浅草 洋食 神谷バー

大混雑。
桜の季節だから。
老若男女が。ただ、団塊の世代らしきいくつかのグループも、初めてのような会話だった。

電気ブランを食前にいただき、ひれかつとご飯で、1250円。特別美味しいわけでもないけど、まあ、和食で洋食が似合う店だ。

平成中村座 四月大歌舞伎 夜の部

1階2列11番


小笠原諸礼忠孝

通し狂言　小笠原騒動（おがさわらそうどう）

　　序　幕　明神ヶ嶽芒原の場より
　　大　詰　小笠原城内奥庭の場まで

　　　　　　　　　　　　岡田良助／林帯刀　　中村 橋之助
　　　　　　　　　　犬神兵部／飛脚小平次　　中村 勘九郎
　　　　　　　　お大の方／小平次女房お早　　中村 七之助
　　　　　　　　　　　　　　　隼人妹小萩　　坂東 新　悟
　　　　　　　　　　　　　　　　　林数馬　　中村 国　生
　　　　　　　　　　　　　　　良助母お浦　　中村 歌女之丞
　　　　　　　　　　　　　　　米屋市兵衛　　笹野 高　史
　　　　　　　　　　　　　　　　大石百介　　片岡 亀　蔵
　　　　　　　　　　　　　　小笠原豊前守　　坂東 彌十郎
　　　小笠原隼人／奴菊平／良助女房おかの　　中村 扇　雀
　　　　　　　　　　　　　　小笠原遠江守　　中村 勘三郎

2009年に南座で観て以来。
南座よりもさらに小さい小屋で、迫力はあった。
水車の場面は水がかかった、笑

犬神兵部を、橋之助から勘九郎にというのは、この芝居が、橋之助が猿之助から言われて復活させたものから、変貌しつつあることを示している。
橋之助は、私は嫌いではないが、上手いとは思わない。ただ、凡庸な善人と、色悪を上手くなってほしいと願っている。仁左衛門のレベルまでいかないとしても、そこが目指すべき地点だと思う。
悪人の犬神、そこそこだったような気がするのだが、それを勘九郎。彼は芸達者だが、悪人はまだまだだ。彼が芸域を拡げる稽古に付き合ってる感じがする、笑。

月並能

宝生能楽堂　中正面　に　6


能「右近」シテ金森秀祥、ツレ野月聡、佐野玄宜、ワキ野口敦弘、アイ野村扇丞
狂言「苞山伏」野村萬、野村太一郎、野村万蔵
能「加茂物狂」シテ今井泰行、ワキ大日方寛
能「藤戸」シテ佐野由於、ワキ工藤和哉、アイ山下浩一郎

右近、幽玄を感じさせる舞台。シテが予定と変更になった模様。
苞山伏、短いものだったが、楽しい狂言で、これならば学生に見せてもいいのではと思った。

歌舞伎があるので、ここで退出。