よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

くるみ豆脱穀大詰め。/よっちゃん納豆は5/28ほっかぶり市で見納め?

2016年05月16日 | 農家ブランド

曇天の週明け。

午前はカミさんと2人で散髪に行きました。

おらはいつも安いカット屋さんで終わり、

だったんだけれども、今年地元岩出山に帰って美容室を始めた女の子が居て、

直売所にあいさつに来てくれたので一回行ってみたら美容室!な雰囲気が苦手なオラでも大丈夫だったので、今日が2回目。

面白いマンガも勧められ長居してしまいました。。。




今年はなんぼが早めにスタートした筍なので、なんぼが早く旬が終わるのかなと毎日それなりに焦りつつ地道に作業。

茹で上がった時のあま~い香りがなんかに似てるとは思いつつ出てこなかったんだけれども、

昨日カミさんが言ったのがピッタリきた。トウモロコシの茹でた時のにそっくりだ。あーすっきり。





「オイオイ! たけのこ掘り今日はどーしたんだっ!?」とばかりに立ち上がるチョビを尻目に、

明日から天気が崩れそうなので今日は山は休みくるみ豆の脱穀作業。まだやっています。

今日で終わるかと思ったらあまかった。











あっちもこっちも手シゴトづくしで米用の千歯こぎが壊れたので、竹で手打ち脱穀。

仕上げに唐箕にかけて、締めは夜なべの手選別。。。

来月にはくるみ豆もシーズン4なので、特上の豆から種を取ります。これを続けてこの我が家の豆の味に。


これまで「よっちゃん納豆」という名前でやってきましたが、次回5/28日のほっかぶり市での販売が最後かもしれません。。。。

「デザインするなら現場を見んとあかんっ!感じんといかんっ!」がポリシーの梅原さん先日わざわざ畑を見に来てくれて

風景から考えなど諸々聞いて下さったので、今年はいよいよ梅原デザインの納豆に変わるかもしれませんっ!楽しみです。







明日は休みにして、温泉で療養してきます。


よっちゃん筍の会に向け、和の親方来訪。

2016年05月15日 | 農家ブランド

本日も晴天なり日曜日。


昼ごろ、仙台国分町・仙台地物屋 炉だん 親方夫婦ご来訪。





チョビが出迎えし、すでに山に入ってたので、お茶も出さずに失礼しましたが

そのまま筍たっぷり掘り掘り体験して頂きながら、筍や山の話をさせていただきました。



単に素材としての 筍 を使ったよ、というだけではなくって、

生産者、料理人が仕掛けるのだからこそ、それぞれが感じる旬や風景を伝えられたらいいですね~という話で盛り上がりました。

そんな《よっちゃん農場 たけのこの会 岩出山コラボスペシャル》




こちら、うちの筍山を堪能して頂いた 炉だん の親方が存分に腕を振るってくれます。

美味しい日本酒も、せっかくなので 〇〇 で呑みつつ楽しい時間にしたいと思っています。

今回は、今うちの筍営業をパワフルに頑張っていただいてる方など、生産者を取り巻く方々も参加してくれる予定ですので、酔っ払いつつ濃密な時間になると思います。

ぜひお時間あるかたのご参加お待ちしておりますよ~!

日時:5月26日 19:00~

会費:6000円(筍と岩出山コラボフルコース・おいしいお酒飲み放題付)

申し込みは定員に達し次第締め切りますので早めに頂けると助かります。

Facebookやってる方はこちらから。https://www.facebook.com/events/166164713781806/

Facebookやってない方は私までご連絡ください。tougarashi315@gmail.com



お待ちしております!





うちに戻ると見下ろすメル。



あら伊達な道の駅農産物出荷組合工芸部会「手しごと舎 実演即売会」開催!

2016年05月14日 | 農家ブランド


今朝は110キロの生筍注文いただき、朝起きれるか心配で2時間しか眠れず。

無事に終えられてよかった。




朝は強めのにわか雨で驚いたが日中は穏やかに晴れて助かった。



工芸部会長なもんで、直売所として生産者(作り手)としてどういう方向へ進んだら良いんだべがぁ~と、昨年から試行錯誤。

それで辿り着いた小さな一歩。昔、販売会としてイベントをやったことがあったけれど、

お客さんをいかに呼ぶか、売上をどうするか、といろいろアタマでばかりでみんなで疲れてやめちゃった。

んで、10年の時を経て、ゆる~く一歩を仕切りなおし。



直売所の会員がそれぞれいつも出荷している商品をお客さんに直接見てもらう場をつくること。それだけ。

そこで何を感じるか、を集めて進んでいこうという主旨。

私は現在工芸での出品物はないのでプロデューサーとして総指揮役。

いい時間でした。

部会員ではないけれど、となり町加美町から釜神様を掘る職人さんをスペシャルゲストに迎えて、

ゆっくりと、興味を持っていただけるお客さんとの会話が出来る時間が作れた気がする。

売上、ということではまだまだ先な感じだけれども参加者からは「やってよかったー!」という声をもらえたので次に繋がる。

出荷者同志も会議など以外はゆるく交流する機会もないので、それもよかったようだ。

商品は違っても交わることで何かが活きてくるはず。

私自身役に追われてあーだこーだとやってきたけれど、それぞれとじっくり話せたのは貴重でした。


今日一番人が途切れなかったのは大好きな農家・地域の大先輩、齢83歳のマサヒコさんの「木彫り独楽コーナー」





家の周りの木をナイフで切り出して独楽を作った。

「自分が昔やったこと、知恵を少しでも伝えたい」と、イベントの打ち合わせから一番ノリノリで、自身もやる気満々で協力してくれた。

中央ホールはお客さんが食事をしたりするスペースもあり、家族連れも多かった。

やったことがなく、んでも勢いよく廻る独楽に興味はありつつ遠慮する子供たちも、一回やりだすと面白くてとまらない。






こういうことで子どもたちとおじいちゃんに接点が出来て伝え合う姿はすばらしいと思う。

この独楽、最初はこういう形だった。



桜、ミズキなどの木を削りだしただけだっけど、達人のマサヒコさん以外はうまく回せない。。。

何度か重ねた会議の中でそんな意見が多く出たら次の機会に見事に解決してきた。

独楽の上部に、もったいなくて取っておいたという自分の家の茅葺き屋根で100年屋根を支えた竹を思いだし、

独楽の径に合ったものを探して貼り付けたら、重心が安定し遠心力も出て子供でも廻せるようになった。すばらしい。

ゲーム機よりよほど面白いから子どもたちは夢中だ。

となりの見知らぬ子どもがうまかったら意地になる姿もかわいらしい。

次回はケンカゴマ大会やりたいねーと皆で盛り上がった。



そんな独楽。

なんの形に見えますか?原型。



最初はヒモを引っ掛けるための段差だよなぁ~とも思ったけれど、ナニの形に見える。。

マサヒコさんは昔からこの形を作り、地域でも作られてきたものだというが、

よくよく聞いてみるとやはり。

通称「へのゴマ(コマ)」というらしい。「へのこ」とは方言で男性のナニをさす。

そしてなんと、マサヒコさんが傍らのバッグをごそごそして取り出したのは、、、



まさに キングへのごだ(笑)一同爆笑。んでも、ちゃんと、、廻るんです。。。

んでは「道祖神ゴマ」にするか!?と盛り上がる。

しかしさらによくよく聞くと、地域の文化がちゃんとあり、やっぱり健康、子孫繁栄、商売繁盛にと祀られてきた。

あら伊達の近くの集落に住むマサヒコさんちの近くには道祖神を祀る神社があり、

その昔は子供が調子悪くなったりすると、そこからミニ道祖神を借りてきて、

病の子供に撫でさせたという。

そして身体が良くなったら、借りてきた道祖神に加えて、借りた側の家でもひとつ自作して、

二個を神社にお返しするという風習があったという。いい話。

そしたらやっぱり 「へのゴマ」だな、この地域らしく、と落ち着いた。

大会、マサヒコさんのため、地域の子供達の為にも真面目に企画したいので、次回の理事会に提案するつもり(笑)

おもしろい。



そして、私的には一番楽しみにしていた時間。

昼ごはんの後のちょっとした時間に藁細工を習った。



昔の米俵の両端のフタ部分 「さんだわら」 というのを昨年家で道具を見つけ、

会う人会う人に聞いて回っても編める人がいなくてネットで動画を探し見よう見まねでやってみてたが、

そこ!そこ! という大事なところがいまいちわからないでいた。

灯台下暗しとはよくいったもので、今回のイベントの話をポツリポツリとマサヒコさんに話す機会に聞いたら

「なんだやぁ~~、おらぁ百姓。昔それでひと冬5、6十万稼いったんだどぉ~」

ということに。

今日教えてもらうのを楽しみにしていたのだ。





もう見とれるほどの手さばきだった。

自分がいかにど素人レベルか思い知らされるほど、流れるような仕事。おみごと。



私が用意してったワラがあまりいいところでなかったのに、編みが美しい。

いろいろとコツも教わったので忘れないうちにやろうと思います。



いい1日でした。










たけのこ続く / 明日は道の駅へ /よっちゃん筍の会

2016年05月13日 | 農家ブランド



気持ちよく暑い1日。

疲れが溜まってきてるけど休んでもいられない。



順調に瓶詰め製造中。

加工場にあま~い香りが充満。鮮度が良くないと出ないにおい。

明日は早朝から仙台向け生採り100キロ!ありがたい。




日中はあら伊達な道の駅におります。



生産者で考えていくイベントに育てたいので、長い目でみて少しずつやっていきます。

何も余計な演出はする気も余裕もないのですが、

なにより、作り手に会いにぜひお立ち寄りください。




そして!

今年もやります!

よっちゃん農場たけのこの会! in 仙台地物屋 炉だん!

https://www.facebook.com/events/166164713781806/


5・26日です!



今回は岩出山コラボ。

同級生 ふるさと地鶏の会の有精卵、そして、今や宮城を代表するハムやさんジャンボンメゾンも参加のスペシャル企画。

和の親方がどう 旬の筍 と合わせるのか楽しみです。

ぜひお時間ある方ご参加ください。一緒に呑みましょう。

定員になり次第締め切りますのでお早めに!

前回のセリの会ではちょっと呑みすぎたので、、、気をつける、、、つもりです。。。








たけのこDAY再開。

2016年05月12日 | 農家ブランド

昨夜は4回目のスタジオ練習。



デビューが来月にいよいよ迫り、焦る。



毎晩ちょこっとでもと練習するも、なかなかうまくなんない。あたりまえか。。。

んでも出来るだけやるのみ。








筍まみれの日常が再開。

今日は早朝に卸し用のを朝堀り。

昨日も商談し、来週からは卸先がさらに増えそうな気配。

とにかくやれることをやってみる。






午後は上條さんと茹で用を掘る。

雨続きで山の風景も一変。

一気に新緑が広がってきた。もう追いつかないくらいの筍の出方。

生売り用、茹で用、間伐し廃棄するもの、と選別が必要になってきた。

こっちもで見る限りをやるのみ!




走る!