふりさけ見れば』日経新聞小説その⑤ 6月~8月分

2022年09月06日 | 本・新聞小説
第10次(諸説あり)遣唐使派遣が発表されました。真備は太宰府に流された今の状況から抜け出すには再び遣唐使に加わって成果を上げるしかないと大胆な行動に出ます。
その策とは唐の最新の仏典、仏具を買い入れて帝や皇后に寄進して唐の事情に通じていると訴えること、そして帝が望んでいる伝戒師としての鑑真を唐から連れて帰ることです。

真備は那の津(博多湾)で志賀島水軍棟梁·日渡当麻に接触し、唐の大商人·石皓然の配下の交易船の仲介を依頼します。

石皓然は真備の留学時代の妻の父親です。真備には娘婿と言う立場を生かして有利に交渉を進める意図がありました。
用意した日本産出の良質な硫黄20箱のうち6箱で貴重な仏典を手に入れます。
その船にはかつての妻・春燕と息子·名養も乗っていました。真備も春燕も各々が再婚し、春燕は石皓然の店と財産を全部受け継いで、大商人として唐国内でも活躍していました。

その春燕とは残る14箱の硫黄の取引で、鑑真上人を日本に連れて帰る話をまとめます。春燕の出した条件は硫黄を他の商人に売らないこと、息子・名養が日本で修行できるようにすること、でした。
春燕の義兄·安禄山が契丹との戦いに勝利して玄宗皇帝に寵愛されているのは、日本の優良な硫黄を手に入れ、火矢や狼煙として用いているからでした。

自分が遣唐使に任じられたら鑑真上人を日本に招くという確約の手紙と、硫黄と交換に手に入れた金銀財宝の目録を都に送り届けます。
結果は上上吉。打った手はすべて当たり、751年11月遣唐副使に任命されます。
745年、聖武天皇は藤原氏の妨害にあって紫香楽宮から平城宮に戻り、東大寺に大仏の建立を定めます。
749年聖武天皇は表向きは病弱の理由で娘・安部内親王に譲位させられます。この退位により、再び天智派の藤原氏が主導権をもつようになります。

退位後、新薬師寺に移った聖武上皇は鑑真の件も仏典も心から喜び、その大般若教の写しを名養が受け持つことになりました。真備の唐での息子が日本に渡来し書家としての道を歩み始めるきっかけになりました。

東大寺に、味方とも言うべき良弁を訪ねた真備は鍍金を終えて光輝く大仏を案内されます。鍍金は熱した水銀に金を溶かし、大仏に塗りつけた後で火を焚いて水銀を飛ばすというものです。真備は短い間にここまで進んだ技術に目を見張ります。

4月に行われるという大仏開眼供養には、宇佐八幡宮の八幡神が大仏の守護神として登場することになっています。仏教と対立する日本古来の神との融合。これを神仏習合の象徴としてして挙国一致の体制を作ろうという苦肉の策です。

真備も人々の平安と幸せのためなら、人間の都合で神々を左右したり、神仏の力を借りることもやむを得ないと考えます。
遣唐使の一行は、この開眼供養には出席すること叶わなく唐に向かって旅立ちます。
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あさイチレシピ「鮭と秋野菜の甘酢あん」

2022年09月05日 | 食・レシピ
あさイチで見てとっても美味しそうだったので作りました。
「鮭と秋野菜の甘酢あん」です。8月31日放送局。
さつまいもの代わりにじゃがいもを使い、ニンジンを追加。

ポイントは鮭に醤油をふって10分置き、拭き取って片栗粉をまぶしておく。しめじにも片栗粉をまぶしておく。
甘酢あんが美味しくてこれは他にも応用できます。
☆あん☆
砂糖大さじ: 2と2/3
水・酢: 各大さじ2
しょうゆ: 大さじ1と1/2
酒: 大さじ1
片栗粉: 小さじ1
あんは別に火を通しながら煮詰め、その後具材を戻して絡めます。

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ぷるぷるのブラマンジェを作りながら

2022年09月04日 | くらし
ブラマンジェを作るときには独特の懐かしさ、というよりは心の中に家族の核みたいな揺るぎなさを感じる思い出があります。
昭和30年頃姉は中学生、私は小学生。その姉が家庭科の実習で作った料理を必ず家でも作ってくれました。「ブラマンジェ」もその一つ。
ぷるんぷるんで甘かった記憶しか残っていませんが、当時では名前からしておしゃれなものを作ることに尊崇の念すら覚えました。

4歳上の姉は昭和16年生まれ。姉も含めてその年代は友人間の連帯が強く大人っぽく見え、憧れであり尊敬する上級生達でした。
姉の高校・大学時代の窓から流れてくる情報に、私が受けた影響はかなり大きいものでした。
私の中学時代、方程式の解を求めるのに面倒な公式を使って計算していたら、高校代数の二次関数のグラフを使って求める方法を教えてくれました。楽に求められるので「禁断」の方法みたいな後ろめたさがありましたが、算数ではなく数学の面白さを知った喜びは姉への尊敬に繋がりました。
4歳の頃防空頭巾を被って逃げたという姉の幼児体験が、戦後はかえっておおらかな性格を作ったと想像しています。

今では当たり前のアーモンド粉や生クリームを軽量しながら、当時は多分材料も揃わずどんな風に作ったのかと想像しています。

牛乳350ml、グラニュー糖70g、アーモンドパウダー40gを煮溶かした後、蓋して10分休ませてからゼラチン5.5gを入れて溶かします。
氷水で冷やしながら、ヘラの後が鍋底につくようになってから生クリーム150mlを注ぎ静かに混ぜ、このあと型に入れます。作り方は10年ほど前の「きょうの料理」。
レモン汁とバニラアイスと牛乳でソースを作って上からかけると、レストランの味です。

美味しいけど、姉のブラマンジェはこんなに気取っていなかった・・・。形もプリン型でなく、半月型の優しい形だった。今度はコーンスターチでもっと素朴に作ってみよう!







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これはいい!「塩蒸しカボチャ」

2022年09月03日 | 食・レシピ
ずっと気になっていた「塩蒸しカボチャ」、ケセランパサランさんのブログに作り方が書かれていました。
下記のケセランパサランさんのブログに作り方と、奥薗さんの「万能塩蒸しカボチャ」がリンクされています。https://blog.goo.ne.jp/hiranoumi/e/64944c2c190d7843d59c33fd94b7aa5b

これを見ながら昨夜作り置きしました。これはいい!これは便利!
カボチャが水っぽくならずにすみます。今日のお昼のサラダに添えました。

コールスロー、やっと納得のいく作り方にたどり着いて毎食テーブルに乗ります。ぶんぶんチョッパーが大活躍。いつものことながら多分あと数回食べたら飽きると思う・・・。好きなものを集中して作る、私の悪い癖です。

スパゲッティの麺が1人分80gでは多すぎることに最近気がつきました。若い頃と同じ分量でいいはずがない・・・。そこで今日から60gに変更です。
20年前はご飯140gでも少ないと感じていたのに今では100gだから、麺も当然減るはずです。
スパゲッティはトマト味もくどくなったし、このところはキノコの和風味です。


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'23年NHK大河『どうする家康』の始まる前に

2022年09月02日 | 本・新聞小説
来年のNHK大河が「家康」と聞いて司馬遼太郎『城塞』を再読し始めて中巻に進んだときに、家康の若い頃のドラマだという情報が入りました。
『城塞』は大阪の陣前夜の話だから、それ以前を書いた火坂雅志『天下 家康伝』上・下巻を購入しました。

これは9年前の日経の連載されましたが、新鮮で面白かったという記憶だけしか残らず、歴史小説は「本」で一気に読むべきだと再読しました

家康は『自分は人より取り立ててすぐれた能力があったわけではない。武田信玄、上杉謙信のような神がかった軍略の才も、信長のような既成社会のしがらみを打ち破っていく突破力も、豊臣秀吉のごとき人間的魅力も持ち合わせてはいない』ということをよく自覚していました。

『戦国大名の戦いは、それぞれの人生哲学の戦いでもある』ようにこの4人は哲学を持っていましたが、家康の哲学は最初から確定したものではなかったのです。

この本の最初から最後まで家康に影のごとくつき従う腹心の本多正信も、初めは敵として戦ったアクの強い人物だったのです。しかし敵対していた人物も、忘れて許して自分の中に組み込んでどんどん強い集団にしていく・・・、家康の哲学形成がよく表れているところだと思います。
   
家康が哲学なき者は破れ去ると考えあぐねたその部分が、人に学び、耐えていく展開になっています。

人質に取られたり、移送中に織田方に売られたりと子供の頃から数奇な運命を受け入れてきたことも人間形成に大きく影響しているでしょう。
戦いのない世を夢見ていたことも確かです。
その夢の為に戦う・・・。物事を多方面から冷静に見て、決して焦らず、意見を聞いて話し合い、確実に実行していくという哲学形成過程が見事に書き込まれた小説です。

今は司馬遼太郎『関ヶ原』を読んでいます。歴史の流れと登場人物は似たようなものですが、司馬さんのリズミカルな文章に楽しく乗ってしまいます。
上中下巻と長い話だけに、普通はなかなか出てこない武士もそれぞれのエピソードを持って登場し、資料の読み込みの丁寧さはさすがだと感じ入って居ます。時代は『城塞』以前です。


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米粉のホットケーキミックスを使って

2022年09月01日 | 食・レシピ
生協配達の米粉のホットケーキミックスは小麦粉のホットケーキミックスよりかなり高めですが、原材料がうるち米、グラニュー糖、食塩、ベーキングパウダーとシンプルです。

生協製品かと思ったら全農の「ニッポンエール」食品でした。これでバナナケーキを作ったらどうなるかなと早速実行してみました。

オーブンから出すのを忘れていて少し縮んだかも。いい具合に焼けました。

食べてみると今までのバナナケーキと全くといっていい程違って美味しいのです。
もっちり、しっとりして何よりもホットケーキ臭さがないのです。
グルテンフリー、アルミニウムフリー、乳化剤フリーとは安心の食材です。これは大当たりとリピートの追加注文をしました。

バナナケーキはバターやマーガリンを使わずオリーブ油とサラダ油を使うところも健康的で、秋は焼き菓子が恋しくなる季節、いいもの見つけたーという感じです。

🍞 🍞 🍞 🍞 🍞 🍞 🍞 🍞
ケーキと同時進行で焼いていたパンのマイナスな話題。
焼き上がって取り出すと、なんとパンのトップが凹んでいるのです。盆地みたいに!

どうも焼いてる途中から撹拌のための羽根がまわらなかったのではないかと推測しています。そう言えば前にも一度あり計量ミスかと見逃していました。撹拌のタイミングで羽根が回らないと当然膨らみが悪くなります。
それに気づいたのは、パンを取り出すときに羽根が固くて全然回転しなかったからです。
30年の間に2台目だったパン焼き器は、ついに壊れたようです。十分過ぎるほど、お釣りがくるほどに活躍してくれました。

朝がパン食だから我が家には必需品なのです。多機能でないシンプルなパン焼き器を探そうと思っています。


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