Amazonプライムで配信、1900円は安いと思う。過去の図夢歌舞伎は、1時間前後で一回、3000円くらいだったことを考えると。
今回の方が、よく練られているし。
また、原作が前川で、構成が杉原という、外部の若きバリバリのスタッフを入れている。
口上は忠臣蔵では猿弥だったが、今回は弘太郎が。
前川得意の時空を超える原作にコロナ禍を反映させ、土下座や詫びろ、deathを入れ込み、過去に使った親子ネタも相変わらず。原作は、観れなかったのを覚えている。
画像は昭和のセットのドラマを観てるようなレトロな感じ。
前川作品を歌舞伎にしてみたという感じ。歌舞伎で観る必要は必ずしもない。歌舞伎っぽさがあまりないのだ。
正月の娯楽としては楽しめた。
前川知大 原作『狭き門より入れ』より
市川猿之助 監督・脚本・演出
杉原 邦生 構成
戸部 和久 脚本ル
藤森圭太郎 監督
《 出演 》
弥次郎兵衛 松本幸四郎
喜多八 市川猿之助
時枝浅之助 市川中車
伊月梵太郎 市川染五郎
五代政之助 市川團子
葉刈五郎 市川猿弥
彼方岸子 市川笑三郎
鳩 市川寿猿
口上人形 市川弘太郎(声の出演 )