これは何でしょう。 雪を見に出かけたときに、レストランの売店で売られていたものです。
しいたけが生えてくる木なんですよ。 お味噌が入っていた樽の上に置いています。 このおけにいっぱい水を入れて一昼夜どっぷりとつけておいたものです。
この木を買うとき、「これがいい」と選んだ木がどれもこれもテーブルにぺたっと張り付いて、「ここから離れるのはいや」と言いたげでした。あれこれ持ち上げて、やっと離れたのを買って帰ったのですが、
裏を見て納得。
白く見えるのがしいたけ菌だと思います。 これが木のテーブルにまで繁殖していたんですね。 もしかしたら、くっついて離れなかった木のほうが、菌の勢いがよかったのかもしれません。 無理矢理引きはがしたらよかったかな?
白い丸いものはこんなになっています。 発泡スチロールでふたをしていますね。
山の学校にいたとき、しいたけ栽培をしたことがあります。 クヌギの木に深さ2センチほどの穴をあけ、そこにしいたけ菌の繁殖しているコマというものを打ち込むのです。 こどもたちにとってはなかなか楽しい作業でした。 校舎の裏の湿気の多い場所に置いておくと、大きなしいたけがにょきにょきはえてきてすごかったです。
別の学校で同じことをしましたが、こんどは待てど暮らせどでてきません。そのうち地衣類などの別の菌が繁殖してー。 別の菌が繁殖するとしいたけ菌が負けるんだそうです。
あれこれ対策はしたもののついにあきらめた頃、初めてのしいたけが出てきました。 菌を植える作業をしたこどもたちが卒業して1年もたってからのことでした。
しいたけなんて放っておけば出てくると思っていたわたしの認識不足でした。 良い条件の元でなければできないんですね。
気になるのはうちのしいたけ。 木に青カビが出てきたんです。
カビに負けるな、しいたけ菌!
5日目、そのふたが持ち上がってきました。 よかった。 説明書によると、10日以内には生えてくるそうなので、順調です。
これが1番よくでています。
それから10日後、もうりっぱなしいたけに。
今朝のしいたけです。右側のは直径が7センチありました。 そろそろ食べごろ~
丸くって張りがあって、しっかりしたしいたけです。 でも、食べるのもったいないなあ。 お花の鉢を買ったと思って飾っておきましょうか。