萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

深夜日記:凍嶺の季節に、

2013-02-04 01:13:26 | お知らせ他
水の色、時も止めて



こんばんわ、日曜が終わっちゃいましたね。

一昨日の土曜日はコンナ写真を取りに行っていました。
埼玉県の秩父地方、尾の内渓谷に人工的に造られた氷柱です。
人工的とはいえ、かなり大規模な氷瀑は渓谷を流れる水を散布して、山の冷気で凍ったもの。
いわゆる天然氷で造形された、巨大な垂氷の世界です。

蒼氷が連なる造形美は壮麗でした。

周囲にも雪が残り、道もぬかるむ+凍っているために足許は良くありません。
それでも来てみて良かったなあと、氷瀑をファインダーに切り取っていました。
コレを見る時に渓谷の吊橋を渡ったのですが、確りした造りとはいえ想ったより揺れます。
先月も静岡の寸又渓谷で吊橋でしたが、アレに比べればスケール5%程度とはいえ、吊橋づいていますね。笑

そんなわけで昨日は、氷瀑をテーマにした短編をUPしました。
さっき加筆校正も終わった所です、が、一昨日とその前日にUPした第59話「初嵐」宮田サイド・国村サイドとも校正未了です。
いますぐ校正したいとこですが、眠いので明日朝か昼休みにするかなあと。楽しみにして下さる方いらしたら申し訳ありません。

ここんとこ国村サイドの連載が続きましたが、何を想われましたか?
雪山も夏山もイメージするキャラクター、純粋で明るく峻厳な山っ子の光一。
彼が人間社会の組織で指揮官となっていく、その初歩を今は書いているところです。
人間的な苦悩も喜びも知りながら、けれど「山」を駈けていく心は純氷のよう自然が育んだ強い美しさがあります。
これからどう光一が成長していくのか、何を期待されますか?






コメント
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