岩出山を一望出来る中心部、城山公園にて桜まつり。
今年の春のほっかぶり市はこちらを会場に16,17日行いました。
ほっかぶり市は土曜のみ。
天気に恵まれて桜も満開でいうことなし!
小さい頃、親に連れられ来た頃はそれはそれは敷地内は場所取りのブルーシートがぎっしりで賑やかだったなぁ~、という記憶。
そこから桜も老木になり、病気になり、なかなか手入れもまわらず咲かない、、と聞いてたわりに
「思ったより咲いてるじゃないですか!」
と尋ねたら「こんなに咲いたのは10年ぶりだよ」という答え。
まるでこの日を迎えるのを祝福しているかのよう。
ことの始まりは昨年から始まった まちづくりミーティング。
宮城大学も関わり、同年代、いわゆる若手が中心にこの街をどうする?とスタートした話し合い。
とはいえ「まちづくり」というとなんとなく話し合いばっかりでやった気になってチャンチャン、ではつまらないし関われないな~と思って始まった。
んでも一回目から「いわでやま」といえばやはり中心は城山公園、そこを再生しよう!
「そうだ! 城をもう一度建てようではないかっ!」
と若手が言い出したところから面白くなり、一応真面目にそれを目標にスタート。
ほっかぶりJAPANとしては町内の商工会、地域づくり委員会の方々を始め、町中の組織の方々との共同事業は始めてでしたが、宮城大学の方々もうまくサポートしてくれて今回のスタートになりました。
そして、城建設、の前に「城山を核に街を盛り上げよう!」という意識を地元のみんなで共有できるようにと、桜の再生から始めることにしました。
スタートイベントということでオープニングでは植樹も行いました。
また、さらに植樹、手入れのためにこれまた岩出山といえば「竹」。
その竹を”ツール”として活用していこうと去年からもりあがり、今回「バンブーカフェ」もスタート。
竹はうちの山から切り出し、みんなで時間を作って加工しました。
カフェではコーヒーカップとして使い、コーヒー豆も仲間の古川・茶房クレインのショウコねーさま特製「バンブーブレンド」。
会場ではビアジョッキとしても販売し、こういう器の売上の一部を桜の再生資金にしていきます。
夕方には石崎屋・ジョージくんの音頭で竹ジョッキで乾杯の儀式も。
ワークショップでは「サンドブラスト」のワークショップもあり。
これは面白い。時間があればやりたかった。こんなに精巧に模様付けできることに驚き。いろいろ出来そう。
容器作りをして出た端材を使って子供たちに絵を描いてもらい、
これまた岩出山初、政宗公の像に宮城大学のチームがプロジェクションマッピング。
足元を子供たちが描いてくれた絵で竹灯篭。
どうかな、と思ったけれどもとても素晴らしかったです。
いろいろやれましたが、これは色んな組織が協力したからこそ出来た。
という意味では新しい一歩。
関わりが拡がっていく、という意味では大きな一歩。
いろいろと勉強させていくところも多いので、楽しみながら協調していきたいです。
四季折々にやりたいね、という具合で進行してるので次は”夏の陣”。
やっぱり竹は使う予定。お楽しみに。