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Pretenderの備忘録

世紀末ウィーンとシェーンベルク

2008-11-08 23:32:55 | 音楽 Classic
東京文化会館 小ホール J列37番

東京文化会館舞台芸術創造プログラム

入り口で、めがねを渡された。演奏に先立って300インチのスクリーンに3D立体映像が映し出されるそうでそれを見るため。それがNHKアートというNHKの関係会社で、受付もその人たちのためのものがあった。また、そのアートのためだろうか、なかなか開演しない。開演すると、今度はめがねが足りないから映像を二回やるという。われわれはコンサートに来ているのであり、立体映像を見に来ているのではないのだが。。。映像は大友監督によるナビゲーションで約15分。これを二回見せられるのだからたまらない。一度であれば、親切な解説であり、良かったと思うが。

浄夜 op.4
ヴァイオリン 矢部達哉、双紙正哉
ヴィオラ 鈴木学、篠崎友美
チェロ 山本裕康、宮田大

月に憑かれたピエロ op.21
指揮 村上寿昭
ソプラノ 幸田浩子
ピアノ 相沢吏江子
ヴァイオリン、ヴィオラ 鈴木学
チェロ 山本裕康
フルート、ピッコロ 小池郁江
クラリネット、バスクラリネット 伊藤 圭

浄夜は美しく、心に染み入る演奏であった。
月に憑かれたピエロは難解であったが、幸田さんは頑張って歌っていた。最後に指揮者が難解でしたかと聴衆に語りかけ、笑いを誘っていた。

コメント
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