南楽園に着きました。
南楽園は、たしか南予レクレーション都市構想の一環として、プールや遊園地、キャンプ場などとともに作られたと思います。 日本の都市公園100にも選ばれた四国最大規模の日本庭園だそうです。 前回ここへ来たのは子どもたちがまだ小学生だった頃、 実に20数年ぶりの再訪でした。
あのころ、ただ暑かっただけのように記憶していますが、今は木々が生長し、雨のせいもあってしっとりとした雰囲気の庭園になっていました。
雨は、強くはありませんが、写真でも分かるくらいの降り方です。 傘をさしたときは小さいIXYで、雨の止んだときや屋根の下ではパワーショットでと、二つのカメラで写しています。
この庭園は、海、山、里、町を表しているそうです。 このあたりは町のエリアかな?
池泉回遊式という様式の庭で、広い池をぐるっと散歩できるようになっています。 池泉回遊式といえば、岡山の後楽園もそうでした。 後楽園に負けず劣らず広く美しいです。
足りないものはひとつだけ、「歴史のロマン」ですね。 作られてからまだ30年立つか立たないかの若い庭園です。あと100年もたてば歴史の重みが加わるでしょうか。 それまでもつといいけど・・・・ 経営はなかなか厳しいと聞いています。
向こうにレストラン「はまゆう」と農村の民家を模して作られたお茶屋が見えます。 あのあたりは山のエリアです。
どこから撮ってもきれい~。
何か、見覚えがあるような~
木造屋根付きの橋です。 南予には、今も実際に使われている屋根付き橋がいくつも存在するそうですが、その一つを模したものでしょうか。
遠い昔に帰ったような懐かしい気持ちになります。
池から離れると、さっきまでの整然と木々が刈り込まれた広々とした眺めが消え、うっそうと暗い深山の様相になってきました。
「山の家」
峠の茶屋を模して作られたという休憩所です。 この奥には茶室がありました。
庭園をぐるっと半周したところで散策を切り上げました。 残り半分は海のエリアで、たしかこちらでは鯉が押し合いへし合い押し寄せるところがあったのですが、傘をさして歩くのはみんな気乗りがしませんでした。 それに、ここへ来た目的はほかにありましたので。
雨には降られましたが、南楽園まで行くことができてよかったです。
今日は朝からすごい雨と雷。 昨日の高速道路で降られたような雨が断続的に降り続いています。 夕方ちょっと止みましたが、また降っています。 このお天気が昨日だったら、とてもこのきれいな庭園を見ることはできませんでした。