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Pretenderの備忘録

吉例顔見世大歌舞伎 昼の部

2008-11-09 20:19:32 | 歌舞伎
歌舞伎座 1階1列12番

一、通し狂言 盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)
 序 幕 佃沖新地鼻の場
 深川大和町の場
 二幕目 二軒茶屋の場
 五人切の場
 大 詰 四谷鬼横町の場
 愛染院門前の場

 薩摩源五兵衛 仁左衛門
 芸者小万 時 蔵
 六七八右衛門 歌 昇
 出石宅兵衛 翫 雀
 お先の伊之助 錦之助
 芸者菊野 梅 枝
 ごろつき勘九郎 権十郎
 廻し男幸八 友右衛門
 内びん虎蔵 團 蔵
 富森助右衛門 東 蔵
 家主弥助 左團次
 僧 了心 田之助
 笹野屋三五郎 菊五郎


二、玩辞楼十二曲の内 廓文章(くるわぶんしょう)
 吉田屋

 藤屋伊左衛門 藤十郎
 扇屋夕霧 魁 春
 若い者松吉 亀 鶴
 女房おきさ 秀太郎
 吉田屋喜左衛門 我 當

盟三五大切、仁左衛門が初役で源五兵衛。それなりの凄みも出て、菊五郎の三五郎と時蔵の小万と安心感がある配役。残虐なものをきれいに見せるのも歌舞伎だということを再認識させてくれる。
復活が昭和51年で、当時、初代辰之助、孝夫時代の仁左衛門、玉三郎が演じた。当時は30前後。そう考えると、海老蔵、染五郎、に亀治郎、菊之助あたりで今やったらという話だろう。。。

吉田屋、伊左衛門の拗ねた感じは80近くなっても、藤十郎の芸を見せる。夕霧以外は上方で。



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