新国立劇場小劇場
作:アントニー・シェーファー
演出:吉田鋼太郎
出演:柿澤勇人 吉田鋼太郎
出演:柿澤勇人 吉田鋼太郎
最後のちょっとした後味の悪さは仕方ないのだけど、面白かった。昔見た映画も見直したいと思った。
虚虚実実の駆け引き、スリリングな展開、どんでん返し。
安定の吉田。演出で言うと、PC利用等の現代に寄せると、防犯カメラあるんじゃね?って、いうのはあるかなあ。
柿澤は、舞台で何度か観てきたが、今回は身体能力の高さや幅の広さ、引き出しの多様さの片鱗を存分に見せる。三谷がホームズのあてがきをしただけのことはある。この人、ミュージカル俳優にカテゴライズされるんだよなあ。ホント、今後が楽しみ。
暗い世相の中での楽しいひと時であった。