NHKの受信料を払いたくない人が多いのは周知の事実。
「見てないのに払わないといけないなんて、ボーッと生きてんじゃねーよ!」
って、あなたNHK見てますね。
は、ともかくとしてNHKの受信料というのはNetFlixやWOWWOW、アマゾンプライムなんかと異なり公共料金に含まれる。
電気代、ガス代と同じ扱いだ。
だから「皆さまの公共放送」なんだそうだが、こういう固定費というのは払いたくないものだ。
毎年今頃の季節になると自動車税、固定資産税などがやってくるし、もう少ししたら国民健康保険料のお知らせもやってくるだろう。
これら税金や保険関係はなんとしてでも払わねばならない支出である。
一方絶対に払わないといけないど電気代、ガス代、水道代は頑張れは節約することもできる。
これからの蒸し暑い季節。
コロナで在宅勤務をしているのをポジティブに受け止め、マクドナルドのCMよろしく下半身はパジャマで、上半身は正装でというのもいいけれどZOOM会議なんかでも無理やりビデオ画像を出す必要もないので無映像にセットしたままパンツ一丁で会議に参加ということも節電という意味ではOKだろう。
ところが節約できない公共料金がNHKの受信料。
しかもNHKを視聴していなかってもテレビを持っているだけで払わねばならず、納得いかないことこの上ない。
で、この納得いかない公共料金の中にどうもサブスクやクラウドストレージが入ってしまうんではないかと近頃私は考えるようになった。
先日、長い間使用してきたMSオフィスというソフトが動かなくなってしまった。
2011年バージョンの製品で5年ほど前にサポートは打ち切られ、使っているパソコンのOSはバージョンアップ。
近頃起動するとエラーが出ること頻繁で「いよいよこりゃダメだわ」と思っていたらついに起動しなくなった。
MSオフィスは仕事では必須のソフトウェアで「互換性があります」と言って売っているパッチもんソフトは数多あれど、どれも詰の点で使用できない。
そこで新しいのをと考えたのだが、そこに立ちはだかるのが「サブスク」という新手の公共料金なのであった。
近頃のソフトウェアは買取ではなくて月払いまたは年払いになっているものが多い。
MSオフィスもご多分にもれずサブスクが大半を占めているので、購入するとなると毎年固定費が発生する仕組みなのだ。
実は昨年末にiPhoneの動作がよろしくなくなった。
調べてみるとiCloudの容量が逼迫しているという。だから、
「追加の容量を買ってください」
というわけだ。
iPhoneが円滑に使えないとこれも仕事に差し支えが出るので50GBの追加を契約。
毎月数百円だが固定費が発生した。
しばらくしているとカミさんのiPhoneでも同様のことが起こり、結局ファミリーシェアということで200GBの容量を契約。
毎月の支払いが増えたのは言うまでもない。
このように仕事に必要。
生活に必要な分野にサブスク支払いというのが入ってきた。
これは明らかな公共料金。
時代は進歩しているのかも知れないが、進歩するということは支払いが増えることなのか。
大いに疑問を呈する必要がありそうだ。