萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

Short Scene Talk 初夏某日6―Side Story act.21

2014-07-07 21:17:11 | short scene talk SS
未来点景@或る初夏の夕暮2
side story第77話+XX日後



Short Scene Talk 初夏某日6―Side Story act.21

「周太、俺そろそろ帰って良い?バイトあるんだ(笑顔)(ってホントは時間まだあるけど宮田さん可哀想だし)」
「ん…あ、ごめんね賢弥、この本借りて僕も帰るね(いきなり賢弥ひっぱりこんじゃって悪かったよね英二もう帰ったかな)」
「俺もコレ借りてくよ、今夜ざっと読んで考えまとめてくるな(宮田さんまだ待ってるんだろな多分きっと)」
「ん、僕も読んでくるね(でも家帰ったら英二いろいろくっついてくるかも明日は休みだとか言ってた気がするし嬉しいけど困るけどでも照)」
「周太、なんか顔赤いけど大丈夫か、喘息?(もしかして機嫌悪かったのって具合悪いのかな)あ、貸出スミマセン、」
「あ、ううんだいじょうぶちがうよ?照(また顔赤くなっちゃった僕どうしていつもこうなのかな)…貸出お願いします、」
「はい、どうぞ?(笑顔)(この子いつもよく来るわよね一緒の子もそうだけどって今日は女の子は別行動だわね)」
「ありがとうございます(笑顔)(帰ったら英二なにしてるかな今夜はお素麺だから支度すぐ出来るけど)」
「お、周太、あれ宮田さんじゃないか?ほら階段のトコ(やっぱり待ってた可愛いな宮田さん)」
「え…あ、照(英二ったら)」
「あ、周太!(満面幸笑顔)(周太だうれしい今夜は絶対一緒に帰りたいから)」
「ほら宮田さんだ、じゃあ周太またなー笑顔(あんなに嬉しそうで可愛いな宮田さん)」
「え、あ、賢弥また明日、(賢弥行っちゃったなんか英二このまま顔合わせるの気まずいけど)」
「周太、おつかれさま(幸せ笑顔)(なんか顔赤くなってる可愛い周太なんだろ)」
「…おつかれさまですずっとここにいたの?(1時間ずっと待ってたのかな)」
「うん、この本読んでたんだ、フランスの詩人で登山家のだよ?(フランスのなら周太も知ってるかも共通話題また増える喜)」
「ん…あ、それ書斎に原書があるよ?お父さんが好きだったの、(同じの英二も読んでるなんか嬉しいなって甘い顔しちゃうとまた)」
「そっか、俺も原書で読めるようになりたいな。周太も本借りて来たのか?(本の話題は周太機嫌良くなってくれるから)」
「ん、ちょっと植物の数列のことおさらいしようと思って(興味もってくれるのなんか嬉しいけどでもそれより)ね、英二?」
「なに周太?(満面笑顔)(なんだろう周太なにかリクエストか嬉しいよ周太)」
「あのね、どうしていつも勝手に迎えに来ちゃうの?あまり学校に来たらダメって言ってるのに、(ほんと困るの女の子集めちゃうから守衛さんに変に想われてるのに恥ずかしいしそれにほんとは嫉妬しちゃうから照)」
「ごめんな周太、でも今日は赦してよ?今日は七夕だろ、だからどうしても迎えに来たかったんだ(別嬪笑顔)(星だって今日はデートの日だし喜)」
「今日はとくべつ?(って英二ったらそんなこと)英二、ふだんそんなに年中行事とか言われないと思い出さないクセに良い様に利用しないで?」
「え、凹×泣(って周太)そんな事言わないでよ周太、俺だってクリスマスとかバレンタインとかちゃんとしてるだろ?(周太こそバレンタインくれないクセに泣って言いたいけどそれは言えない言ったら一生絶対にもらえなくなる泣)」
「ん…(そうだよねクリスマスとかバレンタインとか記念日系は僕よりしっかりしてるけど照)英二、さっさとかえるよ(ツンデレ顔)」
「え、喜(よかった一緒に帰ってくれる)うん周太、車そこに停めてるから買物いっぱい寄れるよ、スーパー行くか?(別嬪笑顔)」



台風来襲ってニュースずっと言っていますけど、大丈夫ですか?

Aesculapius「Saturnus18」校了しました、
その続きか短編かナンカUP予定ですけど体調イマイチなんで順延かもしれません。

気分転換がてら取り急ぎ、




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雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚145

2014-07-07 15:23:09 | 雑談寓話
雨の涼しい日になってます、旧暦七夕こそは晴れると良いなと。
予定より遅くなりましたが休憩合間UPします、楽しんでもらえてたら嬉しいんですけけど、



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚145

新規プロジェクト初飲み会@11月終わりの金曜夜、
誘われて途中参加した同僚御曹司クンとの帰り道、コーヒー屋に座った。
もう23時になるころ、けれど店内たくさん笑っている空気どこかノンビリで週末らしい安堵感が居心地よかった。

もう12月になるな、〆終わったら元所属に帰れるのかな?

そんなこと思いながらマグカップ啜って、
慌しい日続き=寝不足眠いなってカフェテーブルで御曹司クンが笑った、

「こういうの久しぶりだなー前におまえが座ってるって良いなー」

ほんとご機嫌だよね?
って貌して言ってくるからついSった、

「これ飲んだら帰るから、後は一人でガンバレな?笑」
「そんな意地悪言うなってばもー他ルートなら俺もまだ帰れますー拗」

なんて言ってきて、やっぱりな思いながら笑った、

「やっぱ終電したのは直通だけなんだ?笑」
「終電は終電だったもんねーほんと久しぶりに話せて嬉しいんだからさ、も少し一緒したいじゃん、拗」

拗ねながら悪びれないで言ってくる、
そんな顔は楽しそうだけど寂しそうで、こういうの困るから言ってやった、

「そんな拗ねてる場合じゃないだろ、おまえん家の会社に帰るの遠くないんだろうにさ?」

御曹司クンは実家の会社を継ぐ、もうじき帰ることになる、そしたら「久しぶり」が当り前。
そんな未来予想は解りきっているから笑って、けれど御曹司クンはむくれた。

「だから戻りたく無くなってんの、おまえと一緒の職場でいたいもん、おまえウチの会社に来る気なんて無いんだろうし、拗」

よく解ってる、だから今ここにいる。
そんな言葉にあっさり笑ってやった、

「仕事は自分の自由意志で選ぶよ?笑」
「そういうの解かってるから今は一緒にいたいんだろ、あー帰るのヤダ後継ぎ辞めたい、拗笑」

拗ねながら笑って言ってくる、その言葉は本音いくつも噛んでいる。
本当に「後継ぎ辞めたい」のは「一緒にいたい」からだけじゃない、そう解るから言ってやった、

「おまえ本当は、後継ぎっていう立場自体が嫌なんだろ?結婚しなくちゃとか優秀にならないとーとか義務バカリが嫌で、笑」

そういう義務だらけで御曹司クンは育ってきた、その辺の事情もう解かる。
こんなふう話すようになって1年以上もう経ったな?そんな時間に御曹司クンも笑ってくれた、

「おまえホントよく解かるよなー最初に喋った時からずっと解かってくれてる、いつも嬉しー、笑顔」

解かる、って言われることはこっちも嬉しい。
けれどこの「解かる」が感情の温度差も生んでいて、だから先詰まってしまう。
これからどうするか?そんなこと考えるから言ってみた、

「メールとかあまり返せなくなるかも?プロジェクト大詰めだし、暇あったら睡眠とるか勉強したいから、笑」

嘘は言っていない、でも本当は時間少し作るくらい出来るだろう?
だけど今こうして「久しぶり」が日常になっているならコノまま距離とる方が良い、
そうして疎遠になれば御曹司クンも周囲を見られる、そうなってから考えたいって思ってた、



とりあえずココで一旦切ります、続きあるけど反応次第でラストで、笑
Aesculapius「Saturnus18」加筆ほぼ終わり、校了したら続きUP+短編なにか掲載する予定です。
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休憩合間に取り急ぎ、



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