あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

すずめも寒いと思うけど

2008-12-09 01:21:25 | 生き物

 一週間前はこんなにきれいだったうちのもみじ



 すっかり葉が落ちて、今日は落ち葉掃きをしました。 今朝は田んぼに薄氷が張っていたそうです。


 急激に最高気温が13度も下がった土曜日の夕方、



 手前から4つめの山まで雪が来ています。  近くの山に雪が降るととても寒いんです。 石鎚山はもっともっと遠く。 雲がかかって見えませんが雪をかぶっていると思います。


 そんな中


 この間建てたハウスの温度管理に苦労しております。 
 天気のよい日中は30度近くまで上昇、夜間は10度以下になります。 最低7度は保ちたいので夜ヒーターを入れますが、この間から調子が悪くて・・・・ 朝温度計を見たら最低温度が5度!       ヒーターが燃えなかったみたい。  ミラクルフルーツの葉が赤く縮かんできました。 胡蝶蘭も葉が黄色くなってピンチ

 業務用の本格的な暖房機なら温度設定をしておけば自動的に火が燃えたり消えたりしてハウス内を一定温度に保ってくれるし、そのほうが燃料も少なくてよいのですが、残念ながらそれはとても高くて買えません。 夫がもらってきた古いヒーターでぎりぎり温度を下げて我慢しています。 なので、毎朝ハウスを覗き、温度計を見る、ヒーターを切る、シートを巻き上げて風を通す、これが日課になっています。


 さて、ハウスを建てて2日目のこと。
 朝、ハウスの戸を開けると、ばたばたと何かが飛び立ちました。 
 すずめです。  すずめも暖かいハウスの中で夜を過ごそうと思ったのでしょう。 夕方ハウスに入っていたのに気づかずに閉じこめてしまったようです。
 あわててカメラを構えましたが、すばしっこくて写せませんでした。 ちゃんと戸を開けて、側面も隙間が開いているのに、出口を見つけられないでいます。 もう、放っておきました。


 次の日、戸を開けると今度は2わのすずめ。
 一羽はすばやく開け放した戸口から出て行きましたが、もう一羽はなかなか逃げ出すことが出来ず、昨日と同じ大騒ぎしたあげくに出ていきました。


 3日目


 なんと!



 写っているのは半分ほど。10羽近くいたと思います。夫がハウスを閉めてくれたのですが、なんでこれに気づかなかったのか?
 ばたばたと暴れ回るすずめをカメラで追いかけましたが、残念! レンズが曇ってすべて湯煙状態の写真しかありませんでした。 この写真は、まだレンズが曇ってない、1枚目の貴重な写真です。


 すずめにも要領のいいのと悪いのがいるようです。 要領のいいのは素早く戸口から出て行きました。 次々と仲間が逃げて、最後に残ったすずめはやみくもにあちこちにぶつかります。  くちばしを開いて、それはもう必死の顔なんです。 ちょっと感覚をとぎすませば、冷たい風が吹いてくるのがわかるのに~。


 4日目 すずめはいませんでした。
 5日目 また4羽ほど


 それ以降、ぱたっとすずめは入ってこなくなりました。 あの急激な寒さのやってきた日にもです。 こんな時こそ入っておれば暖かいのに。
 すずめは死ぬほど怖い思いをして学習したに違いありません。 この白い建物は、朝になっても出ることが出来ず、やがて怖い人間が入ってくると。 そして、仲間にも知らせ合っているのでしょうか。 


 「あそこへは近寄るな」


 そうでなければ、入れ替わり立ち替わり違うすずめが入ってくるはずなんですが・・・・ どうやって知らせるんでしょう。 昼間群れてさえずっている、あの鳴き声が情報交換なのでしょうか。 わたしにはどれも同じ、意味のない鳴き声に聞こえますけど。


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コメント (6)
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