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Pretenderの備忘録

ダ・ヴィンチ

2021-01-06 23:31:55 | 読書
布施英利
 君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか 2005
 ダ・ヴィンチ、501年目の旅 2020

ルーブル美術館の夜を観る前後で、上記を読んだ。
2005の方は、人物編、美術編、科学編ということで、分かり易い入門書となっている。筆者の専門である解剖学の視点からの分析も散りばめられ、知的刺激に溢れる本だ。
2020は、まさにルーブル美術館の夜が対象とする展覧会を含む、ダ・ヴィンチの作品についての解説を含む。私的なエッセイ風の旅行記の体裁となっていて、好みはあるだろうが、私はそれはあまり面白いと感じなかった。ダ・ヴィンチ愛はわかるが、専門家としての分析をもっと入れ込んで欲しかった。ダ・ヴィンチとあまり関係ないことも旅に入っていると脈絡なく書かれていてやや苦痛である。他の書籍との重複を避けたのかもしれないが、他の書籍を読んでいない読者を開拓するというのが重要ではないか。

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ルーブル美術館の夜 ― ダ・ヴィンチ没後500年展

2021-01-06 19:46:40 | 映画
ルシネマ

ルーブルで開催されたダヴィンチの展覧会を学芸員が解説してくれる、贅沢なリモートの美術の旅。
絵画の成り立ちや科学的分析、そして彼の人生等を解説してくれる。

モナリザの来日と同時開催をしていた科学者ダヴィンチ展は行った、子供だったが印象に残っている。
たまたま、風神雷神を読んで、ダビンチの偉大さを感じたのも最近。
絵画に限れば、フェルメールよりも作品数が少ないという。フェルメールもあと少しまで来たが、ダヴィンチの絵を見る旅もしてみたいと思った。


2020年/製作国:フランス/4K/5.1ch/カラー/デジタル/フランス語上映/日本語字幕/95分
© Pathé Live
監督: ピエール=ユベール・マルタン / 制作:パテ・ライブ / 広報協力:ルーブル美術館
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン
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