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Pretenderの備忘録

新宿 ラーメン 白龍館

2005-08-12 23:24:39 | グルメ
夏になるとどうしても食べたくなるラーメンがある。夏に、例えば桂花ラーメンを食べるというのは、それなりの覚悟がいるようなところがある。この白龍のラーメンは、夏に恋しくなるさっぱり味。
ビルの再開発で、西新宿の十二社通りのビルの地下に、欧州風の趣の構え
オススメはトマト湯麺1050円。サラリとした野菜でだしをとったようなスープにトマト、セロリ、青梗菜、その他野菜と、肉が載る。さっぱりとした味付け、トマトの酸味がスープと見事に調和し、なんともいえない美味しさ。これは他ではお目にかかれないだろう。焼き餃子も美味しい。

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We Will Rock You

2005-08-12 23:00:59 | 芝居・ミュージカル・バレエ
僕はクィーンをリアルタイムで聞いていた世代である。最近、ドラマ主題歌とかでクィーンが使われたりするのは、同世代がプロデューサーになってきたからだと思う。数年前に、ニルソンやドン・マクリーンがCMに使われていたこととも平仄が合う。

正直、あまり期待しないで行った。ストーリーとかも何も予備知識なしで出かけた。
ストーリーはロックの再生というちゃんとしたものがあり、ちょっとビックリした。ちょっぴりばかげた未来の話だが、前半はそれなりに面白い。後半になるとひたすらクィーン礼賛になり、We are the Championsと歌って、傲慢とか顰蹙とか言われた20数年前を思い出したりした。BryanMayが悦びそうなストーリーなのだ、笑。曲はクィーンの曲が全編に流れ、歌詞はストーリーにあわせて適当に変えてある。ロック好きにはたまらない台詞がたくさん出てくる。ロックの偉大な先達の名前や曲が次々と出てくる。頑張って字幕で訳していたが、やはり訳し切れない表現もあるし、おとしているかなというところもある。ある意味、ロック史をたどるようなところもあり、そうであるならば、全曲クィーンである必要はなく、ロック史に残る名曲で作ったらどんなにか良かったかと思ったりもする。この辺が自分たちをチャンピオンと言ってしまう彼らのセンス、笑。
歌手のレベルは結構いいと思う。声を良く出ていたし、ロックからバラードまできちんと歌いこまれていたと思う。いろいろな曲を作っていたよなあと改めて感慨があった。
装置も、それほど凝ったものではないが映像も使って、楽しませてくれる。コマ劇場のスペースの関係か、バンドが舞台の左右に分断されたのはちょっと気の毒。シンセのお兄ちゃんが指揮とかしてたんで、片側にはみえないのかな。
日本に対するサービスも満点で、日本語も出てくれば、画像に尾崎が出てきたりもする。
聴衆の年齢層はばらばら。50過ぎの人もかなりいたし、20代もいた。これはドラマのお蔭だろう。
コマ劇場は初めてだった。ちょっと横に広すぎるかな。この舞台をもしブロードウェーに持っていくと、小さく感じると思う。イギリスはどこでやってるのかな。クィーンというバンドはイギリスで出てきて、日本で本格的に火がついて、その後、アメリカというバンドだから、ブロードウェーより先に日本というのは戦略的にありだと思う。ただ、ストーリーがどこまで受け入れられるかなというのはあるかな。
フォレスト・ガンプという映画は、主人公が生きる時代につれて、その時代を反映するロックを流し続けた。このミュージカルで歌われないが、台詞に挿入される曲名、アーチスト名はまさにロック名鑑であり、ラップや電子音楽に違和感を感じているわれわれの世代にとっては、忘れていたものを思い出させてくれ、元気を与えてくれるようなミュージカルだ。それはロックンロールの精神であり、エネルギーだ。


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