毎年、1月2日は浅草で初芝居、3日は国立でというのがここ10数年の年中行事であった。
2日の浅草は中止だったので、昨日は歌舞伎座へ。
今日は、国立に出かけたが、初日のお楽しみはない。
開演は12時だが、例年11時前に開場する。10時くらいに到着するも、大行列。そして、挨拶(理事長挨拶をダラダラ歌舞伎の内容についてやられると興ざめ、経済人も年を取るとダメだなアと思うことも少なくなかった)。菊五郎、時蔵、松緑、菊之助の挨拶があって、鏡開きとなり、その酒を枡でもらって一口飲むのだ。そして、獅子舞があったり、舞台からの手拭投げがあったり。これらは全て中止された。
演目の最初に三番叟 、萬太郎が厳かに踊る。後半日程は右近らしい。
この演目は2011年に上演したものを再構成してだという。
正直、全然覚えていない、(笑)。
菊五郎劇団の正月の復活狂言は、猫とか蜘蛛とか音羽屋系のものが多いなアという程度の印象。今回は、人を減らして、時間も短縮したということだろう。
菊五郎は、昨年の歌舞伎座でも感じたが、以前より元気。
時蔵、松緑はしっかり。
菊之助もきちんと持ち場をこなす、敵役も演じるが、立役が最近増えていて凄みが出てきたか。
菊五郎劇団の顔見世、こんな状況でもみんな元気そうで良かった。
福森久助=作
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
国立劇場美術係=美術
序 幕 相馬御所の場
二幕目 第一場 羅生門河岸中根屋座敷の場
第二場 同 花咲部屋の場
三幕目 第一場 二条大宮源頼光館の場
第二場 同 寝所の場
大 詰 北野天満宮の場
尾 上 菊 五 郎
中 村 時 蔵
尾 上 松 緑
尾 上 菊 之 助
坂 東 彦 三 郎
坂 東 亀 蔵
中 村 梅 枝
中 村 萬 太 郎
市 村 竹 松
尾 上 右 近
市 村 光
市 村 橘 太 郎
片 岡 亀 蔵
河原崎 権 十 郎
坂 東 秀 調
市 村 萬 次 郎
市 川 團 蔵
坂 東 楽 善
尾上菊五郎=監修
国立劇場文芸研究会=補綴
国立劇場美術係=美術
序 幕 相馬御所の場
二幕目 第一場 羅生門河岸中根屋座敷の場
第二場 同 花咲部屋の場
三幕目 第一場 二条大宮源頼光館の場
第二場 同 寝所の場
大 詰 北野天満宮の場
尾 上 菊 五 郎
中 村 時 蔵
尾 上 松 緑
尾 上 菊 之 助
坂 東 彦 三 郎
坂 東 亀 蔵
中 村 梅 枝
中 村 萬 太 郎
市 村 竹 松
尾 上 右 近
市 村 光
市 村 橘 太 郎
片 岡 亀 蔵
河原崎 権 十 郎
坂 東 秀 調
市 村 萬 次 郎
市 川 團 蔵
坂 東 楽 善