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Pretenderの備忘録

宮田大 チェロ・リサイタル 《アメイジング・チェロ》

2021-01-09 20:35:46 | 音楽 Classic
正直、ミューザは好きでない。大き過ぎる、マーラーの8番を聴くイメージのホールだ。また、家から1時間かかる。今回、宮田大のコンサートがミューザしかなかったので、購入した。直前に、紀尾井ホールが売り出され、がっくり。
観客は50%というこだったが、全員を入れる列と、誰もいない列ということでやっている。市松模様ではない。この結果何が起きるかというと、演奏中以外はずっとしゃべっている方が散見するのだ。アナウンスや注意書きに、最低限の会話と書いてあってもお構いなし。マスクを取ってしゃべっている初老の紳士、いあこのマナーは紳士ではない、までいる始末。やはり、感染症防止の趣旨にあった人数制限は、市松模様で横の席は空けるべきだ。

演奏は素晴らしかった。特に後半のラフマニノフ、こんないい曲だったっけと再認識。そしてアンコールのリベルタンゴも痺れた。今回は当初予定のピアニストが来日できず、代役として初共演ということだったが、二人の息が合っていて、刺激的でもあり、良い時間を過ごせた。

ミューザ川崎

出演
チェロ:宮田大
ピアノ:福間洸太朗

曲目
グラズノフ:吟遊詩人の歌 op.71
リムスキー=コルサコフ:シェヘラザード op.35 より
「アラビアン・ウェーブ・ファンタジー」〜チェロとピアノのための〜(山本清香編曲)
レスピーギ:リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲 (小林幸太郎編曲)
1.イタリアーナ
2.宮廷のアリア
3.シチリアーナ
4.パッサカリア
ラフマニノフ:チェロ・ソナタ op.19

アンコール
リベルタンゴ
コメント
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