Running On Empty

Pretenderの備忘録

ミリオンダラー・ベイビー

2005-07-03 22:26:36 | 映画
今更という感じですが、ロードショーが終わる前に。
日曜日の最終回ということでガラガラと予想していたに、50人以上いたのではないか。
アメリカ人が好きなボクシング映画だと思っていたら、ボクシングは導入で、そのあとの話がメインでした。
確かに、考えさせられるしんみりとした映画ですが、何が言いたかったのかは正直わかりません。
日本では森鴎外から何度も問われてきた尊厳死の問題?
ボクシングだけでなく、血のシーンが生々しく多すぎます。
教会の無力さに対する痛烈な批判はあるのでしょう。
エンディングはまだしも、娘とのかかわりとか、もう少し語っても良かったのではないか。前半のボクシングのシーンが多すぎたのかなあ。輝いているヒロインを前半に描くことが後半との好対照にはなるのですが。
イーストウッドは歳をとったと思う。ダーティーハリーから30年以上経ってるのだから当たり前か。
これをオスカーにしたハリウッドの人々はどこに一番の理由を見出したのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする