数日前から、ニワトリ小屋のたった1羽のにわとりが卵を産んでくれます。 ほぼ毎日産むというすばらしさ。
このニワトリ小屋に、傷ついたにわとりを戻すことにしました。 ニワトリ小屋は、2羽が暮らすには十分広く、もう集団でいじめられることはないでしょう。
底のないケージに入れられていたにわとりを小屋まで歩かせていって、入り口でケージを持ち上げて放してやりました。 なんだかよたよたと戸口にはい上がり入っていきました。 やっぱり足腰が弱ってたかなあ?
ニワトリ小屋の先住人(鳥)、どうしたでしょう?
すぐに近寄っていって、傷ついたにわとりの目の近くをつついたのです
なんであんたがここにいるの?とでも言いたげな先住人と、ひたすら恐縮している風情の傷ついたにわとり。
やっぱり一緒にするんじゃなかった。 でも、もうつかまえられません。
傷ついたにわとりがえさを食べようとすると、即近寄っていってそれを食べようとする先住人。
ならば、と、えさを別々に置いてみました。 すると・・・・・
先住人は最初に置いたえさをがつがつと食べ、すぐさま次の場所へやってきてまた食べようとします。これでは傷ついたにわとりは食べることができません。
大根の葉を差し出しても、まず先住人が右手のを食べるから、左手のは傷ついたにわとりにあげようとするのですが、すぐさま左のも先住人がつついてしまいます。 傷ついたにわとりが一口食べる間に先住人は5口は食べます。 先住人は元気です。 毎日卵を産むところを見ると、まだ若いのだと思います。 それにしてもいじわるだこと。
えさが足りないわけではないのです。 ただただ欲張りに他のものには食べさせないのです。
傷ついたにわとりが気がかりなまま3日目がきました。
今朝、えさをやりに行くと、
なんと、2羽が初めて並んでえさを食べました。 そして巣箱をのぞくとー
卵が2個!
大きいのは先住人が、小さいのは傷ついたにわとりが産んだに違いありません。
よかったあ~ ようやく落ち着いたようです。
気弱な優しいにわとりが産んだ小さな卵。 卵さえもいとおしくなります。
30分ほどして様子を見に行くと、先住人はとっくに食事をすませていましたが、傷ついたにわとりがまだえさを食べていました。 食べるのが遅いなりに時間をかけて十分食べているみたいなので安心しました。
生き残った、たった2羽のにわとり。 仲よくしてね。
たばごは、夜にお好み焼きに入れて食べました。
これは先住人が産んだ卵。 白身まで盛り上がっています。 新鮮でぷりぷりの卵です。
そして小さな卵の方はー
黄身がありませんでした