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Pretenderの備忘録

吉例顔見世歌舞伎

2014-11-15 23:52:21 | 歌舞伎
昼の部 3階1列46番
夜の部 1階17列19番

昼の部

一、寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)
   
三番叟      染五郎
三番叟      松 緑
千歳      亀 寿
千歳      歌 昇
千歳      米 吉
翁      我 當

二、井伊大老(いいたいろう)
井伊大老邸の奥書院より 
桜田門外まで
   
井伊大老      吉右衛門
お静の方      芝 雀
昌子の方      菊之助
薩摩浪士 有村次左衛門      歌 昇
水戸藩士 斎藤監物      種之助
水戸藩士 佐野竹之介      隼 人
老女雲の井      歌女之丞
中泉右京      桂 三
水無部六臣      錦之助
長野主膳      又五郎
仙英禅師      歌 六

一谷嫩軍記
三、熊谷陣屋(くまがいじんや)
   
熊谷直実      幸四郎
相模      魁 春
堤軍次      松 緑
亀井六郎      廣太郎
片岡八郎      種之助
伊勢三郎      廣 松
駿河次郎      隼 人
梶原平次景高 幸太郎改め高麗五郎
藤の方      高麗蔵
白毫弥陀六      左團次
源義経      菊五郎
夜の部

平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演
一、御存鈴ヶ森(ごぞんじすずがもり)
   
幡随院長兵衛      松 緑
東海の勘蔵      彦三郎
飛脚早助      権十郎
北海の熊六      團 蔵
白井権八      菊之助

二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
   
武蔵坊弁慶      染五郎
源義経      吉右衛門
亀井六郎      友右衛門
片岡八郎      高麗蔵
駿河次郎      宗之助
常陸坊海尊      錦 吾
太刀持音若      金太郎
富樫左衛門      幸四郎

三、義経千本桜(よしつねせんぼんざくら)
すし屋
   
いがみの権太      菊五郎
弥助実は三位中将維盛      時 蔵
お里      梅 枝
梶原の臣      亀 寿
梶原の臣      萬太郎
梶原の臣      巳之助
梶原の臣      隼 人
弥左衛門女房おくら      右之助
若葉の内侍       萬次郎
鮓屋弥左衛門      左團次
梶原平三景時      幸四郎

翁、米吉の品格は忠臣蔵の判官ができるのではと思わせる風格。
井伊大老、想定内。
熊谷陣屋、どうしてああ大仰に演じるのか、幸四郎。

鈴が森、菊之助は今後も演じていくのだろう。
勧進帳、これがハイライト。開始前からの緊張感。
劇評では染五郎の努力を誉めていた。それはそう思う。ファンとして、不安と期待、40過ぎて高麗屋が弁慶をやることを思う。
工夫していた。化粧、衣装、最大の課題の声の使い方。
吉右衛門の義経も素晴らしかった。富樫の幸四郎はいま一つか。
ファンとしては喝采と今後を見守りたいが、そうでない人からはどう見えるのか。いろいろと考えさせられた。

すしやは、手がたい配役。

夜の部の1階の後ろの方のマナーの悪さは本当に参った。団体か。





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