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新型コロナワクチンの有効性は95%か?・・・その差は0.77%と考えることもできる

2021年05月08日 | 健康・病気
 ファイザー社のワクチンは、95%の割合で有効だという。

 その計算は、次のようになる。

 約2万人(正確には、もう少し多くて21,720人だが、ややこしいので、2万人とする)がワクチンを接種し、

 約2万人(正確には、21,728人)がプラセボ(ワクチンではないもの)を接種した。

 つまり、ワクチンを接種していない人としていない人が、それぞれ約2万人いる。

 そのうち、ワクチン接種者からコロナ陽性反応が出たのが8人。

 ワクチンを接種していない人からは、コロナ陽性反応が162人出た。

 その差は、162人-8人=154人

 この154人をワクチン未接種者162人で割ると、

 154人÷162人=0.9506・・・(95%)

 95%有効となる。

 これは、陽性反応が出た人を割合で見た場合に、ワクチンが有効という主張である。



 なるほどである。8人と154人の差は大きい。



 ただ、違う見方もできる。

 陽性反応が出なかった人の割合で考えてみる。

 ワクチン接種者 約2万人のうち、8人が陽性反応者

 つまり19992人は陽性反応がでていない人となる。


 ワクチン接種していない者 2万人のうち、162人が陽性反応者

 つまり19838人は陽性反応がでていない人である。


 陽性反応が出ていない人を割合で見ると、次のようになる。

 ワクチン接種者のうち、陽性にならなかった人19992人を、ワクチン接種していない者のうち、陽性にならなかった人19838人で割ってみる。

 すると、次のようになる。

 19992人÷19838人=1.00776・・・・(100.776・・・%) 

 つまり、ワクチン接種していないと、0.77%位の割合で、陽性反応になる割合が高くなると言うことだ。

 言い換えると、接種しなくても、陽性反応は0.77%位しか増えないと言うことにならないだろうか。




 確実に言えることがある。

  
 「ワクチンは95%有効である」ということは、マスコミも製薬会社もいうだろう。

 しかし、「ワクチン接種しなくても、陽性反応は0.77%しか増えない」ということは、決して報道されることはないだろう。

 今のマスコミは、「コロナは怖い」「ワクチンは有効である」という情報のみを流す。




 しかし、流さない情報にも目を向けることこそが重要であると考えている。



 マスコミが流さない情報というのは、例えば・・・長くなってきたので、続きは明日書きます。 
コメント
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