ヤギさんたちのいる柿畑も2,3日前から取り入れが始まっています。 人もやとって、例のおばあさんも選別作業のお手伝いをしています。ほんとに働き者。
今日は出かけたついでに「柿の里」として有名なT地区へ足を伸ばしてみました。 ここは愛宕柿の生産日本一なんです。日曜日、テレビのローカル番組でこの地区の様子が紹介されていましたね。
T地区へ続く道の両側はなだらかな斜面の柿畑ですが、下の方はすでに取り入れが終わっていました。
少し上の方で、 脚立の上に立って収穫しているところを見つけました。 堂々とカメラを向けるのはどうも・・・・
こっそりと撮らせていただきました。
うちの柿も脚立に登って取ったんですよ。 脚立は・・・・怖いです。
最近よく見かけるようになった高所作業車。 電気工事などで使っている作業車のミニ版です。 こんな機械を2台も3台も持っている農家があるそうです。これだと楽ですね。でも乗っているのは男の人ばかり。
採った柿はその場で選別して大きさ別にコンテナに入れます。 これはほとんど女の人の仕事です。 コンテナの上に台ばかりなどを置いています。 ときどき、高校生くらいのお嬢さんが作業していたりします。おしゃれも何もしてないけどいい感じです。
T地区は手入れの行き届いた柿畑が広がって、さすがだなと思います。 うちのほうでは荒れ果てた果樹園が増える一方ですのに。
しかし、
やはりうち捨てられた柿畑がありました。
渋抜きの愛宕柿は、関西方面では高値で売れるそうですが、ここ数年価格も下落気味だそうです。 うちの子たちも皮を剥いてまでは食べないと言います。おいしいのに~。
昔から「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるくらい、柿はビタミンが豊富らしいのですが、「ダイエットにきく」 のなら売れるでしょうねえ。
わたしの経験では、甘いおいしい柿は、食べば食べるほど太ります。
でも、根強いファンもいるらしいですよ。
ここでは道ばたという利点を生かして柿を直接販売しています。そして干し柿用に、コンテナに1杯、2杯と買っていく人がいるようです。
信号待ちで横目で見ていましたところ、見るからに町の人らしいご夫婦が買っていくところでした。
最近では需要拡大のため外国へ売り込むこともしているそうです。 がんばれ柿農家。