びっしりと茂ったアサガオの葉
これ、たった3本植えているだけなんですよ。 窓のひさしの高さまで伸びて乗り越えようとしています。
ところが、こんなに立派に育ったのに、ひとつも花が咲かないのです。 夏休みなのにねえ。
アサガオと言えば、夏休みの宿題の定番でしょう。 毎朝花の数を数えたり、蔓の向きが右巻か左巻か調べたり・・・・ 小学1年生でもちゃんと花を咲かせることができる、簡単で丈夫な花の代表格ですね。
世話をしていた夫がいらいらしています。
「咲くかんのう。 よそ(他)よりだいぶ早う植えたんぞ~。よそはもう咲いとるのに~」
そうそう、農家にとってはよそより早いか遅いかは大事。
「鶏糞のやりすぎじゃない?」 と、わたし。
まだこの苗が小さい頃、根元にどっさりとペレット状のものがおいてありました。 わたしは野菜用の有機ペレットを置いているなと思ってたのですが、そうではなくて、それは鶏糞をペレット状にしたものだったのですね。
作物に鶏糞を与えるとよく葉が茂って大きく育つそうなのですが、大根などは苦みが出てくるとか。 そして、花類に与えると、葉が茂りすぎで花が咲かないんだと聞いたことがあります。 欠点を併せ持つ肥料のようです。 有機ペレットの方だと問題なかったのではないかとわたしは思っているんですが・・・
やきもきさせられたアサガオも2,3日前からようやく咲き始めました。
なぜか全部ネットの裏側です。 表からは全く見えません。
朝、起きたら窓を開けて覗いたら見えるんじゃないの~。 それもいいかもしれませんね。 この垣を作っている部屋は、畑側なので、誰一人見る人はいないのですから。
青い花です。 ところがこれも夫には不満だったらしくー
赤を植えたのにー
だそうです。
赤と青と両方なかったっけ?
いや、赤だけじゃ。
たしかこっちが青でこっちが赤と言ってたような。
二袋も種は買わんのじゃけん、赤だけじゃ。
これからますますこんなとんちんかんな会話が増えていくのでしょう。 ああ~
しぼんだのは赤い色をしてるんですけどねえ。
おまけ
草の中でルコウソウもやっと咲き出しました。 こちらは正真正銘の赤でございます。