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Pretenderの備忘録

Chaplin KABUKI NIGHT

2019-12-13 22:38:14 | 歌舞伎
国立大劇場

チャールズ・チャップリン生誕130年
チャールズ・チャップリン=原作『街の灯』より
木村錦花=脚色
国立劇場文芸研究会=補綴
大野裕之=脚本考証
大和田文雄=演出

蝙蝠の安さん (こうもりのやすさん) 

蝙蝠の安さん          松 本 幸 四 郎
花売り娘お花 坂 東 新  悟
上総屋新兵衛 市 川 猿  弥
井筒屋又三郎 大 谷 廣 太 郎
海松杭の松さん 澤 村 宗 之 助
お花の母おさき 上 村 吉  弥
大家勘兵衛            大 谷 友右衛門 

チャップリンの作品の歌舞伎化は、映画の日本公開前からだったという。
結構長いものを、途中、文楽のように義太夫に語らせて短縮したり。
喜劇であることを重視しているのだろう、話の筋と必ずしも関わらない場面もきちんと入れて、笑いを取っている。最後がジーンと来るだけに、そういう楽しい要素も大切だろう。

この十二月は、歌舞伎座で白雪姫、演舞場でナウシカ、そしてこの街の灯。勘三郎が亡くなって、新作の試みが今年は三谷歌舞伎もあった。ナウシカは最初からち行く予定がなかった。すぐに売り切れたし。新しい歌舞伎ファンを獲得するための努力ではあるが、どういうアプローチが良いのかは、数年後に何らかの検証があって欲しい。オペラの取組みは参考にならないのだろうか。

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