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Pretenderの備忘録

義経千本桜 社会人のための歌舞伎鑑賞教室

2005-07-20 22:57:26 | 歌舞伎
河連法眼館の場
猿之助門下による宙乗りも含めた上演
最初に笑三郎、春猿による解説。二人とも女形なので、バランスがどうか。まあ基本的な音とか、舞台について、わかりやすく解説。ちょっと物足りなさもあるが。
河連法眼館は、5月に音羽屋バージョンで。勘三郎襲名だったので豪華キャストだった。右近の忠信は、声が上ずったり、割れたりと、表現も含め、芝居としてはイマイチであったが、早代わり、えびぞり、その他、40のでぶになりつつあるおっさんにしては身のこなしは軽く、見世物としてはよかった。僕は二階の前から二番目の、左端のブロックの中央より通路の席だったので、宙乗りが横を通っていき、中も見えたりして楽しかった。笑也の静、段治郎の義経、もうフレッシュという年代でもないのに、芸の重さが感じられない。
今週は高校生の鑑賞でなく、小中学生向けにもやってるようで、入門としては面白くていいかもしれない。

コメント
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