萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk 初夏某日5―Side Story act.20

2014-07-06 22:00:00 | short scene talk SS
未来点景@或る初夏の夕暮
side story第77話+XX日後



Short Scene Talk 初夏某日5―Side Story act.20

「ん、綺麗な夕暮…(夏っぽい空だな七夕も近いものね)」
「おっ、周太おつかれー田嶋先生んとこ終わった?」
「おつかれさま賢弥、さっき送りだしたとこだよ、賢弥もいま帰り?」
「うん、俺も研究室閉めてきたトコだよ、青木先生も帰ったしさ、」
「ん、美代さんは?(いつも最後まで残ってるのにどうしたのかな)」
「なんか小嶌さん、今日は用があるって先に出たけど?(周太と待ち合わせかと思ってたな違ったのか)」
「ふうん?(なんだろな部活とかならそう言ってくのに)あ、(あれってまさかまた)」
「あ、周太!(幸×笑顔)(周太だ嬉しいってあれなんでまた手塚がいるんだよ拗×嫉妬)」
「周太、宮田さん迎えに来たみたいだな?(笑顔)(ほんと宮田さんってマメだよな大事なんだろな微笑ましいな)」
「ん……そうみたいだね(恥×照)(ああもう学校にそんなに来ないでって言ってあるのにまた目立ってるし英二もうどうして言うこと聴かないの)」
「周太おつかれさま、今日は桜田門から直帰だから迎えに来たんだ、一緒に帰ろう?(幸せ笑顔×嫉妬コッソリ牽制)(手塚そんなくっつくなよ)」
「宮田さん、おつかれさまです(笑顔)(相変わらずカッコいいな宮田さんでも周太にはなんかホント甘いって言うかなんだろ何かに似てる)」
「おつかれさま手塚君(営業笑顔)今日は美代さんは?(美代さんいないなどうしたんだろフォローしてほしかったのになって俺甘え過ぎだ)」
「小嶌さん、今日は用があるって先に帰ったんです(っていうか宮田さんほんと)宮田さん、向うにいるのファンクラブですか?(もてるよなー笑)」
「そっか(営業笑顔)(じゃあ周太と帰ろう早く手塚から離れないとってあれ)周太?どうした、ずっと黙ってるけど具合悪いのか?」
「…えいじさきにひとりで帰ってくださいじゃあね、ほら賢弥いこう?(ほんと甘やかすとまた来ちゃう恥ずかしいのにいつもいつもこれだもの恥照)」
「えっ、周太?(ってなんで周太また怒ってるんだろうせっかく迎えに来たのに何でどうして周太なぜだ困惑)」
「あ?周太、どこ行くんだよ、宮田さん迎えに来てくれたんだろ?(なんだろ周太なんか怒ってるっぽいけど)」
「かってに押しかけなんだからほっといて?それより図書館つきあって調べもの相談させて(英二いつもいつも女の子集めちゃって恥ずかしいったら恥)」
「調べものなら付合うけどさ、宮田さん泣きそうだぞ?(あーなんかこの感じなんかに似てる置いてきぼり哀しい待ってよって感じ)」
「周太、待ってよ周太?(なんで周太いつもいつも置いてっちゃうんだよ)なに怒ってるんだよ、勝手に来たから?(御機嫌どうしたらとれるかな焦)」
「…ほんと学校あまりこないでっていってるでしょ?いうこときかないひとはしりません賢弥ほら入るよ?(もう17時だからここから先は)」
「え?周太ちょっと待ちなよ、宮田さん入れないだろ?17時以降は一般の入館アウトだもんなってあーあ宮田さんマジしょぼくれそうなんだけど)」
「はいれないからいいの行こう?(こんな毎日ほぼ来られたら恥ずかしい子ども扱いみたい僕の立場考えてよ困るでも本当はちょっと嬉しいけど照×ツン)」
「あっ(ほんと周太行っちゃった)…周太、凹(でもツンデレな周太やっぱ可愛い萌ここで待ってよ本持ってきてるしさこうして待つのも幸せだな萌)」



英二と周太@近未来ワンシーンです、
でも(仮)なので小説だと変更あるかもしれません、笑
ふたり一緒のシーンがココンとこ無いのでちょっと書いてみました。

第77話「結氷6」&Fvonius「少年時譚23」校了しました、Aesculapious「Saturnus18」草稿UPしてあります。
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気分転換がてら取り急ぎ、



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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚144

2014-07-06 08:29:05 | 雑談寓話
日曜の朝番組なんか久しぶりに見ています、休みの日っぽいゆるさがイイですね、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚144

11月終わりの金曜夜、新規プロジェクト同僚との飲み会になり、
同僚御曹司クンも参加して遅くまで呑んで解散して、駅へ歩く道で御曹司クンが言った。

「あのさ、俺もう終電いっちゃったんだけどオールして?満面笑顔」

ソレが本命目的かよ?って思った、
昼間の廊下@職場でも今夜電話するとか言ってくれていた、で、歩きながら訊いてみた、

「おまえソレが目的で飲み会に来た?笑」
「こんな遅くなるとか思ってねえよ、単純におまえに会いたいから来たんですー、拗笑」

なんて言ってくれて、金曜週末らしい雑踏を歩きながら御曹司クンは笑った、

「でも皆と話せて楽しかったよ、ありがとなーでも今おまえとは話す時間あまり無かったから寂しー、笑」

なんだか素直な台詞を言ってくれる、
こういう「皆と話せて」は御曹司クンにとって冒険だったろう?

『バイセクシャルだって俺の大事な一部だ』

って御曹司クンは前に言ってた、けれど人に知られることがホント怖い。
だから飲み会もホントは避けたがるんだろう・だってアルコールは自白剤的な作用もある。
それでも今日やって来たのはソウイウ意味だろうかって思って訊いてみた、

「おまえ今日の飲み会は断らなかったのってさ、酔っぱらって変な発言しそうになってもブレーキかけてもらえるってアテにしてきた?」

だから思い切って来られたのかな?
そんな推測に御曹司クンは照れくさげに頷いた、

「あたりーだから俺ホントおまえに甘えてるって思う、呑みも安心なー照×笑」

そんなアテにされても困るんだけど?

だっていつか離れる日が来る、そんなこと解かりきっているだろう。
そんな現実ちょっと考えさせたくてSってみた、

「おまえ自分ちの会社に帰ったらイキナリ本性バレそうだね、歓迎会とかでさ、笑」

ホントそんなバレ方したら大騒動だろな?
跡取り息子がバイセクシャルだったけどOKなんて容認してくれるケースは今の日本社会じゃ稀。
そんな稀ケースなら御曹司クンはもっと自由に呑気にカミングアウトしているだろう、でも違う現実に本人は拗ねた、

「いつもアッチで呑んでるけどバレてません平気ですーでも万が一とかあるから今だってしょっちゅう飲み一緒して信頼作ってんじゃん、拗」

意外と考えてるんだなって思った、
でもソンナに甘くないコトも本人ちゃんと解かってるんだろうか?
ソノヘン訊いてみたくて腕時計みながら提案した、

「30分だけならコーヒーつきあってもイイけど?笑」
「やった、ってその後は俺マジ放置かよー拗×笑」

ってカンジに深夜もやってるコーヒー屋に行った、


とりあえずココで一旦切ります、続きあるけど反応次第でラストで、笑
Aesculapius「Saturnus17」校了、第77話「結氷6」読み直し&Favonius「少年時譚23」草稿です。
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取り急ぎ、



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