よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

四万十から巨匠来訪。

2016年04月08日 | 農家ブランド


前夜のひどい雨があけたものの、肌寒い1日でした。

そんな中、高知より四万十ドラマ畦地社長、デザイナー梅原さんがやってきました。

震災で、沿岸部に手仕事を、と思いついた新聞ばっぐ。

海の手山の手ネットワークが四万十から教わってスタートし、

これまで累計10万枚を製作、販売して来ました。

今も北海道・ロイズコンフェクトから頂いた注文を中心に仕事は続いています。

5年が経ち、東北は東北なりに新聞ばっぐプロジェクトは進行していて、また四万十の方法、歩み方がある。


そのあたりを中心に、じっくりと話をさせて頂くべく、こんな方々と場を共有出来る機会はなかなか無いので色んな仲間にも声をかけたいところでしたが、あえて私とカミさんでじっくりと時間を共有させて頂きました。

とても濃密で、本気で、そして、楽しい時間。

なかな言えなかったことも含め、全部思うところをすべてぶつけられた貴重なじかんでした。

これからまた、四万十と東北、で新聞ばっぐの持つ可能性を広げていきたいと思います。




今日は海山始まりの地。ちょうど5年前の今の時期、沿岸部の方々と時間をともにし花見した佐藤農場も行きました。

梅原さんがずっと言ってるのはどういう時代であっても一次産業がしっかりと根付き、価値をもってないとあかん!その上で二次化、三次、六次化だろ!というところ。そこがものすごく共感出来るので、佐藤農場の広大な梅を見ながらそんな話が出来たのは良かったです。



そして、もう一つ目的をもって、なんとお二人が我が家にも寄ってくれました。

納豆をつくりたい、と3年前に大豆・くるみ豆を栽培しているのですが、

栽培初年度に食べて頂いた納豆を「うまいやないかっ!」と梅原さんが気に入ってくださり、

ちょうど呑んでいる席でもあったので「んで、ラベルお願い出来ませんか!?」と調子にのってしまったコトバをしっかりと覚えててくださり、

梅原流・まず現場を見て話を聞かなすすめられん!

ということで畑を案内させていただき、どういう農業をやりたいのかなど話させてもらいました。



なんとも貴重、恐縮でした。




鳴子で美味しい酒で気持ちいい夜でした。