今回も川崎市緑化センターから2種。「初」で始まるというだけで取り上げました。
まずは「初瀬山(はつせやま)」。
花つきが良い品種のようで、こうして2輪並んで咲いている枝が数本ありました。
淡桃地に濃紅色の縦絞りや小絞りが入る八重、蓮華咲き、筒しべの大輪。花期は4~5月。
弁数12~13枚の丸形弁が三重に重なり、外弁は平開後に反り気味となり、
内弁は左右から抱えて凹面をなして斜め上方に展開し蓮華咲きとなる。
こちらの「初霜(はつしも)」は桃色の千重咲き、中輪。花期が12~3月。
広く丸い花弁が外より内に順次小さくなって密に重なり合う。外弁ははじめは内に
抱えるが、後に外側に反り返る。内弁は斜め上方に立ち、中心に宝珠部を抱える。
ご覧のように容姿のいい、関西に残る古典品種ですが、
樹勢が弱いためあまり普及していないのだそうです。
〔椿の説明文は「新装版 日本の椿花」(淡交社)から引用しました〕
まずは「初瀬山(はつせやま)」。
花つきが良い品種のようで、こうして2輪並んで咲いている枝が数本ありました。
淡桃地に濃紅色の縦絞りや小絞りが入る八重、蓮華咲き、筒しべの大輪。花期は4~5月。
弁数12~13枚の丸形弁が三重に重なり、外弁は平開後に反り気味となり、
内弁は左右から抱えて凹面をなして斜め上方に展開し蓮華咲きとなる。
こちらの「初霜(はつしも)」は桃色の千重咲き、中輪。花期が12~3月。
広く丸い花弁が外より内に順次小さくなって密に重なり合う。外弁ははじめは内に
抱えるが、後に外側に反り返る。内弁は斜め上方に立ち、中心に宝珠部を抱える。
ご覧のように容姿のいい、関西に残る古典品種ですが、
樹勢が弱いためあまり普及していないのだそうです。
〔椿の説明文は「新装版 日本の椿花」(淡交社)から引用しました〕