萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk ふたり暮らしact.55 ―Aesculapius act.68

2014-07-10 22:00:00 | short scene talk
二人生活4@訪問者act.2
第4章act.19-20の幕間@自宅



Short Scene Talk ふたり暮らしact.55 ―Aesculapius act.68

「紳一郎、日本酒とか呑みたい?(おふくろは好きだったからね紳一郎も確しか好きだよね)」
「あ、日本酒うれしいな、ご馳走してくれる?(姉さんも好きなんだよね明広さんとよく一緒に呑んだな僕も)」
「うん、雅樹さんは帰ったらでいいの?(運転するもんね)」
「ありがとう光一、(笑顔)(可愛いな光一かいがいしく主夫して萌)」
「すみません雅樹さん、僕だけ頂いて。このあとお出かけなんですか?(僕だけ悪かったな)」
「うん、成田まで車で送ってくから(笑顔)(光一のおねだりなんだよね夜ドライブ喜んでくれるだろうな萌)」
「え、悪いですよそんな(申し訳ないな夜遅くなっちゃうし)」
「ナンも悪くないね、ちっと俺が夜ドライブしたいだけだよ?(御機嫌笑顔)(夜ドライブ大人みたいで良いね楽しみだねっ)」
「でも夜遅くなっちゃうよ?平日なのに大丈夫?まだ中学生なのに、(学校で居眠りとかしたらウチの両親大騒ぎしそうだな僕こわくて出来なかった姉さんはしちゃってたらしいけどそういう自由なトコかっこよくて萌)」
「んっ?(子ども扱いしてっ)もう中学生だもんねっ子供みたいな言い方しないでよねっ(大人だもんねっ)」
「あ、ごめんね光一くん、でも中学生は子供だよ?(って姉さんも言ってたしねでも姉さんが中学生の時って僕さすがに憶えていないな可愛かったんだろな萌)」
「じゃあ紳一郎、おふくろが中学生のとき子供だって思ったかね?ふふんっ(この反論は出来ない筈だねっ)」
「ごめんね光一くん、僕、姉さんが中学3年生の時に生まれたから憶えてないんだ(笑顔)(写真なら見てるけどねすごい可愛いんだよね姉さん萌)」
「知らないんなら言わないでよねっ、オトナな中学生だっているもんね、ふふんっ(主夫きっちりしてるもんねっ)」
「そうなんだ?そういう子いたらカッコいいね、(笑顔)(姉さんそういう子だったんだろな)」
「子っ?(ってその時点でもうちっと子ども扱いじゃないのかねっていうか)俺はオトナな中学生だもんねっ、そうだよね雅樹さん?(そうって言ってね)」
「ぁ(照)うん、そうだね、光一は大人な中学生だよ?(笑顔×照)(おとなってそういう意味かな今そんなの照れちゃうよ僕ってこういうプレイなの光一?照萌)」
「あ(そっか光一くん確かに)そうだね、光一くんは保育園の時から大人だったね?こんなに美味しいご飯作れるなんて大人じゃないと出来ないし、(笑顔)(そうだった怒られたな初めて会った時あのとき可愛かったな姉さんミニチュア版で萌)」
「そうだよ、俺はガキでも大人だったもんね、子供にはコンナ飯作れないもんねっふふんっ(ドヤ笑顔)(だって雅樹さんと同じだもんねっふふふんっ)」



第4章act.19-20の幕間で光一と雅樹@紳一郎来訪2、天然ツッコミ&シスコンな紳一郎です。

Aesculapius「Saturnus20」加筆もうちょいで校了です。
それ終わったら短編のナンカ+第77話の続きかなと考えています。
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気分転換がてら取り急ぎ、




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山岳点景:黄昏紋様

2014-07-10 21:55:00 | 写真:山岳点景


山岳点景:黄昏紋様

夕暮れ時、影絵の空です。


BEST13ブログトーナメント
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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚148

2014-07-10 01:14:06 | 雑談寓話
岩合さんの世界猫歩きをウチの同居人が熱心に観ていました、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚148

クリスマスも過ぎて年末近くなり、プロジェクト2本めも順調予定通り進み、
お蔭でコッチは落着きはじめていたけれど御曹司クンは相変わらずだった、

From:御曹司クン
本文:おつかれー今日も終電なんですけど(顔文字泣顔)
   最近そっち楽しそうだなー思うけどおまえ元気?

Re :おかげで元気、若いうちは働きな?笑

Re2:おまえも若いだろが齢変わらんクセに他人事モードムカつく(顔文字怒り顔)

Re3:がきんちょだね?笑

Re4:あああまた余裕カマしやがってこのSめ(顔文字泣顔)でも好きなんだよなー久しぶりに会いたい


なんてカンジの往還してるように話す機会は全く無かった。
違うチーム&デスクも別室だと顔合わせることすら少ない、で、昼飯タイムも違う。
そんな状況1ヶ月ほど続いたある日、出張先の役所でツイデにもらってきた書類を渡しに元所属へ立ち寄った、

「あ、トモさん久しぶりー、笑」
「久しぶりって花サン、この間会ったよね?笑」
「職場で会うのって久しぶりでしょ?笑」

なんて会話に笑って、で、書類依頼主=元仕事を引継いだ山口さんが涙目だったからつい訊いた、

「なんか泣きそうですけど、どうしたんですか?引継書よく解らんトコありました?」

Excelやら慣れてないと扱い難い資料もある、ソレで困ってるんだろうか?
それとも書類で解からんことがあったのか?そんな推測と訊いたデスク島で課長が顔上げた。

「おまえ、今日は何時まで残業できる?」

訊いてくる課長は青いクマが出来上がっていて、
そんな貌に状況なんだか解かる気がして訊いてみた、

「ナンカ急な仕事が来ちゃったんですか?締切ギリみたいな、」

たぶんそういうことだろう?
ソレも課長の知らんトコで引き受けられたんだろな、って思ったら課長が頭くしゃくしゃにして唸った。

「コレなあ、明日の9時までに大阪へ持ってこい言われたんじゃあ、さっき1時間前にだぞっ?いま何時だと思ってんだよマジ有得ねえええっ」

で、時刻=20時を過ぎていた。

明日の9時=始業時刻、でも明日は土曜日でココは休業日。
そして定時17時半の職場へ19時に依頼をかけてくる、こんな非常識につい笑った。

「ずいぶん非常識な依頼ですね?笑」

こんな滅茶苦茶な仕事を引き受けてくる権限者は見当がつく、
で、思った通りに最年少課長は答えた、

「だろ?アイツが持ってきやがったんだよ、やっといてねーとか言っちゃってさあ、あの●ャ●●自分は帰りやがったくっそ、間に合うわけねーよっ」

半分自棄な台詞で笑っている青クマ顔は悲壮だった、笑
まあ、非常識依頼を引き受けた本人=トップ代表本人が「やっといてねー」なんて帰ったら誰でも呆れ→嫌になる。
ソレが止むを得ない理由で帰ったんなら仕方ない、でも「やっといてねー」なんて台詞の時はオオカタ愛●のトコに行ったんだろう?

そういえば愛●って噂の●●課●はもう帰ってたな?

なんて思い出して、ソレ言ったら課長はもう間違いなく切れるだろうと考えて、
そんな課長のやりとりに自分の元ポジション引き継いだ山口サンが半ベソで言った、

「すみません、私じゃコレ対応しきれませんんーっ足引っ張ってホントすみませんっ」
「あーあー山口サンは泣かんでエエよ、君はナンも悪くない、引き受けてきたトップが悪いんじゃ、あいつ頭にガムテ貼ったろかいなあ?」

なんて遣りとりに申し訳ないけど納得だった、
トップ「あいつ」の無計画が酷いのは前からで、ソレで職場のどの部署も無茶な残業に遭わされた経験がある。
そういう事情は分かっているから元所属の状況は可哀想で、けれど自分の現所属との兼ね合いもあるから訊いてみた、

「でもコッチで残業したら、自分の勤務時間や残業代に問題ありませんか?違う所属で仕事とかってアイツ五月蠅んじゃないですかね?」
「そうなんだよなーああホントおまえ引き抜いたクセにこんな無茶ぶりするとかイジメかっ、怒×凹」
「イジメってことは無いでしょうけど、笑 」
「ううっそうならいいけどなあ、」

なんて遣り取りしていたら部長が来て、で、言われた。

「今ちょっと掛け合ってきた、今夜はおまえコッチで残業してくれ。残業代もちゃんと出すから頼む、」

もう逃げられない空気だよね?笑

なんて想った、だってコレは残業=完徹仕事ってことだろう?
しかも自分の現チームは本日終業で、だから決まっている解答に笑った、

「解かりました、鞄コッチに持って来ますね。山口さん、この机とパソコン借りていい?笑」

このデスク&パソコンを使わないと資料データの関係で元職の仕事は出来ない、
それに提示された仕事は彼女には無理だろう?だから提案した周りで課長も部長も彼女に言った、

「山口さん、今日はもう帰っていいぞ?コレはこいつじゃないと出来ないしな、大丈夫だから、」
「せっかくの金曜に残らせて悪かったなあ、」

ホント女の子には優しいんだよね?笑

なんて思いながら現自席に戻って鞄とって、
元のデスクに座ったんだけど正面席=御曹司クンの席なことも以前どおりだった、

「…わー久しぶり?」

そんな台詞でパソコン越しに笑った御曹司クン涙目だった、で、長い夜が始まった。

これがブログトーナメント

とりあえずココで一旦切ります、続きあるけど反応次第でラストで、笑
第77話「結氷8」校了@雪の奥多摩2、次は短編かAesculapiusの予定です。
この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるバロメーターにもしてるので。

眠くなったけど取り急ぎ、笑



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