<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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このお正月。
箱根駅伝を見ていたらカミさんが、
「早稲田、どこにおるん?」
と訊いてきたので、
「今は後ろの方。」
と答えた上で、
「ま、駅伝はコピペでけへんからな」
と、余計なことを付け足してしまったのであった。

早稲田大学のイメージはここ十数年で失墜した。

広末涼子の一発芸入試。
早稲田大学強姦サークル部のスーパーフリー。
そして小保方さん事件。

早稲田大学といえば関東のエリート大学という認識があったのは、今は昔になりつつある。
だから箱根駅伝で中位から下位を走っているにもかかわらず、
「早稲田は〇〇位です」
などとアナウンスされると、他のがんばっている上位の大学に対して大変失礼だと思ってしまう。
なんで早稲田が特別扱いされなければならないのか、その理由が判らないのだ。

杜撰な小保方さんの論文チェッックは、図らずも早稲田大学のコピペ体質をあぶり出しにし、
「実は有名大学だが、過去の栄光に頼るだけの三流大学」
という印象を貼付けてしまった。

小保方さん事件。
後世、人々は昨年のSTAP細胞のドタバタをそう呼ぶかも判らない。
なんと言ってもさんざん騒がせながら論文その他、すべてがコピペや改ざんのオンパレードだったのだから。
そのつけはあまりにも大きく、無責任である。

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