年末年始、ぶじこは出勤のためぶじおくん一人が実家の和歌山へ帰ります。
帰省でいつも頭を悩ますのがおみやげ
和歌山の産物っておもいっきり愛媛とかぶってるのよね~
みかんは常に首位を争っているし、梅もこちらには評判のいい梅干しがあって和歌山と張り合っています。 おまけに和歌山は柿の生産も多いんですって。 新鮮な魚介類も双方が豊富でー
う~ん、何にしよ?
向こうからはお歳暮においしい地酒が届きました。 やはり、全国版ではない、その土地でしか買えないブランドがいいですね。
というわけで、この間テレビのローカル番組で紹介された、ここへ行ってきました。

山のふもとのさびしい所にありました。
近くに農場があってそこで育てた自家製の豚肉(ももくり豚)を使ったお食事のできるレストランです。 ここに同じく自家製のハムソーセージが売っているのです。
ソーセージはハーブ入り、チーズ入り、激辛、いろいろあります。 ハム、ベーコンも。

ソーセージは普通のとチーズ入りを。 小さい丸いのは、ハムではなくてなんとか・・・ 食べたことないけどおいしいと信じて。 右端のがロースハムです。 かたまり肉がそのままハムになっています。 試食をしましたが、しっかりとした歯ごたえでおいしかったです。
我が家用に、チーズ入りソーセージと、冷凍の生ソーセージを買って帰りました。
たまたまうちに大手メーカーのソーセージが買ってありましたので、食べ比べてみました。
まずは添加物
ももくり豚のほうが少ないです。
共通して入っているのは、発色剤、酸化防止剤、リン酸塩
大手メーカー製にはさらに保存料とPH調整剤が加わっています。
つぎに原材料
ももくり豚の生ソーセージは、豚肉、天然塩、ハーブ、香辛料のみ
チーズ入りはチーズと砂糖が加わります。
大手メーカーのは、豚肉、豚脂肪、結着剤としてデンプン、大豆蛋白、さらに水飴、食塩、香辛料、ベジタブルブイヨン、蛋白加水分解物、チキンエキス、ポークエキス、ラード、調味料 
最もシンプルな生ソーセージに比べると大手メーカーのソーセージの方がおいしく感じます。たくさんの材料をうまく組み合わせて、肉本来のおいしさではない、別のおいしさを作り上げているのですね。 さすがです。 結着剤と呼ばれるまぜもののせいか、歯触りは柔らかく、子どもからお年寄りまで万人向きでしょう。 でも、
これでいいのか?
この味になれてしまうと、肉本来のおいしさがわからなくなってしまいそうです。
ももくり豚のほうはよけいなまぜものがない分、しこしこと固めの歯触りで、特にチーズ入りは大手メーカーに負けないおいしさです。 ハーブ入りの方は砂糖が入っていない分、あっさりとしています。
お値段
大手メーカーの製品の方が安いです。 でも、安全・安心を買うと思えばももくり豚のほうも妥当なお値段だと思います。 うちのような小人数の家族なら、ソーセージ2回買うところを1回に減らして、ここのを買うのもいいかな、と思いました。
わたし、リピーターになりそうです。 ぶじおくんのご家族にも喜んでいただけるといいなあ。
応援ありがとうございます