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Pretenderの備忘録

ブラームス 至高の室内楽?

2005-07-06 22:00:51 | 音楽 Classic
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調
ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調

徳永二男 ヴァイオリン、伊藤恵 ピアノ

徳永さんが、かなり鳴らしているという印象がある。もう少し、抑えても良かったのではないかという気がしないでもない。伊藤さんの抑えた伴奏はうまいと思う。前にピアニストの人で、「私は伴奏はうまいと言われるが、自分にこそスポットライトが当たらないと嫌だ」と言った人がいた。伴奏が本当にうまかったかもなぞだ。その情熱と、少しの謙虚さがあれば、伸びたと思うが、後者がまったく欠けていたために伸びなかった。演奏に人間性が出てしまうと、それを隠せるだけのテクニックがなかったと言うことだ。伊藤さんは、人間性なのかテクニックなのかわからないが、伴奏を聴いていてうまいなあと思う。
二番の第一楽章はちょっと、徳永さんが不安定になったかなと感じる箇所があった。
アンコールは3番の第二楽章。ゆったりとした部分である。

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