本音を言うと私はK-POPが好きではない、というか韓国そのものがあまり好きではなく、できれば付き合いたくない国と人々なのだ。
在日の人と仕事上の付き合いがあったものの、誠実なのか身勝手なのかさっぱりわからず、
「ああ、やっぱり価値観が微妙に違うんだな」
と残念に思うことが少なくなかった。
そのK−POPイベントを奈良県が主催する事案が議会を通過して物議を醸している。
SNSでは山下知事と賛成した大多数の県会議員を糾弾する投稿が目立っている。
地元の奈良新聞も似たような記事を掲載して読者の感情を煽っているけれでも、お怒りの皆さん。
実は予算は全て「国際交流費」から支出されていて他のもの、例えば教育や福祉、道路の整備などに使えない財布から出ていることをご存知かな。
この「使い道が限られた」「国際交流にしか使えない」「理由のわからない費用」をどうやって有効に使用するか。
その苦肉の策がK-POP。
少々アイデアに乏しい部分もあるものの、奈良は都が置かれていた1400年前から朝鮮半島との交流があるのは当然で、今、それに使って有効で友好にに役立つのならいいじゃない、という趣旨というか目的なのだ。
私は韓国は嫌いだが至極真っ当な意見でもある。
年度末だし、使わないとゴミ箱行きだし。
で、この「国際交流にしか使えない財源」であることを奈良新聞は伝えない。
丁度、兵庫県知事選挙の一部情報を故意に伝えなかったメジャーメディアに似た行動だ。
ということで、そもそも国際交流にしか使えないような予算。
国からの助成だろうが、それを伝えたうえで、知ったうえで議論をしていただきたいオールドメディアが煽る情けないSNSの炎上なのではないだろうか。